喩鶴結雨
2025-09-20 19:59:59
1646文字
Public 四季送り1陣ラ9まゆ
 

9月20日

微奴木蓮の日記

…と?

9月20日

昨日から気温が下がって涼しくなって
過ごしやすくなったよ、閻魔さん

暖かいお抹茶を頼むお客さんが増えて
途中、お湯が足りなくて困ったような気がする

まあ、僕がひっくり返して入れ直しになったのもあるんだけど

あの時の、四季乱れの雪の景色とも
秋の景色とも違う
まだ夏はあって、気温だけが下がってる

こうして気温が下がると、高い湿度も
「悪くないかも」って思えるような気がする

夜に鳴く虫を、煩いという人も居るけれど
僕は、その声に耳を傾けながら
筆を走らせるこの時間が大好きだって思えるんだ

それも全部、閻魔さんのおかげ

僕がこうして生きて、いろんな好きを感じることが
出来るのは
貴女が2回も、僕を蘇らせてくれたから

それに、記憶を忘れ続けた体質のおかげで
たくさんの『初めて』を貴女に伝えられる

それがどう嬉しいのかを、どう楽しいのかを
どう困ったのかを、僕の、言葉で

貴女は20年以上
僕の初めての気持ちを聞き続けてきたのかもしれないし
もう、耳にタコが出来てるかもしれないけど
これからも、気が向いたらでいいから
聞いてくれるかな

それじゃあ、おやすみ
大好きだよ、閻魔さん
またね