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syanpon
2025-09-13 22:59:52
1034文字
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「じゃあ一生じゃないですか」
オトスバ
現パロ
「恋人が欲しい」
抱き枕を抱きしめたままゴロリと転がっているスバルの発言に対しオットーは「はあ」と生返事を返す。
「恋人が欲しい」
「ああ聞き間違いじゃなかった!」
オットーは「めんどくさいのが始まったな」と思ったがそれは口に出さずにスバルに向き直ると人差し指を一本たてて問いかける。
こうなったスバルは「はい」と答えるまで同じ質問を繰り返すNPCみたいなものだ。なのでさっさと話を進めるに限る。長年の経験からの判断に間違いはない。
「ちなみに恋人の条件は」
オットーの動作を真似するようにスバルは指を一つずつ立てて条件を並べていく。
「まず俺より背が高くて」
「それは結構いそうですね」
「おい」
げし、と脇腹を蹴飛ばされるが全く痛くない。恨めしげに見つめてくる表情がおかしくてその髪の毛をぐしゃりとかき混ぜれば「やめろ!」と抗議される。言われてから3秒ほど止めずに撫で回してからポンポンと頭を叩いた。
「ははは、次は?」
「んー、俺のいうことちゃんと聞いてくれる人」
「根に持ってる。あとは?」
「かっこよくてー、キスがうまくて」
「ぶ」
思わず吹き出したオットーを視界に収め、スバルはケラケラと笑う。そのままドンとオットーの腹に頭突きをするように転がり込めばまたもや「ぐえ」なんてくぐもった声が聞こえてその情けない音にまた笑った。
「そんでもって俺のことめちゃくちゃ好きな人!」
オットーは困ったようにため息をついた。実際は全く困っていないのだが年上の矜持としてそういうポーズをこういう時はとらせてほしい。
べり、スバルを腹から引き剥がして立ち上がる。
そして片目を瞑り、スバルの前に手を差し出した。
「
……
じゃあ、そこそこ条件の当てはまってる僕にしませんか?」
「わ! こんなところにちょうど全部に当てはまるオットーが!」
ぱ、と手のひらを口元に当ててスバルが演技がかった口調でオットーの手をとって笑う。
「ね、俺と付き合ってくれる?」
「なんと実はもう付き合ってるんですよ」
「まじ!?」とはしゃいで抱き枕を離したスバルがオットーに抱きつく。その決して軽くはない体躯を受け止めてくるりと一回転してやれば「お前ってそういうところキザだよな」と鼻をつつかれた。お返しに鼻先にキスを落としてやる。
「ナツキさん、このよくわからない遊び。いつまで続けるんです?」
「んー、俺がお前のこと好きじゃなくなるまで!」
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