sousakuyamamusume
2025-09-23 22:39:30
304文字
Public 悪魔博士の夢小説
 

エピソード・ゼロ

アリシアちゃん出てこないけど悪アリと言い張る

 ああ、痛ぇ、痛ぇ……
 顔面包帯ぐるぐる巻にされちまったのはまだいい、その下の顔がぐちゃぐちゃなのが嫌だ。
 だがそれより、それよりも一番嫌なのは……
……成功したら。」
 そう、成功したらあの子に、アリシアに好きだって伝えるつもりだったんだ俺ぁ。
 少しでも早く成功させたくて、頑張って頑張ってがんばって
 それで、これだ
 消えたい。……せめて人のいないところまで逃げたい。
……ごめん、アリシア。」
 こんな男のことなんか忘れて、早く幸せになってな。
 医者になけなしの金握らせて1週間早く退院させるように仕向けた。
 これでいい。――生きて帰れる保証なんかどこにもありゃせんのだから。