sevendays23
2025-08-18 19:58:22
1007文字
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お誘い

(一味)


「おいウソップ見ろよこれ」

「なにーっ、ラムネ詰め放題?」

「あぁ、一緒に行かねぇか?野郎の臨時おやつにちょうどいいし、お前たくさん詰めれるだろ?」

「いくいくー!ぜってぇいくー!!昼メシはこの隣の店でパスタとかでどうだ?うまそーだぞー」

「お、いいな。ミートソースがうまそうだ」

料理人と狙撃手が二人で雑誌を見て楽しそうにきゃいきゃいはしゃいでいる。一味ではたまに見られる光景だ。でも、あんまりにも楽しそうだから、考古学者はチラとそれを羨ましそうに見た。

「ロビン、次の島安物アクセサリーの詰め放題あるんだって。一緒に行きましょ?」

「いいの?」

「あんた以外と誰が行くの?女物だし、いっぱい詰めるから手を貸してね!!」

「ふふ、いくらでも貸すわ」

航海士はぱちんとウインクしつつ誘ってくれた。考古学者はにこっと微笑んだ。

「いいなぁ……おれもなんか詰め放題したいな」

「そうですねぇ……あっ、チョコの詰め放題など私と一緒に?」

「えぇぇ!そんなのあるのか!?」

「えぇ、次の島は詰め放題の宝庫らしくていいですね。どうします?」

「いく!いくぞー!!」

「ヨホホ、たくさん詰めて皆さんをびっくりさせましょうね」

「うんっ!」

同じくうらやましそうにするばかりだった船医は顔を輝かせた。音楽家は雑誌片手ににこにこと骨を緩ませる。

「酒の詰め放題はねぇのか」

「飲み放題なら次の島にあるぞ。どうじゃ、一緒に」

「行く!どこだジンベエ」

「まるで禁酒してたような食いつきっぷりじゃのう……ここじゃ」

「うまそうだな、つまみも」

操舵手が取り出した雑誌を、剣士は食い入るように見た。最近小遣いが尽きて酒が気軽に買えなくなったから飢えていたらしい。にこにこと笑顔さえ浮かべる。

「みんなずりぃぞ!おれも!おれもなんか!」

「よぉし、ルフィ。ステーキ10kg完食で無料って店がある。おれが連れて行ってやらァ」

「フランキー!それうまほーだな!!いこういこう!フランキーも肉食おうなっ!」

「おれァその店のバーガーが楽しみだなァ」

「いーな!バーガーも!!肉だもんな!」

「お、なんだ、みんなもどっかいくのか?」

「後で話聞かせてくれよー!」

「いーぞ!いっぱい話そうな!」

こうして仲間たちは綺麗に二人ずつに分かれ、楽しい放題の冒険を行うのだった。