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ぐるさん
2025-09-27 23:20:57
1483文字
Public
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9.27ふみりかワンドロ【テーマパーク】
ふみりかワンドロライ(@ fmrk_1draw)さんの2025.9.27お題をお借りしました。
こんばんは。ワールドセクシーアンバサダー、天堂天彦です。
突然ですが天彦は今、とんでもないセクシーに直面しています。
「あの時の理解、めちゃくちゃ面白かったな」
「それはふみやさんが紛らわしい言い方をしたからでしょう!」
つい先程帰宅し、さっきまでは天彦一人だけだったリビングのソファに座って話すふみやさんと理解さん。そのお二人の頭に、可愛らしいネズミのお耳が!
と言っても本当にお耳が生えている訳では無く、某有名テーマパークで販売されているカチューシャが着いたままだからなのですが、それこそがエクスタシー!
お二人がテーマパーク出た後そのまま帰りの電車に乗り、お互いに気付かず家に辿り着いてしまったミラクル!
「でも、めっちゃ楽しかったな」
黒く大きな丸いお耳を揺らしながら、ふみやさんは理解さんに向き直る。普段は何を考えいるか分からない紫色の瞳は、穏やかに目の前の人物を見つめる。
「
……
ええ!また一緒に行きましょうね!」
そんなふみやさんに対して、ニッコリと、晴れやかな笑顔を浮かべる理解さんの頭には、ふみやさんと同じ黒いお耳と、一緒に着いた赤いリボンが揺れている。
何というセクシーッ!もうテーマパークを出たいうのに、浮かれた状態でこの場に居るおっちょこちょい。
きっと今の私も含めて周囲の視線も集めただろうに、お互いに夢中で全然気が付かない熱烈さ。
そして何より、今日の思い出を語るお二人の柔らかくも輝かしい笑顔!!嗚呼ッ!!エクスタシー!!
しかしながら今、この悦びを身体から解き放てばお二人はきっと今の状況に気が付いてしまう!それだけは避けなければ!この素晴らしきセクシーをもっと見ていたい!かくなる上は
——
◇◇
「ねぇ、ふみやさん。天彦さんは何故さっきから私達の後ろで、無言でポールダンスをしているのでしょう
……
?」
「知らない」
某有名テーマパークから理解と家に帰り、のんびり今日の事を理解と話していたら、何故か天彦がポールダンスをしていた。
別に天彦が踊っているのはいつもの事なんだけど、無言なのが妙に気になる。普段なら「エクスタシー!」って叫んで理解に怒られる頃合だろうに。一体何があるんだ?
「何やってんだお前ら」
俺達が背後の天彦に気を取られていると、慧がリビングに入ってきた。
「猿!家に帰ったら手洗いうがいを
——
」
「ハッ!そんな浮かれた耳着けた奴に言われても説得力ねぇよ!」
「「耳?」」
慧の言葉に、思わず互いを見やると、テーマパークで買ったカチューシャの耳が視界に入る。
「あっ」
もしかして俺達、ここまでカチューシャつけっぱなしで帰ってきた?テーマパークからここまで結構距離あるけど?
「うわ恥っず
……
」
思わず零した言葉に、カチューシャを外しながら理解が答えた。
「つ、次に行った時は、気をつけましょうね」
恥ずかしそうな、照れ臭そうな笑みを浮かべる理解に、俺もつられて笑みが零れる。
慧がそんな俺達を見ながら、カチューシャを指差す。
「ま、何でも良いけどよ。それ、次行く時まで無くさないように
——
」
「エクスタシー!!!!」
「「「!?」」」
背後で突如天彦が叫び出し、いつもの謎の光が発生。ついでに毎度の事ながら服を脱ぎ、とうとう理解の笛と慧の怒号が炸裂する
——
よくあるカリスマハウスの日常。俺達の生活のワンシーン。
だけど一つだけ言わせてくれ。
「カチューシャ、気が付いてたなら最初に言えよ」
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