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sheeph811h
2025-06-12 21:48:49
1039文字
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🌳受け
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素直なのはあなただけ
カブアオ。🔥さんには愛情表現が素直な🌳さんの小話
カブさんと付き合い始めて数ヶ月
——
恐ろしい程に順風満帆だ。喧嘩もしないし、そもそもイライラすることが無い。カブさんはとても優しいし、情熱的で、でもぼくは恋よりバトルを優先してきた男だからね、と言ったように不器用な面も沢山見てきた。
それでも自分だって特別器用なわけでもないし、そこら辺にいるおじさんの一人だ。本来ならこんなおじさんがカブさんと付き合えること自体が奇跡だ。多くを望むつもりは無い。だが
——
。
「アオキくん、どうしたのかな?」
「カブさんに甘えたくて
……
」
「ははっ、参ったな。でもそうだね、素直に嬉しいよ」
カブさんにはとことん甘えてしまう。しっかりせねば、と思うのにこの人の前になると力が抜けてしまうというか余計な気を遣わなくてもいいというか。
ありのままを受け入れてくれた人だから、さらけ出しても構わないのだと全力で今は甘え中だ。
「カブさん
……
大好きです
……
」
「ぼくも大好きだよ、アオキくん」
何ならこんな言葉だってカブさんの前ならすんなりと言えてしまう。それはきっと、この人に愛されている自信があるからだろう。この人がそれだけ自分に向き合ってくれたことが分かるから。
カブさんの愛はストレートだ。燃える火のように熱く、真っ直ぐ焼き尽くすかのように。計算も何も無く、真っ直ぐで純粋な
……
。
「
……
抱かれたいです」
「っ、あ、アオキくん!?」
「いけませんか?」
きっとカブさんはそんなつもりなかったのだろう。自分だってそんな気分じゃなかったはずだ。それなのに、この人に愛されていると認識したら無性に大きな愛が欲しくなったのだ。
「そうだね
……
今日は出かける予定があっただろう? その後では駄目かな?」
「
……
確かに楽しみにしてました。なら、我慢します」
「我慢、か。ははっ、ぼくだって情熱的にアオキくんから誘われたら我慢しなくてはいけません」
「
……
カブさん」
「なんてね! さあ、出かけようかアオキくん」
そう言って自分より幾分小さな手が差し出される。でも自分よりもずっと筋肉質で鍛えられた手だ。自分はこの手を握ると、とんでもなく安心する。
「はい、カブさん。今日はとても楽しみです」
「ぼくもだよ、アオキくん。今日も楽しもう!」
繋いだ手。その手は残念ながら外に出たら外れてしまうが、カブさんも有名な人だから迷惑をかける訳にはいかない。それでも窮屈に思わないのはやはりカブさんの愛の力だろう。
「
……
愛しています、カブさん」
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