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revan0ley
2025-09-16 16:47:39
1412文字
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🐺🐺シリーズ
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リバースド・チェンジ 同棲…?
🐺🐺同棲現パロ話
「おい」
「なんだい」
「カレーを作るぞ」
小さなキッチンに広げられたじゃがいもと人参。まだ皮のついたままの玉ねぎに、パック詰めされた牛肉。そして、ひっそりと置かれたカレールウ。
「カレーを作るって
……
ボク、料理できないけど」
「お前じゃない、俺が作る。お前は座って待っていろ」
きっかけは、昨日のカップラーメンだった。
……
いや、その前も、なんなら一週間前もカップラーメンだった気がする。
「お前に飯を任せていたら、早死にする」
不器用ながらも、黒のレザラは必死にじゃがいもの皮を剥いている。毎日カップラーメンにとうとう堪忍袋の緒が切れた黒のレザラは、カレーの食材を買って来たのだ。
「ちょ
……
ボクだって皮くらいは
……
」
人参に手を伸ばす金のレザラに、黒のレザラは慌てて人参を取り上げる。
「お前に任せたら、じゃがいもが食えなくなるだろ。いいから黙って座って待っていろ」
「見るくらいならいいじゃないか。キミが作るのを見て覚えれば
……
」
「いいから!座って!待っていろ!」
まだ何か言いたげな金のレザラを追い出し、黒のレザラは料理を再開するのだった。
「次はこれを炒めて
……
」
カレールウのパッケージの裏を睨みつけながら、黒のレザラはカレーの調理を進めていく。
「ねえ」
「
……
なんだ」
「これ、もっと火を強くしたほうがいいんじゃないのかい?中火でって
……
強火にしたらもっと早く出来上がるんじゃ
……
」
「パッケージ通りに作る」
「でも
……
」
「座って待っていろと言ったはずだが
…
?」
再び金のレザラを追い出し、黒のレザラは調理を再開する。料理は難しいものだと考えていたが、パッケージ通りに作れば、なんだって作れそうな気がする。この、アレンジ料理というやつだって、このカレールウさえあれば
……
「ねえ」
「
……
お前、いい加減に」
「鍋、吹きこぼれそうだけど」
「うわぁっ!?」
黒のレザラは慌てて火を止める。鍋は無事だった。
「やっぱり、ボクがいないとダメみたいだね」
「い、今のはちょっとよそ見をしていただけだ。1人で作れる!お前は座って待っていろ!!」
ぐいぐいと金のレザラを追い出し、黒のレザラは再び鍋の火を付ける。
「具材が煮えたら、一度火を止めて
……
カレールウを
……
」
「あのさ、手は出さないからさ、パッケージ読むの手伝おうか
……
?」
「いらない。邪魔だ」
火を止め、鍋にカレールウを入れる。ゆっくりと溶かしながら鍋の中身を混ぜれば、嗅ぎ慣れたスパイシーな香りが広がった。
「わあ、いい匂い」
「カレールウが溶け切ったら再び火をつけて、とろみがつくまで混ぜれば
……
」
ずっと握っていたパッケージを置く。目の前には美味しそうに出来上がったカレー。
「できた
……
」
「すごいじゃないか!カレーが作れるなんて
……
これからは毎日カレーにしようか!」
「いや、流石にそれは
……
と、とにかく!食べよう」
一緒に買ってきたパックごはんを温め、皿に盛る。そこに、出来立てのカレーをかければ、正真正銘、手作りのカレーの完成だった。
「いただきます。
……
うーん、美味しい!」
「確かに
…
ジャリジャリもしてないし、歯が欠けそうなほど固くもないな
……
」
「ボクの料理と比較しないでよ。でもまあ、これからは美味しいカレーが食べられるって考えたら、比較されても別にいいかも
……
」
「おい待て。それはつまり、俺が毎日料理を
……
?」
END
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