青色
2024-09-22 14:07:34
7431文字
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燭鶴

鶴丸が女体化した話と光忠が女体化した話の二本立てです。わりとギャグです。苦手とかもあるかと思って折りたたみにして最初に注意書きしてます。タイトルをタップすると続きが見れます。

大変!本丸で女体化バグが発生しちゃった!


鶴丸が女体化した話(大胆だったり恥ずかしがったりしている鶴さんがいたり、すけべの匂わせがあったりする)ここをタップして続きを見る

 丸一日かかった遠征を終え、本丸に戻ってきた光忠の姿を見て、太鼓鐘貞宗が駆け寄ってきた。
「みっちゃん!大変だ!鶴さんが」
 貞宗の言葉を聞いて光忠は自分の顔が険しくなるのが分かった。自分の恋人に、何があったのだろう。

「鶴さんに何かあったの」
「それがさ、本丸にバグが発生して鶴さんが女になっちまったんだ」
……えっ?女の子に?女の子の身体ってこと?」
「そうなんだよ。だから今から部屋に戻ったらその状態の鶴さんがいると思うから、事前に伝えておいたぜ」

 気が利くだろ?と貞宗は得意げにしている。確かに事前情報はありがたい。いきなり女性になっている鶴丸に出くわしていたら光忠は仰天して大慌てしただろう。もっとも、その反応のほうが鶴丸本人は面白がりそうだが。
「貞ちゃん、ありがとう。心の準備をして向かうとするよ」
 じゃ、俺は内番行くから、と去っていく貞宗に手を振った光忠は、とはいえ女性になった恋人に対する心の準備ってなんだ?と首を傾げながら自室へと向かった。鶴丸とは同室なので、必然的に彼(彼女?)と顔を合わせることになるだろう。
 部屋には人の気配があり、鶴丸がいるようだったので声をかけた。

「鶴さん、入るね」
 部屋へ入ると鶴丸は何やら書類を書いていたところのようだった。先ほどの貞宗の話によればバグの状況について報告を命じられているらしく、その作業をしていたのだろう。

「お!光坊じゃないか!聞いて驚け!今朝起きたら俺は」
「女の子になってたんでしょう?」
「おい、なんでもう知ってるんだ。帰ってきたきみを驚かせようと思っていたのに」
「貞ちゃんが教えてくれてね」
「貞坊のやつ……

 驚かせようとしたのが失敗してひどく残念そうにしている鶴丸のそばへ、光忠は近づいた。近づいて、まじまじとその姿を観察する。髪型や声音はいつもの鶴丸だ。そのほかの見た目も、こうしているかぎりでは普段と同じに見える。

「でも、本当に女の子になってるの?あんまり変わらないね、その、……上半身、とか」
「いや、そうでもない。けっこう変わってるぜ」
 鶴丸は隣で立ちあがって見せた。そうして立ちあがったにも関わらず、座っている光忠と目線があまり離れなかった。小さくなっている。女性の中でも小柄なほうのサイズ感だ。なぜ女性のサイズ感が分かるかといえば、この本丸の審神者が小さい女性だからである。
「このとおり身長がかなり縮んでいてな。そのせいで俺自身の装束がどれもこれも着られなくなった。それで主が学生時代のジャージを貸してくれたんだが」
「なるほどね、それでそんなダサ……、いや、シンプルな格好してるんだ」
 奇妙な色のジャージを着ているなとは思っていた。なんだその、蛍光紫みたいな色は。鶴丸が着ているからぎりぎり事故っていないが、普通の人間が着たら事故だろう。

「ただまぁ、光坊の言うとおり確かに胸なんかはあんまり変わらないよな。下着が必要なほどのサイズじゃなかったんだ。一応、今はサラシを巻いてはいるが……、すまん」
「えっ、なんで謝るの」
「いや、胸がしっかりあればきみをパフパフとしてやれたんだが……、せっかくだしな」
 パフパフ、と鶴丸は無駄に身振りをつけながら言った。いや、実演しようとしなくてよろしい。
「急におじさんみたいなこと言い出さないで。そもそも僕にそんな願望はないからね?……それに、鶴さんは胸がないほうが絶対いいよ」
「ほぅ、光坊は貧乳派か」
「そうじゃなくて!鶴さんなら胸がないほうが好きってだけ」
 なぜか勢いで自分の好みを暴露してしまった。失言だった。失言だったが、それはそうと鶴丸はまんざらでもなさそうだった。

「いやそれにしても、女性の身体というのは興味深いぜ。股に下げてるものがないから、重力を感じない」
 先ほどから立ったままの鶴丸は、ほら、と言いながらズボンと下着を下ろそうとしたので、光忠は慌ててその手を抑えた。
「えっ、待って待って。今脱ごうとしたよね?え?」
「いや、ここにブツがないのを見せようと思ってな」
「いやいや、いやおかしいでしょ。見せちゃだめだよ。まさかと思うけどこれほかの誰かに対してやってないよね?」

 光忠の恋人は男性である鶴丸だが、この本丸には女性が性的対象の男士だっているのだ。鶴丸がほいほい露出していたら風紀がめちゃくちゃになってしまう。

「人を露出魔扱いするな。きみが相手だからやってるんだ。そういう仲だろう」
「それはそうかもしれないけど……
「ま、いいか。また夜に見せることになる」
「夜?」
 なんで夜?見せるって?と光忠が首を傾げていると、再び腰を下ろした鶴丸がやれやれと首を振った。なぜか察しの悪い扱いをされているような気がする。
「なにとぼけてるんだ、この身体でも当然するだろう?慣らさなくても濡れる穴があるんだぜ?試すしかないだろう」
「いやいやいや、いや、ちょっと待とう、ね?それはだめな気がする」
「なぜだ、ものは試しというだろう」
 せっかくの女体だぞ、と鶴丸は強く主張している。さも光忠に得があるみたいな口ぶりだが、この人は純粋に自分の女体を自分で楽しみたいだけなのだ、たぶん。
「いや、……だめでしょ、……なんかそれって浮気だよ。鶴さんに対して」
「今の俺も鶴さんだが」
「いやなんか違うんだって……

 鶴丸はめげずに誘いつづけたが、光忠はその誘いに頷かなかった。最終的に押し問答になったものの、光忠は折れなかった。
「まったく!きみは品行方正がすぎる!光坊の堅物!にぶちん!あんぽんたん!」
「あはは、ひどい言われよう」
 隣に座っている鶴丸が肩パンしてくるのを光忠は苦笑して受け止めた。鶴丸の拳は通常、けっこう痛いのだが、体格が小さくなっているからなのか、今の拳は全然痛くない。
「あのね、バグが起きてるってことは鶴さんの状態が変になってるってことだから、そういうことをして何か不具合が出るのを僕は心配してるんだよ。だから、ね?試してみたい気持ちはわかるけど」
 光忠が穏やかに諭すと、一応、鶴丸は納得したようだった。バグが長引いて、戦に出られないのは困る、と呟いている。

「しかし光坊は相変わらずいつも優しいな。せっかくだし夜のこと以外で何か、この身体できみにしてやれることがあればいいんだが」
 何かしてもらいたいことはあるか、と鶴丸は尋ねた。彼(彼女?)なりの気遣いなのだろう。バグがあっても転んでもただでは起きない、それがこの人である。

 光忠には、実はちょっとやってもらいたいことがあった。鶴丸の体格が小さくなっていると分かった時に、頭にちょっとよぎっていたことだ。
「あのね、鶴さん。今のサイズの鶴さんに、膝に座ってほしい」
 光忠は鶴丸のほうに身体を全部向けてあぐらをかいた。膝、と表現したが、なんといえばいいのか、後ろから彼(彼女?)を抱きしめて抱えたいのだ。
「確かにそれはいつもの俺だと無理のある状況だな。光坊がそうしたいならいくらでも抱きしめてるといいぜ」
 鶴丸は懐に収まって背中を光忠に預けた。その身体に両手を回して抱きしめる。小さい。
「おぉ、これは、光坊がすごく頼りになる感じがあるな」
「えっ、普段の僕ってもしかして頼りない……?」
「いや、そんなことはないが、こうしていると男だな、と感じられる」
 鶴丸は完全にこちらに身を委ねていて、力を抜いている。信頼されているな、と思って嬉しい。今の鶴丸を、女だな、とは思わないけれど、小さくてとてもかわいいと思った。いや、この人はいつもとてもかわいいが。

「じゃあ、もうちょっと、男っぽいことしておこうかな」
 光忠は立ちあがりながら鶴丸も立たせて、その膝の裏に腕を入れた。そのまま姫抱きにする。
「じゃーん!まぁ、これ、いつもの鶴さんにもしようと思えばできるけど、今の体格差のほうがバランスが、」
 男女の体格のほうがバランスがいいだろう、と言いかけたのだが、抱きあげられた鶴丸の表情を見たせいで光忠は言いかけたまま黙ることになってしまった。いや、びっくりしたのだ。お姫様抱っこされた鶴丸が耳まで赤くなっていたので。

「鶴さん、どうしたの」
 瞳を覗き込むと一瞬視線が合って、そこから鶴丸の目は泳いだ。
「いや、その……
 彼(彼女?)は何かを言おうとして照れているようだ。それをかわいいと思って、光忠はちょっと追い討ちした。とびきり気取った良い声で言う。
「ふふ、どうしたのかな?僕のお姫様」
 こちらの言葉にまた動揺したらしい鶴丸は、目を逸らしたまま、なんかどきどきしてしまって恥ずかしい、と小声で教えてくれた。いや、かわいすぎる。この感情をそのまま口に出していたらしく、胸元を殴られた。

「鶴さん、今の鶴さんすごくかわいいから、このままみんなに見せに行っていい?僕のお姫様ですって」
「な、ちょっ、絶対やめろ」
 恥ずかしいからやめろ、そして下ろせ、と鶴丸が必死に言うので、見せて回るのはさすがにやめた。姫抱き自体はもう少ししていたかったので、無意味にその状態で部屋をぐるぐると回った。鶴丸は照れてしまったのか、恥じているのか、顔を手で覆っている。
 光忠の気が済んで鶴丸を解放すると、この姿で光忠といるのが恥ずかしくなってしまったと言って、見た目のかわいらしい短刀たちのもとへ遊びに行ってしまった。少し寂しい。


 バグの修正は思いのほか早く、夜には鶴丸はすっかり元通りになっていた。部屋に戻ってきたときには、いつもの姿である。
「いや〜今日はいろいろあって疲れた。俺は早めに寝るぜ」
 寝る準備をしようとしている鶴丸の後ろ姿を見ていると、むくむくと湧き上がってくる欲望みたいなものがあって、邪な気持ちで光忠は引き留めた。
「鶴さん、あの……
「ん?どうかしたか?」
「あの、今から、抱いても、いい?」
「今?しかしもう女体ではないぜ」
「うん、それはそう、そうなんだけど、ちゃんと男の人の身体してる鶴さんを見てたら、」
 へへ、と続きの言葉を曖昧にして光忠は照れ笑いした。
「ははぁ、なるほど。男の俺の身体を見て欲情したのか、きみは」
「もう男の鶴さんにしかそそられないんだよ、僕」
「そう言われると悪い気はしないな。よし、寝るのはやめだ。するぞ、光坊」
 そういうわけで、いつもの状態に戻ったこの二人、夜にしけこむのだった。




光忠が女体化した話(一言だけリバを示唆する発言がありますが、うちの燭鶴はリバにはなりません。なんかおねショタっぽい(?))ここをタップして続きを見る

「光坊!きみ、女体になったのか!?」
 この台詞を入室の挨拶といっていいのか分からないが、そう言いながら鶴丸は彼(彼女?)の部屋の戸をスパーンと開けた。自分がいきいきとしているのを感じる。勢いをつけて開いた戸はちゃんと入室したら閉めた。光忠は何か書類を書いているようだ。おおかた、バグについての報告書だろう。隣に腰を下ろしながら鶴丸は尋ねた。

「何か困ってないかい?この鶴さんがなんでも力になってやろう、……でっか」
 情報が早いね鶴さん、とこちらに顔を上げた光忠の胸を凝視しながら、鶴丸はうっかりその胸について言及していた。鶴丸の視線と言葉に気がついて光忠が困った顔をする。
「こら!女性の身体に対していきなりそんなこと言わない。マナー違反だよ」
「いや、すまん。きみとの仲だからうっかり口がすべった。しかしこりゃまたしっかりと女性になったな……、着るものが大変だっただろう」
「うん、僕があまりに豊満な身体だったせいで主が仰天しちゃって、急いで審神者向けの服飾店に行って下着を買ってきてくれたんだ。サイズもちょうどよくて快適だよ。ちょっと肩が凝るけど」

 にこにこと話している声音や髪型は普段と変わらない。それがなんとなく胸元とアンバランスだ。どうもあまり困ってはいなさそうで、その点はよかった。
 変わらないといえば背格好もあまり変わっていないらしく、自前のジャージをいつもどおり着ている。

 なので、豊かな胸を除けばいつもどおりなのだが、その胸の主張が激しすぎて、つい、ちらちらと視線を向けてしまう。光忠が身振り手振りをつけるたびにわずかに揺れているし、いや、本人は下着のサイズはちょうどいいと言ったけれど、実際は合ってないんじゃないのか?こんなに揺れるものなのか?主張が激しすぎる。
 ほかのやつがこれを見たとする(たぶん、誰かは見ているだろう)と困る、問題だな、と鶴丸は思った。ほかの男にこれを見せたくない。鶴丸は仲間の記憶を消す方法を一瞬本気で思案した。

「バグの修正は明日の朝にはできるみたいだから、今日だけこんな感じ。すぐ解決しそうでよかったよ」
「そうか、今日だけ、か」
 安心する気持ちと同時に、どこか残念に思う感覚があって、鶴丸はちょっと困惑した。こちらの感情がぼんやり光忠に伝わったらしい。
「あれ、なんか残念そうだね、鶴さん」
「あ、ああ、いや、いやその、せっかく立派な女体なのにな、と思って、な、……はは」
「へぇ」
 光忠の声に面白がっている雰囲気が混ざった。しまった、何か失言をしたような気がする。口がすべった。

「鶴さん、巨乳が好きなんだ」
「なっ!?いやいや、いや?いや俺は知らん!そういうのは一期が、……いや、一期は尻の大きい女性が好きだと言っていたか、……?」
 動揺してうっかり別の男士の好みをばらしてしまった。許せ、一期。
「いや、一期さんの好みは別にいいんだけど……、僕が知りたいのは鶴さんの好み。ねぇ、大きい胸、好きでしょ。だってさっきからずっと見てる」
「お、俺だって男だからな、気になるだろう。巨乳が好きで何が悪いんだ。別にきみがいるのに女性とどうこうしたいとかじゃないぞ。光坊の胸がでかいのにぐっとくるだけだ」

 動揺した早口の言い訳になってしまったが、これがすべてである。貧乳か巨乳かと言われれば、巨乳のほうが好きだ。そしてその巨乳が恋人だとするなら、それは惹かれてしまうだろう。

「うん、浮気するとかを疑ったりはしないよ。僕が好きなんだよね。でも、それならせっかくのバグだし鶴さんの好みの体型になれてよかったな」
 光忠が無意味に胸を寄せて見せたので、鶴丸はまたちらちらと視線を送った。

「そうだ、鶴さん、ぎゅってしてあげようか」
「は!?いやいやいや、いい、いい、いい」
 鶴丸は座ったまま後ずさったのだが、光忠のほうが動きが早かった。彼(彼女?)の両手が背中に回り、ぎゅっと引き寄せられる。ちょうど鶴丸の顔が豊満な胸元に埋まるかたちで。

 光忠はジャージの前を開けていたので(ひょっとすると閉まらないのかもしれない)、その豊かな胸と鶴丸を隔てるのはTシャツと女性用下着しかない。女性の身体と密着したことがない鶴丸にとっては、それはもうほとんど直で触れているようにすら思った。柔らかい感覚が自分の頬に伝わってきて身体が火照る。照れてしまっているのだ。
 光忠と恋仲になって以来、女性に触れたいと思ったことはない、のだが、男としての身体が勝手に反応しているのだった。条件反射とでもいうのだろうか。分からないけれど、この動揺と照れは制御不能なのだ。

「ふふ、鶴さん耳が赤くなってる、童貞みたい」
 鶴丸は視界が塞がっている中、光忠の身体のどこかを殴った。たぶん、太もものあたり、だろうか。そこも柔らかくて逆にかえってまた動揺してしまった。
 童貞みたいで悪かったな、というか童貞だ、実際に。おかげさまで。

 いい子、よしよし、と鶴丸を胸元に埋めさせたまま光忠がこちらの頭を撫でている。赤子扱いである。そう思っていると、実際に光忠はそういう気分だったらしい。
「なんか今、すごく母性みたいなのが分かる気がする……、なんか、吸わせてあげたいくらい。あれとかやってみる?なんだっけ、授乳手コキ」
 突然のエロ漫画みたいな単語に突っこみたかったのと、息苦しくなってきたので鶴丸は顔を上げた。

「あっ、その反応は、してほしいってこと?授乳手コキ」
「しなくていい!俺の矜持がめちゃくちゃになる気がする。だいたいきみはどこでそんな知識を仕入れてくるんだ」
「うーん、どこだったかな……、長船飲み会?」
「一度保護者として顔を出す必要があるな、その飲み会に。まったく、教育に悪い」
「いや、僕が祖で主催なんだけどね」
 授乳手コキされたくないか……、と光忠は残念そうにしている。まぁ、いつもと違う状態なのだからいつもできないことをしたくなるのは、ちょっと分かる。いや、でも、だからといって授乳手コキをされたいわけじゃない。

「じゃあ、普通に、する?鶴さんが入れたかったら入れてもいいよ、そのほうが自然だし」
「いや、しない」
「えっ、鶴さんならしたがると思ったのに、面白がって」

 こちらをなんだと思っているんだ、と鶴丸は思ったが、普段から面白がって情事にいろいろな趣向を取り入れているのは自分なので、光忠の言葉はたぶん正しい。ただ、この件については鶴丸は現在の状況でそういうことがしたいわけではなかった。

「いいか、光坊、よく聞け。俺はもうきみの女なんだ。きみの太いもので中を満たしてもらわないと満足できないんだ。きみに突っこまれて啼かされたいんだよ、分かるか?だから今の光坊とはしない」
「えっ、何それ、鶴さんいつもそんなこと思ってたの?めちゃくちゃ興奮する。今すぐ抱きたい。あ、今僕についてないんだった……
「はは、女体であることをせいぜい恨むんだな」
「うわー!早く明日になってほしい!」

 光忠の悲痛な叫びが部屋に響いた。明日の夜には、きっとたくさん抱いてくれるだろうと思って鶴丸は微笑む。男である光忠こそが一番いいのは、そんなの、もちろん自明だった。