限界馬鹿夢女
2025-09-03 02:29:42
3355文字
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ウォルフラムとは(⚠️ウォルスズ前提うちよそ)

タイトルと注意書き通りです♡
ウォルくんの名前の由来と
それに伴うウォルくんのスズランちゃんへの拗らせの話

ウォルくんファンなセロリくんと
セロリくんのダーリンないうことお兄さんお借りしてます♡

⚠️ウォルくんがキモい




これまでのあらすじ

 セロリくんに何度もアプローチされてはいつもやんわりと遠回しに拒否して流してるウォルくん。


 

セロ「ウォルくんちゅきちゅき♡♡♡おれと“遊んで”♡♡♡」
🐦‍⬛「困りましたね、自分は“ウォルフラム”なので誰とも遊ばないんですよ」
🐉「そんな滅茶苦茶遠回しな全力拒否でこいつが納得すると思うのか〜?」
🐦‍⬛「……自身の番が目の前で他の者に遊ぼうと誘いをかけてるのを止めない貴方はなんなんですか」
🐉「ん〜?オレは『いうこときけ』だから」
🐦‍⬛「そうでしたね、貴方もそういう方でした」

セロ「えっと?ウォルくん、その、ウォルくんが“ウォルフラム”?だとおれと遊んでくれないって……なんで?」
セロ「おれ、ウォルフラムってのが何なのかよくわからないし……おれはウォルくんのこともっ〜と知りたい♡♡」
セロ「おれにもわかりやす〜く♡教えて!!お願い!!」
セロ「ね♡教えて♡♡」
🐉「ど直球に言わないと伝わらないぞ〜😁」
🐉「自分の“番”に一筋だから遊ばないって」
🐦‍⬛「……困りましたね」

🐦‍⬛「では、お勉強の時間です」

🐦‍⬛「まず、“ウォルフラム”の正体から説明しましょう」

🐦‍⬛「“ウォルフラム”とは“タングステン”、金属元素“W”のことです」

🐦‍⬛「融点が最も高い元素で、融点は3400℃近く滅多に溶けません。硬度はダイヤモンドの次に硬いとも言われています」

セロ「……
セロ「( ੭ ᐕ)੭????????」
🐦‍⬛「おや、セロリさんはまだ理科の授業を受けていませんでしたか。これは失礼しました」
🐉「いやいや!こいつは理科どころか家庭科以外の授業まともに受けてないから気にすんな!」
🐉「その家庭科ですらユリやライたちにカンニングペーパー作ってもらってたからな〜」
セロ「チョッ!ダーリン!しっ!ウォルくんの前なんだから!」
🐦‍⬛「(苦笑)」

🐦‍⬛「とりあえずタングステンは熱に強い金属の一種と考えて頂ければ」
🐦‍⬛「で、ここからが本題なのですが」
🐦‍⬛「タングステンの鉱石はその昔、坑夫……鉱山で働く人たちから嫌われていました」
セロ「えっ!?なんで!?ウォルくんの名前の元なのに!?」
🐦‍⬛「ふふ、嫌われるのは当然でしょう」
🐦‍⬛「……何故なら、タングステン鉱石は」

🐦‍⬛「“スズ鉱石”に混入するとスラグという物質を作って“スズ”の精製を邪魔するからですね」

セロ「……“スズ”って」
🐦‍⬛「金属元素“Sn”のことですね。タングステンと比べると融点もとても低く200℃くらいです。純度が高いものはヒトの手でも曲げられるくらい硬度も柔らかいんですよ」

🐦‍⬛「タングステンもスズもそれぞれ金属であり、それぞれ別の用途がある人気者なことは大前提として」

🐦‍⬛「困ったことに、タングステンはスズが大好物らしく、タングステン鉱石をスズ鉱石の中に混入させるとスズを貪り食べてしまうのですよ」

🐦‍⬛「狼のように」

🐦‍⬛「そこからタングステンという元素は“ウォルフラム”と名付けられました」

🐦‍⬛「“スズを貪り喰う狼”、それが“ウォルフラム”です」

🐦‍⬛「まあ元々タングステン鉱石が坑夫たちから“ウルフラミット”と呼ばれていたらしいので、そこからですね」
セロ「はぇ……
🐉「その名前をお前につけたのはラナ?だっけ?」
🐦‍⬛「そうですよ」

🐦‍⬛「『君にはこの名前がぴったりだから』と」

🐦‍⬛「ラナ様が自分にこの名前を付けたのは……ラナ様のご主人への特大な友愛かららしいですが」
🐦‍⬛「あの方は未来が見えていたのでしょうか」
🐦‍⬛「……ふふ」

🐦‍⬛「ところで」
🐦‍⬛「もうひとつ、こんな話があります」
🐦‍⬛「タングステン鉱石はスズ鉱石を駄目にするので坑夫たちから嫌われていましたが、一方で坑夫たちはスズ鉱石の採掘で肺を蝕まれました」
セロ「えっ、なんで?」

🐦‍⬛「スズは“毒”を持っているのですよ」
セロ「毒ゥ!?」
🐦‍⬛「粉塵がヒトの肺に入ると中毒を起こしてしまうそうです」
セロ「ふん、じん……?」
🐉「あー、金属や石で出来た粉だよ粉」

🐦‍⬛「……スズを欲し、同時にスズの毒に侵される者たちは、スズを貪り喰らう狼を嫌いました」

🐦‍⬛「しかし狼はそんな者たちを嘲笑い、スズを、彼女が持つ毒ごと彼女の全てを美味しく貪り喰らいます」

🐦‍⬛「融点が低く柔らかいスズを……融点が高い狼は……その鋭く硬い牙で……

🐦‍⬛「スズの毒に侵されることなく、その毒ごと彼女を愛し貪り喰らう狼、それが“ウォルフラム”」

🐦‍⬛「スズを、彼女を美味しく愛することが出来るのは……この狼だけの特権ですね」

🐦‍⬛「……ある意味では、狼もスズの中毒者なのかもしれません」

🐦‍⬛「スズを喰らい、スラグを作りたいという欲」

🐦‍⬛「それが“ウォルフラム”の性質です」

🐦‍⬛「スズ以外では駄目なんですよ」



🐉「……
🐉「……まぁ〜要するに」

🐉「自分はスズラン以外の奴をそういう目で見れないし喰らう気にもなれない偏食な狼だってことが言いたいだけだよな」
セロ「エーーーッ⁉️⁉️つまりおれのことはえっちな目で見れないってコトーーッ⁉️⁉️」
🐦‍⬛「すみません、実は自分は“はじめて”もまだなので」クスクス
セロ「“ハジメテ”がおれでもイーじゃん‼️おれと練習しよ〜ッ‼️」
🐦‍⬛「いつか迎える“はじめて”も、この先の未来の食事も、全てスズだけを食べて生きていきたいんですよね」クスクス
セロ「この偏食家ーーーーーーーーッ‼️」
🐦‍⬛「すみません」クスクス

🐦‍⬛「それに、セロリさんもわかっているでしょう?」
セロ「え?」

🐦‍⬛「セロリさん、貴方が好きな私は」

🐦‍⬛「“ウォルフラム スズに一途な狼”だって」

🐦‍⬛「貴方を、“セロリ”を喰らってしまったら、自分は“ウォルフラム”では無くなってしまう」

🐦‍⬛「貴方が愛する“ウォルフラム”ではなくなってしまう」

🐦‍⬛「そうなってしまうと、きっと貴方は鉄屑と化した私に興味を無くし、何処かへと飛び去ってしまうでしょう」

セロ「は、はわ……っ」

🐦‍⬛「それに」

🐦‍⬛「自分は“真実の愛にまっすぐ”な貴方が大好きですよ」ふわっ

🐦‍⬛「カイリューさんとお幸せに」ニッコリ

🐦‍⬛「……そろそろご主人を迎えに行かなくては、ではこれで」ペコリ



セロ「……はわ」


セロ「は、はわ、はわわ……

セロ「しゅき……〜〜っっ♡♡♡♡ これからもウォルくんのケツ追っかける〜〜ッッッッ♡♡♡♡」

🐉「フォローだかなんだか知らないけど、ああいう言動をするからこいつが懲りずにアプローチかけるってわかんねえのかな〜?」


おまけ

🐉「意外と下ネタ言うタイプだったんだなお前」
🐦‍⬛「ご主人には内緒にしてくださいね」
🐉「言っちゃお😁」
🐦‍⬛「ではこの場にビビさんとミライくんを呼びましょうか」
🐉「勘弁してくれよ」



終わり


余談

ウォルくんを捕獲した名付け親はラナくんです。
ウォルくんとの出会いは数年前にラナくんがスズランちゃんのために初めての色厳選をしてくれて、その時の子がウォルくんでした。

その際にラナくんに名付けを頼んだら『スズランちゃんの相棒になるアーマーガアにとてもピッタリな名前を調べてきたよ☺️』とラナくんは言ってました。

そこからまさか数年越しにウォルスズが本格的に進展するとは……🥹🫨

  ところで

金属のスズも毒を持ってますが
植物のスズランも毒を持っているんですよね、しかも全身に。
だけど鋼タイプのウォルくんには毒なんて効かないじゃないですか。
それどころか毒ごとスズを喰らうウォルフラムなんですよね、彼は。

ウォルスズは私がSVではじめて描いたpk擬夢CPでした。

諸々のこと振り返ってみると
最初からウォルくんはスズランちゃんのこと喰らおうとしてたんだなって

……

ウォルくんさぁ