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果南(カナン)
2025-01-17 23:00:21
7089文字
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さめしし
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春風
さめしし。ワンドロのお題「餅」「ふわふわ」で書きました。つき合い始めたさめししが、まふ+れめと一緒にどんど焼きに行くお話。若干れめ→→ししも含まれます。タイトルは「しゅんぷう」と読んでもらえると嬉しいです。
大きな鍋から、ざぶりと汁粉が掬われる。使い込まれてあちこち焦げたり凹んだりしている、あまり厚みのない黄銅色の深鍋。個人の家には到底置いてなくて、この手の地域行事でしか見かけないヤツだ。
隣から差し出された椀を受け取って、おたまを掴んだ手が汁粉を注ぐ。椀の中には、丸餅が二つ。焼き目がついてぷっくり膨らんだ餅は、汁粉を浴びていったんは隠れたものの、すぐにふっと浮かびあがってきた。
「あ、すみません。もう一ついいですか? 連れがいるので」
列に並んだ多くの人はそうしていたので、オレも同じように言ってみる。どうせそれ以上は持てないからなのだろう、一人二杯は暗黙のうちに容認されているらしく、お汁粉係のおばちゃん達は笑顔で二つめの椀を差し出してくれた。
礼を言って、割り箸と共に受け取る。使い捨ての軽い白い椀を両手に持って、オレは列を離れた。境内を見渡し、求める姿を探す。
「
……
あ」
すぐに、叶が見つかった。お炊き上げの火からさほど離れていないベンチに陣取って、長い脚を組んで悠々と座っている。今日はコートを着てマフラーを巻き、無地のチノパンに革靴というごく普通の恰好で、いつも被っているパーカーのフードが無いから、紫の髪がよく目立った。
「便利だな、アイツ」
オレは椀の中身をこぼさないように気をつけながら、人混みを避けて、叶の座るベンチへ向かった。なみなみと注がれた汁粉の温かさが、手にじんわりと伝わってくる。
すぐに叶が気づいて、こっちを見た。
「敬一君! ほら早くー」
よく通る声でオレの名を呼び、肩の高さに上げた手をひらひらと招くように振ってくる。目立つから止めろと言いたかったが、どうせ言ったところで聞き入れられるとは思えないので、オレは顔をしかめただけで諦めてベンチに近づいていった。
「ほれ、汁粉。熱そうだから気をつけて食えよ」
「おー美味そう。サンキュ」
右手の椀と、添えられた割り箸を渡してやると、叶はにこにこと嬉しそうな顔で受け取って、景気よく箸を割った。
オレは残った椀を持ったままで、きょろきょろと辺りを見回した。これを渡すべき相手の姿が、見えなかったからだ。てっきり一緒にいるものと思ったのに、何処へ行ってしまったのか。
「礼二君なら、電話だぞ」
「え?」
振り返ると、叶が汁粉の椀を持ち直しながら、じっとオレを見上げていた。
「たぶん病院からだろ。うるさいからあっちで話してくる、って離れていった」
「あぁ
……
そっか」
叶が指差したのは、お札やお守りの授与所、おみくじ掛けなどが並ぶ方向だった。正面の鳥居とは別の出口が、そっちにある。
「
……
戻って来ンのかな」
思わずオレが呟くと、叶は呆れたように肩をすくめた。
「そりゃ来るだろ。いいからまずは座れよ、敬一君」
「
……
」
「このままじゃオレが、一人でいい場所のベンチを占拠してる悪い子みたいだろ? それに、結構目立ってるぞ」
言われて周囲の気配を探れば、確かに好奇に満ちた幾つもの視線が刺さってくるのを感じる。半分以上はコイツのせいのような気がしないでも無かったが、叶の言うことにも一理あるので、オレはおとなしくベンチに腰を下ろした。
叶が微笑んで、頷いてくる。
「よしよし、いい子だな。じゃ食うぞー」
いただきます、とちゃんと声に出して、叶は割り箸の先を汁粉の中へ沈めた。
オレは左手にもう一つの椀を持ったまま、ぼんやりと視線を辺りに投げた。
お炊き上げの火はまだ大きく、赫々と燃え盛っている。正月飾りの藁や松がパチパチと爆ぜる音が続き、周囲に組まれた太い青竹が燻った白い煙を上げていた。時折強く寒風が吹くたびに、火の粉が舞い飛び、煙が散らされる。火の塩梅を加減し、長い枝の先につけた餅を焼く氏子達の輪が、煽られる火を避けて右に左に揺れていた。
初詣でも訪れたこの神社で、どんど焼きが行われる、焼いた餅を入れた汁粉もふるまわれる、ということで、今日は教会の用事で不参加だという天堂を除いた四人で来るはずだった。が、真経津は寝坊したとのことで集合場所に現れず、いつになくマトモな恰好の叶にオレと村雨、という何となく落ち着かない状態になってしまっている。そして村雨も席を外しているとあって、叶にいつ何を訊かれるかわかったもんじゃない、とオレはつい身構えてしまうのだった。
もちろん、オレの挙動不審なんて、叶にはとっくにバレていることだろう。その原因と思考の流れまで、つぶさに分かられていてもおかしくない。でもそれはそうとして、村雨とのことを尋ねられたらどうしよう、と思ってやっぱりソワソワしてしまうのだ。
照れるし、恥ずかしいというのも確かにある。が、一番の心配はソレじゃない。
叶が、オレの知らない気持ちまで、オレから炙り出してしまうんじゃないかという気がするからだ。
村雨と恋人としてつき合うようになっても、漠然と渦巻いて、消えないモノ。
浮かれたオレが自覚できていない、致命的な
——
そんな何かを。
「食べないのか? 敬一君は」
明るい叶の声に呼ばれて、はっと我に返った。
いつの間にか叶は、寛いだ様子でベンチの背もたれに体重を預け、脚を高く組んでオレを見ていた。傍らの座面に置かれた椀には汁粉が半分ほど残っており、焼いた餅が一つ、沈みかけているのが見える。
「こんなに寒いんだし、早く食わないと冷めちゃうだろ? 勿体ないぞー」
「いや
……
これ、村雨のだし」
オレが答えると、叶は大きくため息をついた。
「先に半分食うくらい、別にいいだろ? 美味いうちに食った方が、餅も喜ぶって」
「村雨は怒るだろ」
「自分の都合で場を離れているのは、礼二君のほうだぞ。ちょーっと気にしすぎじゃないか?」
「別に
……
いいンだよ、オレは餅とか」
言い返しながらこのままでは分が悪いのを感じて、オレは叶が手放した椀を指差した。
「お前こそ、それどーするンだよ。餅、もう一個残ってるじゃねぇか」
「
……
ん? あぁ、これは晨君のだから」
「へ?」
あっさりと叶に言われて、オレはマヌケな声を出してしまった。ここに村雨がいたら、思いっきり呆れた顔をされていただろう。
「でも、真経津は」
「起きたから、向かってるって。もうすぐ着くって連絡来てたぞ」
「そうなのか?」
慌ててコートのポケットから、スマートフォンを引っぱり出す。メッセージアプリに未読のアイコンが点いていて、グループを開くと確かに真経津からの連絡が入っていた。
「あー
……
」
汁粉を運んだりしていたとはいえ、全く気づいてなかったのはちょっと情けない。自分の注意力の足りなさを叶の前で露呈してしまったようで、オレはどさりとベンチの背にもたれて天を仰いだ。
来る時はまだ青空が見えていたが、次第に雲は増えてきている。空は一面の灰色に近づいてきており、所々で濃い色に染まり始めていた。見遣れば遠くの山の稜線は、一部で雲との境界が曖昧になっている。既に高い所では雪が降り始めていそうだった。
くすくす、と叶が笑う声がした。
「分かりやすく凹んでるな、敬一君」
「
……
なンだよ、ったく」
「怒るなよ。可愛いって言ってるだけなんだから」
「ハァ? 馬鹿にすンなって」
ムッとしながら上体を起こすと、叶と正面から目が合った。
いつも笑顔を貼りつけている左眼が、すべてを隠したままでオレを見つめてくる。相変わらずの、読めない瞳。
でも、まっすぐに結ばれた大きな口元が、何かを真剣に伝えようとしていた。
「叶
……
?」
「考え過ぎなんだよ、敬一君は」
ゆっくりと叶が口を開いた。
「礼二君と、おつき合いし始めたんだろ? せっかくハッピーなんだから、もっと浮かれて、ふわふわしてればいいんだよ。恋人同士って対等だろ? 自信持ちなって」
「
……
どういう意味だよ」
「汁粉を先に食ったら礼二君が怒るって、それ本当に心配してるのか? こういうのって縁起物だろ、満腹になる為のモノじゃない。自分がその場に居るなら分け合って一緒に食べるし、やむを得ず席を外してるなら、熱くて美味いうちに相手が食べてくれた方が嬉しい。そう思うのが自然じゃないか?」
「あ
……
」
がつっ、と頭を横から殴られたかのようだった。
目を見開いたオレに、叶が笑いかけてくる。
「敬一君が強い礼二君に憧れるのはわかるし、ようやく好かれたんだから嫌われなくない、って御機嫌伺っちゃうのもわかるけどさ。あまりやり過ぎると卑屈だし、まるで怯えてるみたいだぞ? いつまでもそんな風だったら、オレが貰っちゃうからな!」
「も、貰うって」
最後にずい、と顔を近づけられたので、オレは反射的に顎を引いて後ずさった。
「え
……
お前、やっぱ汁粉食いたかったのか? じゃあ、真経津のぶんは後で何とかすっから、その残りはお前が食って」
「ちっがーう! そうじゃなくてさ敬一君、オレは」
「あっ、じゃあもしかして、お前も村雨のコト
……
? そういや最初っから憧れてたもんなぁ、お前
……
でもダメだぞ、譲らねぇからなオレは。村雨は、絶対に」
「だーかーら違うってば! もぉ敬一君、何でそういうトコだけ頑固なの⁉︎ どーして⁉︎」
叶が叫んで、がくりとうな垂れる。半分くらいわけがわからなかったが、何となく勝った気分になったので、オレは軽くふんぞり返ってなめらかな紫色の頭を見下ろしてみた。
それから改めて、叶に向き直る。
「
……
ありがとな、叶。オレのこと、励ましてくれたんだろ?」
ゆっくりと叶が顔を上げた。
「うー
……
まぁ、そうなるのかな」
「確かにオレ、村雨には遠慮してるっつーか
……
絶対かなわねぇなって思ってるところがあって。だから、見ていて苛々させちまうのかもしれないけど
……
」
——
村雨は。
ギャンブラーとしても、人間としても強くて。いつも自信にあふれていて。
でも、好きだと言ってくれた時の真剣な顔は、痛々しいほど張りつめていて、今にも壊れそうなほどで。
オレも好きだよ、と応えた時の心底ほっとした顔は、本当に嬉しそうで、初めて目にする可愛らしさで。
だから、思ったんだ。
コイツも同じ人間で、オレは一生大事にしていくんだって。
そのためには
——
「もっと、オレもちゃんと向き合わなきゃいけないんだよな。自分に、自信持ってさ
……
叶、お前の言うとおりだよ」
オレを見つめた叶は、ちょっと首を傾げて、幾度か瞬きをして。
それから眼を細めて、ニッと笑った。
「まっ、そうだな。でも、それだけじゃないんだぞ?」
「えっ?」
「さっきも言ったろ? せっかくハッピーなんだから浮かれてろ、ってさ。恋愛の初期なんて、お互いふわふわしてて当然なんだから。難しく考えずに、まずは礼二君といっぱい楽しむんだな」
「叶
……
」
コイツにしては、優しいアドバイスだと思った。
力を抜いていいんだ、と言ってくれているのだ。叶は。
今ここにある幸せを、喜んでいいのだと。
「ありがとな。オレ
……
」
「あーっ、見つけた! 叶さーん、獅子神さんも!」
突然響いた明るい声が、オレの言葉を遮った。
続けて、どすんと肩の後ろに衝撃がやってくる。
「
……
っコラ、真経津! いきなりどついてくるんじゃねーよ!」
「ごめんねー、なんか嬉しくて」
振り返って怒鳴ったオレに、ベンチの後ろに立った真経津はにこにこと笑って答えた。
「だからって、なぁ
……
そもそもオメー、寝坊って今何時だと」
「まったくだ。さっさと離れろ」
呆れた口調の低い声音が、割って入ってきた。
聞こえた瞬間、どきりと心臓が跳ねる。
「
……
村雨」
「電話が済んだところで、ちょうど真経津が現れたのでな。一緒にここまで来た」
村雨はそう言うと、じっとオレを見つめてきた。深紅の瞳が素早く、オレを底まで掬い取る。
そうして、おかしそうにふっと微笑んだ。
「あなた、なんて顔をしている。私がいなくなってそんなに不安だったか?」
「なっ
……
! ち、違っ
……
」
ばっと顔に血が集まって、熱くなる。頬が一気に火照ってきて、吹きつける風の寒さも忘れるほどだった。
にやりと口の端を持ち上げた村雨が、更に追い討ちをかけてくる。オレの手元に眼を遣って、ため息混じりに言葉を続けた。
「しかも、その汁粉は手つかずか? 先に食べていればいいのに、どうしてわざわざ無為に冷やすようなマネを?」
「いや
……
やっぱオメーを待ってたほうがいいかなって。オレは別に、餅は食わなくてもいいし」
オレが言い終わるかどうかのうちに、盛大に息を吐く音が被さった。
ぴしっ、と額に村雨の指先が当たる。
「いてっ⁉︎」
「マヌケめ。こういうのは縁起物だろう。腹を満たすのが目的ではなく、共に食することにこそ意義がある」
「や、その、何つーか」
「温かいうちにあなたと一緒に食べたかったが、仕事の連絡で叶わなかったのは私の落ち度だ。それは、すまない。しかし、ならばせめてあなたには美味しい状態で食べてほしいと、そう思うのが自然だろう。何故そこで変な遠慮をして、私の願いを無下にする?」
「ぶっ、ふ
……
ぷはっ、は、あはははっ!」
オレの隣で、叶が爆笑した。
「なっ、敬一君。オレの言ったとおりだったろ?」
「そーだけど! 笑いすぎだろ、叶!」
「
……
どういうことだ獅子神。叶、あなたはこのマヌケに何を吹き込んだ」
「いやぁ、大したことじゃないぞ。なっ敬一君?」
「何なにー? 楽しそう! ボクにも教えてよ、叶さん!」
真経津が前に周り込んできて、わざわざオレと叶の間に座る。顔を盛大にしかめた村雨が手でオレに合図して、有無を言わさずオレから真経津を隔てるように間に腰を下ろしてくる。厚いコートを着込んだ男四人でベンチにぎゅうぎゅうと座って、互いに減らず口を叩いてるうちに可笑しさが込み上げてきて、周囲の人々に怪訝な顔をされるのも気にせず、声を上げて笑った。
「ほら、晨君のぶん。ちょっと冷えちゃったけどさ」
「ありがとー、叶さん」
ちゃんとサルベージしていた椀と割り箸を、叶が真経津に渡す。オレもずっと持ったままだった白い椀を、そっと村雨に手渡した。
「ごめんな、村雨。オレ
……
いろいろわかってなくて」
村雨は静かに首を振った。
「謝るほどのことではない。気にするな」
「でも」
「少しずつ慣れていけばいいだけだ。あなたも、私もな」
そう言って村雨はオレの手から割り箸を取ると、片手で器用に割った。
くるりと持ち替えて、汁粉の椀から餅を摘まむ。そうして餡の絡んだ餅を、オレの口元に差し出してきた。
「今年も元気で生きよう、獅子神」
「
……
ん」
叶と真経津が見ているのはわかったが、ここはうだうだ言うところじゃないと覚悟を決めた。
息を整えて、目の前の餅に噛みつく。
半分を齧り取って顔を上げると、村雨が嬉しそうに微笑んだ。
「上出来だ、獅子神」
「あーやれやれ。何かオレ、余計なお世話だった?」
ベンチの向こうの端で、叶が苦笑する。
「そんな
……
」
「その通りだぞ、マヌケ」
そんなことはない、と返そうとしたのに、先に村雨が鋭く言い放ってしまう。あっという間に見えない火花が散り、村雨は残りの餅を素早く噛み砕くと、叶との舌戦に突入してしまった。
「導くだけが優しさじゃないだろ? 今は譲ってやるけど、絶対オレのほうが深いからな!」
「ふん、今が無ければ当然この後も無い。己の門を開くのが遅れた臆病さを涙を呑んで恨むがいい」
オレには意味のわからない応酬を、二人が凄まじい勢いで繰り広げる。呆気にとられて眺めていると、頭上の戦いを物ともせずに汁粉を食べ終えた真経津が、嬉しそうに声を上げた。
「あっ、天堂さん用事終わったって! 今からこっち来るってさ」
「はぁ? 汁粉の配布、多分もう無くなるぞ⁉︎」
「だったら獅子神さん、作ってよ! これから材料買って、獅子神さんの家に行けばちょうどいいよね。天堂さんにも伝えとくから!」
「待て真経津! 勝手に決めるンじゃねーよ!」
オレが手を伸ばすより早く、真経津はスマートフォンをしまって駆け出していく。空になった椀は、いつの間にか叶の手に戻っていた。
「ははっ、やっぱり晨君にはかなわないな!」
口喧嘩を中断した叶が、あっけらかんと笑って真経津の後に続く。オレも追いかけようとしたら、くいっと袖を引かれて止められた。
「村雨」
「私も、あなたの汁粉が食べたい。どんど焼きの煙ではないが、共に餅を焼いて無病息災を祈ろう」
「
……
そーだな。そうするか」
空になった椀と割り箸をオレに渡して、村雨も立ち上がる。一瞬だけ指を絡め合ってから、並んで歩きだした。
いっそう灰色が濃くなった雲から、ついに雪が落ち始める。ふわふわとオレ達の周りを舞う雪は、軽やかで、白い花びらみたいで。
新しい風に乗って、新しい春の先へ。
こんなふうに力を抜いて、一緒に進んで行けたらいいなと思った。
「早く来いよ、敬一君、礼二君も! 置いて行くぞー!」
「行き先、オレの家だろーが! 汁粉作るのもオレだぞ⁉︎」
怒鳴って大きく開けた口に、ふわりと雪のひとひらが入り込む。舌の上で溶けたら一瞬すごく冷たくて、思いっきり変な顔になったら、村雨が楽しそうに笑った。
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