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Mae❍
2025-08-13 12:25:16
1461文字
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甘い吐息
ネコ耳と尻尾が付いてしまった🍰くんとそれを可愛がる💥くんの話
(べったーから移行)
「ば、ばくご
…
なんか耳が増えちまった」
爆豪が家に帰ると、可愛らしい恋人にネコ耳と紅白の尻尾が生えていた。いつも通り、帰ってきた恋人を迎えた轟は少し困惑した様子だ。朝別れた時にはなかったそれに、爆豪は唖然とするしかなかった。
「それ、感覚あンの?」
「ぇ、あぁ
…
一応
…
」
「ふーん
…
」
爆豪は恋人の頭をポンポン、と優しく撫でると手を洗うため洗面所に向かう。その後ろをネコのように着いてくる轟に、少しだけ頬を緩めた。
「先にお風呂にするか?ご飯はまだ出来てないから
…
」
手を洗って振り返った爆豪に、轟はネコ耳と尻尾をへにゃりと下げながら問う。恐らく無意識だろうそれに、爆豪は天を仰いだ。ネコ耳が付いた轟は可愛すぎるのだ。
「どうすっかなぁ」
爆豪はうーんと悩むような表情をしながら、轟に近づく。それとなく後退する轟は顔を少し赤くしている。すると爆豪はパッと何かを思い付いたように、轟の手を引きリビングへと歩いていく。
「ばくご?」
「変なとこがねェか、確かめねぇとな?」
「?それはどういう
…
」
爆豪はぱっと振り返ると振り返ると、轟を床に座らせ、彼の首元に顔を埋めた。そして肩越しに、ひょこひょこ揺れる尻尾を眺める。
「尻尾、操れるのか?」
「え、いや
…
よくわかんない
…
」
「ふーん」
爆豪はそっと尻尾に触れてみると、轟の肩がビクッと震えた。ネコの尻尾は、思っていたよりもふわふわしていて、気持ちがいい。暫くふわふわと握っていただけだったが、何を思ったのか、爆豪は尻尾をなぞるように触れた。
「っ
…
爆豪、尻尾変な感じするから
…
やめてくれっ」
「どんなふうに、変なンだ?」
「えっ
…
えと
…
」
突然問われて、轟は爆豪に触れられている尻尾に集中した。触れてくる手は優しいけれど、むず痒い。
「えと
…
なんかソワソワして
…
ゾワゾワして
…
って言わせるなよっ、んぅっ」
顔をぱっと上げた瞬間、轟は爆豪に唇を奪われた。轟はびっくりして固まってしまう。暫くして唇が離れると、轟は顔を更に真っ赤にしていた。
「かわいぃな」
爆豪は彼の耳元で甘い言葉を囁きながら、ゆっくりと新しく増えたネコ耳に触れる。
「うぅっ
…
」
轟はぎゅっと目を閉じ、爆豪の服を掴んだ。が、それがいけなかった。視界を遮ったおかげで、他の場所がいつもより敏感になってしまった。触れられる感触、爆豪の匂い。そして、囁かれる甘い言葉たち。それら全てが轟の思考を絡め取る。
「うっ
…
んんっ
…
」
キスすらもしていないのに、甘い声が漏れてしまう。轟は思わず、自身の唇を噛みしめた。
「
…
噛むな、声聞かせろ」
「んぅ
…
」
耳元で囁かれ、轟は何も考えれなくなる。自分の身体が浮いているのかとすら思ってしまうほどに。目が蕩け、頬を赤らめた轟を爆豪はゆっくりと押し倒した。
「かわいぃな
…
しょうと」
「っ?!」
あまり呼ばれない名前に、轟はビクッと肩を揺らした。その後、耳がじんわりと赤くなる。爆豪は目を細めて、優しい眼差しを向ける。
視線で火傷しそうだ、轟はそう思った。
「飯と風呂よりも先に、貰ってもいいか?」
「
……
いいよ
…
」
あまりにも甘い視線を向けられたうえに、耳元で囁かれてしまっては、もうイエスとしか言えない。爆豪は微笑んでキスを一つ落とすと、轟を抱き上げる。
「お
…
お手柔らかに頼む
……
」
「それはお前次第だな」
爆豪はそう言って、寝室へと足を進めた。
二人がそこから出てくるのは、それから二時間後の話であった。
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