こちらを睨みつけるスモーカーの頬を手の背でするりと撫でる。キスされるのかと思ったのか、ゆっくりと目が瞑られた。クザンは微かに笑い、目元、頬、首筋にキスを落としていく。
不機嫌そうにうっすらと開いた褐色が、その行動を静かに追っていた。
見せつけるようにベルトを外し、服の上から熱いものを撫でる。
「どうしてほしい?スモーカー」
臍の下にキスを落として、クザンはこちらを見上げた。いつもなら問答無用で咥えるはずなのに、わざわざこちらに問いかけるということは、つまりあの夢の仕返しなのだろう。
スモーカーは彼の頭を乱暴に掴んだ。
「舐めろ」
「!ッはは、あー……興奮する」
あとでおれのも舐めてよ、と言いながら、クザンはスモーカーのものを口に含んだ。かつて上司と部下だった頃にはその背徳感が昂まりを後押ししたものだったが、今は罪悪感にも似た冷たい感情が通り過ぎていくだけで、精神的な快感よりも身体に感じる快感が強く主張する。
分厚い唇で肉棒を悠々と飲み込み、裏筋を舐め上げ、鈴口を吸い上げられる。ふぅ、ふぅ、と自分の息が自然と上がっていくのを感じる。相手の策略にハマるのが癪で目を離したいのに、どうしても離せない。自分の欲望が温かい口内に埋もれていくのを見せつけられる。せめてもの抵抗として、快感で震えそうな腰を抑え込み、唇を噛んで吐息が漏れないよう耐える。
それを見て、クザンは一瞬口を離した。
「ちゃんと息、吐きなさいよ」
「ッは、あッ、ぅ、……ンッ、ん!」
陰茎全体が熱い粘液に覆われ、てっぺんの敏感なところをぐりぐりと舌で揺さぶられる。イかせようとする激しい口淫に腰が跳ね上がるが、それさえも大きな手で抑え込まれ、自由に快感を逃せなくなる。
「…ッぅ、ン"………ッ!!♡」
体が強張り、クザンの頭を抱え込んで絶頂する。腕の中でどく、どく、鼓動が流れるたびスモーカーの意識をぼやけさせた。
「ん……」
スモーカーの腕の力が弱まった頃を見計らい、クザンは涼しい顔で口を離す。手の平に口の中のものを吐き出し、ぬちと触れる。
「潤滑油がないもんで…これで我慢しなさいや」
「ン……」
〜没〜
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