haruka037
2025-08-13 09:12:10
1472文字
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忘れたい過去

 モブレされるイカルガの話。
 一応スバイカですが、スバルくん出て来ません。
 R-18。
 ⚠️注意⚠️無理矢理表現あり。苦手な方はご注意ください。
書きかけです。

 その日、私は憂鬱だった。
 あまり好きではない宴会に呼ばれていたからだ。
 本来なら、辞退する所なのだが、上にどうしても来て欲しいと懇願されて、仕方なくやって来た次第だ。
 私は宴会は好まない。
 人と関わる事は仕事でも極力避けていた。
 私はどうしても人間というものが好きになれない。
 表では良い顔をしながら、裏では悪態を吐く。
 そんな人間を今まで嫌という程に見て来た。
 だから、当然私は人間を信用していない。
 酒を呑みながら口にするのは愚痴と自慢話や噂話ばかり。
 何が悲しくてそんなものを聞かなければならないのか。
 酒を注ぎに来る連中はおべっかばかり並べ立てる。
 それらに形だけの礼を言って酒を煽った。
 嗚呼、イライラする。
 上に来いと言われていなければ、絶対に帰っている。
 本当につまらない宴会だ。
 早く帰りたい。
 だが、それでは上の顔を潰す事になりかねなかった。
 だから我慢している。
 苛立っているからか、酒のペースが早い。
 自分でもそれに気付いていたが、どれだけ飲めば酔うのかは分かっている。
 ペース配分を間違えるつもりはない。
 だが、どうした事か、半刻もしないうちに、私はすっかり出来上がってしまっていた。
 ぐらりと身体が傾いで、慌てて床に手を突いて身体を支えた。
 それでも身体がグラリと揺らいで、肩から床に崩れ落ちる。
 私が倒れるドサリという音と共に、それまで思い思いに騒いでいた連中の視線が一気にこちらに向く。
「ああ、漸くかね。待ちくたびれたよ……
 上座で飲んでいた上司が私に歩み寄って来る。
 とんだ失態だ。
 早く起きなければと焦りながら、今上司がなんと言ったのか理解出来ずに顔を上げた。
 そこには下卑た笑みを浮かべた上司と、それを取り巻く男達のニヤついた顔がある。
 それを見て嵌められたのだと漸く気付いた。
 普段の酒よりも度数の強い酒を呑まされていたのだ。
 だから酔いが回るのが早かったのか。
 この宴会そのものが罠だったわけだ。
 私に良くない感情を抱いているものが少なからずいたのは知っている。
 だが、まさかこんな暴挙に出ようとは誰が思おうか。
 なんとか起きあがろうともがくが、身体に力が入らない。
 そんな私を見て上司は笑った。
「不様だねぇ、イカルガ君。動けないだろう?あれは良い酒でねぇ。高飛車な相手を大人しくさせるには実に有効なんだ」
 上司が私の顎を掴んで顔を上げさせる。
「何故こんな真似を……
 上司を睨むとそれは声を上げて笑った。
「目障りなんだよ。こうと決めたら上司の私にも食ってかかって来る。有能で上の覚えもめでたい。本当に癪に障る。生意気なんだよ、君は」
 だから躾が必要だよね。
 そう言って上司は目を弓なりに歪めた。
 その手が、こちらに向かって伸びて来る。
「私に触るなっ!」
 その手を叩き落とすと、上司が浮かべていた笑みが消えた。
「ああ、本当に生意気だ……
 その手が私の胸ぐらを掴んで床に縫い付ける。
「大人しくしていれば優しくしてやったのに……
 上司が顎をしゃくると、男達が近付いて来る。
 抵抗も虚しく身体を拘束される。
 両手を床に縫い付けられて、悔しさに歯噛みした。
「こんな事をしてどうなるか分かっているのですか!?上に報告しますよ!」
 そう言えば男達は笑う。
「好きにすると良い。プライドの高い君が私たちに犯されたと報告出来るものなら、ね」
 馬鹿にしたように笑われて、怒りに顔が赤く染まる。