ミノル
2025-08-14 22:46:47
551文字
Public しんらぶ/二次創作
 

応援する話

しんらぶ/ 鯰ふく /ふくらちゃん視点/とても短い/百鬼夜行迎撃作戦の応援システムを少女から男士へもしてほしい話/しんけん無印(ブラウザ)版セリフあり
◆別ゲームのキャラ同士によるクロスオーバー作品です。都合のいい捏造いっぱい。苦手じゃない方だけご覧ください。

しんけん無印(ブラウザ)版では、鍛刀時に一定確率でリーダー少女が応援してくれるシステムがあり、とうらぶ戦闘時にしんけんで鍛刀して男士の戦いを少女に応援してもらう遊びをしたのを思い出しました。
鯰ふくなのは、絶賛Lv上げ中だからです。多分この後他の男士(特に縁者持ち組)からも少女から応援ほしい!となるので、出陣前に応援する期間限定屋敷任務が発生する。

「わわわわ、私、何かお手伝いできることありませんか!?」
 とっさに口から出た言葉は、すぐ後悔に変わった。
 そんな事を言っても、彼を困らせてしまうだけだ。
 これは彼ら『刀剣男士』の戦いで、『真剣少女』である私にできることなんて、なにもない。

 彼を困らせただけの発言をした自分に嫌気が差して、スカートの裾をぎゅっと掴む。

……じゃあさ、応援してよ」

 手の甲に触れた感触にそっと握った手を緩めると、彼が私の手を取る。
 そうして自分の口元に引き寄せて、目を閉じた。

「おう、えん……

 祈りをささげるかのような彼の姿に対し、間抜けな私の声が響く。

「そう、応援。俺さ、ふくらが応援してくれたら、どんな敵も倒して、絶対帰ってくるからさ」
 まだ疲労がにじみ出る顔で、鯰尾くんがにかっと笑う。

 そう、これは彼らの戦いで、私は、『真剣少女』の出る幕は、ない。
 でも、ほんの少しでも彼の役に立てるなら、彼が無事に帰ってくれるなら、なんだってしたい。

「はわわわわ~、あのがが頑張ってください!」

 どうかどうか、彼が無事にこの戦いに帰ってこれますように。
 汗ばむ手で彼の手をぎゅっと握り返し、振り絞るように想いを送る。

 そうして彼は桜を纏い、戦場へ向かうのだった。