sheeph811h
2025-09-07 20:08:56
1688文字
Public 🌳受け
 

ぼくの恋人

カブアオ。pマスおじイベ2位おめでとう記念に書きました!
🌳さんの事が可愛くて仕方がない🔥さんのお話

アオキくん。ぼくの恋人だ。まさかこの歳になって恋をするなんて思ってもみなかった。
パシオで出会ったぼく達は最初は友人として普通に接していたのだけれど、いつしか惹かれ合い何と二人同時に告白をするという奇跡の末結ばれた。

「カブさん」
アオキくんがぼくの名前を呼ぶ。それだけでぼくはとても幸せな気持ちになる。アオキくんのぼくを見る瞳はいつも優しくて穏やかで、でもぼく達は大人の関係なので……そういう事をする時はまた違った表情が見られる。どっちも愛しいなぁと思う。
「パシオで新しい店を見つけたんです。良かったら一緒に食いに行きませんか?」
「いいよ! アオキくんの紹介してくれる店はどこも美味しいからね。楽しみだよ」
「ではいつにしましょうか。自分は今夜でも構いませんが……
「うん、ぼくも今夜空いてるからそうしよう。楽しみにしているよ!」
アオキくんに返事をすると口元を緩めて少しだけ目を細める。嬉しい、楽しみだって言うのが伝わってきてとても可愛いなぁと思う。
アオキくんはぼくよりずっと背が高くてぼくよりは年下だけど立派な大人だ。それでも付き合ってからも好きと可愛いを更新し続けている。でもあまり可愛いって言っちゃうとアオキくんは微妙そうな反応をするから控えめに、ね。
……カブさん、隣座ってもいいですか?」
「いいよ。マルヤクデと修行をしてたから少し汗臭いかもしれないけれど」
「構いません、寧ろカブさんの汗の匂い自分は好きです」
「そうなのかい? アオキくんは変わってるね!」
「好きな人の匂いですから」
アオキくんはそう言うと控えめに距離を詰めてくる。ああ、やっぱり可愛いなぁ。それに嬉しいことを言ってくれる。ぼくはそれだけでもっと頑張ろうと思えてくる。アオキくんは魔法使いみたいだ。
……カブさん、顔がニヤけてますよ」
「えっ!? 顔に出てたのかい? ごめんね!」
「いえ。自分の事を考えてくれてたんですよね? だから嬉しいです」
「あはは、アオキくんはぼくを喜ばせるのが上手いなぁ」
ついつい顔に出てしまっていたようだ。それでもアオキくんは嬉しいと言ってくれるなら、もっとアオキくんの事をたくさん考えてみようかな。……なんてね。

「アオキくん」
「はい」
ぼくは改めてアオキくんの方を見る。するとアオキくんは察してくれたのか顔を近づけてきたので、そのままキスをした。こういう所も大好きだなぁ。
……アオキくんは何でもお見通しだね」
「カブさんは分かりやすいですから」
「あはは、少し恥ずかしいなぁ」
「カブさんはそれで良いんです。そんなあなたが自分は好きなんです……
そう言って今度はアオキくんの方から控えめなキスをしてきた。ああもう、我慢の限界だ!
「アオキくん!!」
「な、何です……!? か、カブさん……!?」
「きみがあまりにも可愛いので抱きしめの刑、です!」
「え、あ……カブさん……
ぎゅう、ぎゅう、と力いっぱい抱きしめるとアオキくんは分かりやすく動揺し出した。いつもは落ち着いてるのにぼくの行動に弱い所も本当に可愛い。
「まだまだ離さないからね! 僕が満足するまでアオキくんはそのままで居ること。いいね?」
……カブさんなら大歓迎です」
「っ、アオキくん……!!」
ああもう参っちゃうなぁ。そんな事を言われたら離したくなくなってしまう。可愛い可愛い恋人のアオキくん。
きっとこの先も、こうやってきみはぼくにたくさんの愛を与えてくれるんだろうなぁ。それならば、ぼくは……
「アオキくん。ぼくはきみにアオキ以上のたくさんの愛を与えるよ。受け取ってくれるかい?」
「はい、受け取ります。……でも自分の方が愛は上です」
「そうかい? ぼくの方が上だよ!」
「いえ、自分です」
……あははははっ」
「ふっ……
最後には二人笑いあった。この時間もぼくには凄く幸せで、大切な時間だ。修行も勿論、大切だけどね!

……カブさん、自分明日休みなんです」
「!」
「その……食べに行った後って予定空いてますか?」
「もちろん、空いてるよ!」