Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
ortensia
2025-09-27 20:56:53
732文字
Public
傭リ
Clear cache
Export ePub
こじ傭と人形?のリが兄弟として扱われる謎時空奇譚。リは喋らない。
The Town of Lightに母から友達として貰った人形を怖がる少女が出て来る。
顔を一度も見ないうちに父は戦争で死に、母もついこの間死んだ。
遺されたおれは気付けば孤児院に入れられ、気付けば何が気に入られたのか知れないがそれなりに裕福な家に引き取られた。
引き取られた先のご夫婦は、子供の出来ない家庭らしく、おれは一人息子として迎え入れられたらしい。
それにしてもご主人は仕事で家を空けてがちらしく、おれは専らご夫人の相手をするのが役目のようなものだった。
ご夫人はなかなか帰らない夫への寂しさからか、今までは人形を我が子のように世話していたらしい。
兄弟として紹介された、人形の兄とでも言うべきか、しかしその人形が、なんとも不気味に思えた。
ご夫人が生きた人間のように扱うからか、それとも夫人と遊び過ぎて目が取れて仕舞ったのかそこには窪んだ目の跡だけが有り、兎に角おれにはその人形がどうにも気味悪く思える。
寝る時はベッドに一緒に入れられるし、その時どうしてもその人形がこちらを見ている気がする。その目の無い窪みが影って黒々しく見える。
それに夫人は、唐突にジャックが病気になって仕舞ったと言って、おれに一緒に人形の看病をするように言って来る。おれは人形を付きっきりで見守り、高熱も無く息の荒さも無い人形のそばに居た。
そんな奇妙な日々を送って居たある日、ご主人が全く帰って来なくなった。それからご夫人は、ご主人が外で子供を作っただのなんだの言って、錯乱し出した。この家では子供は出来ないて聞いていたが、ご夫人はその外の子供とやらをおれ達の兄弟に据える気はさらさら無いらしい。
ご主人は帰って来ない、ご夫人は暴れたあとぴたりと動かなくなった。
おれは唯一の兄弟を連れて家を出た。
ジャックにはおれがついて居る。
—————————————————————
いつもリアクション絵文字等ありがとうございます。
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内