癒羽琉(ユウル)/由羽(ユウ)
2025-08-10 21:49:12
3117文字
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【2025年夏インテサンプル】Summer Calling※R18

◇DMC5◇ネロ×キリエ◇R18◇
夏真っ盛り。連日の暑さにネロとキリエは心も体も参っていた。
キリエは少しでも暑さを和らげようとするため、家の中とはいえ無防備な格好をしており、そんな彼女の姿に理性を切らしたネロは……


「はぁ……暑い……
 フォルトゥナは今、夏真っ盛り。
 帰宅途中、暑さにやられたネロは気だるい声を出しながら玄関の扉を開け家の中に入ると、渇いた喉を潤そうと足早にリビングにやってきた。
「ただいま……
「あっ、ネロ、お帰りなさい。今日は早かったのね」
「あぁ……。早く帰って涼みたくて、依頼をすぐ終わらせてきた……って、キリエ?」
「ん?」
「なんでそんな格好してるんだ……?」
「え?なんでって……暑いからよ?」
 キリエは冷蔵庫でよく冷えたペットボトルの水を飲みながら、ネロの問いに答えた。
「暑いのは分かるけどさ……
 キリエの姿を見て、ネロは目のやり場に困った。彼女は丈の短い下着用のキャミソールワンピースを着ており、座るような体勢でテーブルの角に体を寄りかからせていた。しかも、少しでも脚を動かせばキャミソールワンピースの裾がめくれてしまい、下着が見えてしまいそうな状態だった。
 シャワーを浴びたあとなのか、髪が濡れているキリエ。胸の先端も、うっすらと透けて見えていた。そんな彼女の姿を見て、ネロはその無防備さにため息をついた。
「キリエ、頼むからちゃんとした服を着てくれないか?目のやり場に困る……
「えー……。暑いから、着たくないのよね……
 キリエは肩にかけてあるタオルで額の汗を拭いながら、ネロにそう返事をした。
「せめて下着くらいちゃんと……
「えー……。それも暑いから嫌よ……
「キリエ、そのままじゃ体も冷えるし……
「ネロ、しつこいわよ……
 そう言うとキリエは、大きくため息をついた。彼女も先日から続く暑さに心も体も参っており、相手がネロでもだるそうな雰囲気を漂わせていた。
「はぁ……。分かったよ。好きな格好でいてくれ……
 これ以上何を言っても、聞く耳を持たないキリエの態度にネロは再びため息をつくと、汗でべっとりと肌に貼り付いたシャツを脱いで、ソファの背もたれにかけた。
「もう、ネロだって脱いでるじゃない」
「俺はいいんだよ、男だし」
「いいなあ……男の人は。私だって、上半身裸で過ごしたいくらいよ……
 キリエは着ているキャミソールワンピースの裾を掴んで、仰ぐようにバタバタと手を動かした。
「キリエ、パンツ見えてる……
「別にいいわよ……
「いや、よくないだろ」
 これが、フォルトゥナの住民たちが憧れるおしとやかで優しい女神のような女性なのかと、ネロは自分だけが知っているキリエの姿を見て苦笑いした。
 夏の暑さはキリエのような女性でさえ、こんなにもだらけさせてしまうのかとネロは思いながら、彼女を見つめる。そんなネロの視線に気が付いたキリエは、ペットボトルの水をネロに差し出した。
「ネロも飲む?冷たくておいしいわよ」
「あぁ、ありがとう」
 そういえば喉が渇いていたことを思い出したネロは、キリエからペットボトルを受け取ると中に入っている水を飲み干した。
「ふぅ……。生き返る……
「それにしても、本当に暑いわね……
「あぁ……。ニコに冷風が出る義手でも作ってもらおうかな……なんて」
 実際、悪魔退治ではなく、暑さを和らげるためだけにニコがそんな物を作ってくれるとは思えないため、ネロとキリエは力なく笑い合った。
「キリエ、もう冷えてる水とかない?」
 ネロは空になったペットボトルを手に持ちながら、キリエに尋ねた。
「そうね……。他の飲み物は、まだ冷やし始めたばかりだから……
「そっか。なんか、冷たいものでも飲んだり食べたりしたいな……
「そしたら私、アイスでも買ってこようかしら」
 そう言うとキリエは、テーブルに置いてある手提げバッグと財布を手に取り、リビングの扉へ向かおうとした。そんな彼女の腕を、ネロは慌てて掴む。
「ちょっと待て!まさか、その格好のまま出かけるつもりか?」
「もう、さすがにそれはないわよ……。部屋着のショートパンツ穿いて、薄手のパーカーを羽織っていくわ」
……下着は?」
「着けるの面倒だし、暑いからこのままでいいかなって……
 ネロはキャミソールワンピース越しに透けているキリエの胸の先端に一瞬目を向けたあと、首を横に振った。
「いやいや、よくない」
「大丈夫よ。すぐ近くのお店よ?アイス買ってくるだけだし……。じゃあ、行ってくるわね」
「え、ちょっとキリエ!」
 ネロはキリエが出かけるのを阻止しようと、掴んだままの彼女の腕を自身のほうへとグッと引いた。
「きゃっ!」
 焦っていたためか、力加減が上手くできなかったネロは勢いよくキリエの腕を引いてしまい、その勢いでキリエの体はネロのほうへと飛び込むように向かってくる。そんな彼女を支えようとしたネロだが、想像以上に勢いよく飛び込んできたため、バランスを崩してよろけてしまった。
「うわっ……!」
 そして二人は足がもつれてしまい、バターン!とリビングの床に思い切り倒れ込んでしまった。
「痛ぇ……
「だ、大丈夫?ネロ……
 キリエはネロの上に乗ってしまった体を慌てて退かすと、自身の下敷きになってくれた彼の背中を支えるようにしながら起こしていった。
「ネロ、ごめんなさい……
「いや、大丈夫……。それより、怪我はなかったか?」
「うん。私は平気よ」
「ならよかっ…………
 そう言いながら顔を上げた瞬間、ネロは目を見開いて固まってしまった。
 本人は気付いていないようだが、キリエが着ているキャミソールワンピースの肩紐が両肩から外れており、彼女の両胸は露わになっていた。転んで起き上がった時、何かの拍子で肩紐が外れてしまったのだろう。
「ネロ、どうしたの?どこかぶつけて痛むの?」
 自分が今、どんな格好をしているのか気付いていないキリエは、固まってしまっているネロの様子を心配そうにうかがった。
「あの、キリエ……
「?」
「胸が……
……胸?」
……見えてる」
 そう言うとネロは、露わになっているキリエの胸を指さした。キリエはネロの指さす方向を辿るように、目線を下へと向ける。
……え」
……
……きゃああああっ!」
 驚きと恥ずかしさでキリエは顔を真っ赤に染めながら叫んだあと、慌てて両胸を腕で抱えるように隠した。
「もう!ジッと見ていないで、肩紐が外れていること早く教えてよ!」
「いや、そうは言っても……
「ネロのエッチ!」
……
 キリエにそう言われたネロは、頭の中でプツリと何かが切れたような感覚になり、ムスッとした表情を浮かべながら黙り込んだ。
 そんなネロの様子に気付かず、キリエは腕で胸を隠しながら、キャミソールワンピースの肩紐を元の位置に戻そうとした。
 だが、その時だった。ネロがキリエの両手首を掴み、外側に開くように両腕を胸から外した。
「!え、ちょっと……ネロ?」
 驚いて目を見開くキリエをよそに、ネロは彼女の露わになった胸をジッと見つめる。
「やっ……!ネロ……!」
……
「っ……そんなに見ないで……
 キリエはネロにジッと胸を見られている恥ずかしさから、目をギュッと閉じると顔を背けた。
 ネロのことを見なくても、自身の胸あに彼の視線が注がれているのを感じるキリエ。その視線に反応するように、キリエの胸の先端は徐々に硬くなり、直立していった。

***


濃厚な続きは本編にて……(〃ノωノ)

2025年8月17日 夏インテ GOOD COMIC CITY 31 大阪
1号館 く53b 「Purple Cat」
由羽(癒羽琉)@178yu0923 / @178yuuru