映画『のぼうの城』&トークイベント

映画『#六つの顔』公開記念 犬童一心 フィルムワークス

映画『#六つの顔』公開記念
犬童一心 フィルムワークス

目黒シネマ
8月3日(日)

10:00〜映画『名付けようのない踊り』
12:30〜トークイベント
13:15〜映画『のぼうの城』

《トークイベント登壇者》
・犬童一心
・野村萬斎

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映画『のぼうの城』のリバイバル上映+トークイベントですと😳⁉️ということで、行ってまいりました。

と、その前に午前には映画『名付けようのない踊り』もリバイバル上映されるとのことで、折角行くならと、こちらも観てまいりました。

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《名付けようのない踊り》

こちらは俳優としても活躍する世界的ダンサー・田中泯さんのドキュメンタリー映画です。彼は映画『国宝』にて、人間国宝の女方・小野川万菊を少ない出番ながらも、圧倒的な存在感を放って演じきっておられたのですが、このドキュメンタリーを観て、泯さんを知り、何故、彼が万菊に抜擢されたのか、分かったというか、納得するものを感じました。

泯さんは完成されたダンスを踊るのではなく、常にその場にあるものを感じ取り、それを表現する。唯一無二、一期一会、型に収まることのない、まさに無形のアートの世界。日頃の生活からして、こんなに自然を感じながら、地球と一体化してる人間は他にいないんじゃないかと思いました。

その様子をフィルムに収め、そして本人の語りとアニメーションを加える事で、田中泯ワールドに浸れる作品に仕上がっており、とても興味深いという意味で面白かったです。思い切って観に行って良かったと思いました。


ちなみに、この芸+語り+アニメーションという手法は今月公開する『六つの顔』でも使われています。なので私が『名付けようのない踊り』を楽しめたように、狂言や万作さんの事を知らない人でも『六つの顔』は楽しめるんじゃないかと思ってます。

いきなり能楽堂に行くよりはハードルが低いと思いますので、まずは映画で狂言デビューするのは如何でしょう😊

萬斎さんも特に、初めて狂言「川上」に触れる初心者さんの感想が聴きたいと仰っていたので、是非この機会に、本物の“国宝”の芸に、触れて頂きたいと思っております。

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《トークイベント》

こちらでは、萬斎さんと犬童監督の「のぼうの城」の撮影秘話や「六つの顔」のお話を中心にトークが展開。

ということで、以下備忘録。


●萬斎さんをキャスティングした理由は「他に思い浮かばなかった」から。のぼう様を演じられるのは萬斎さんしかいないと。

今話題の『国宝』も、李監督が吉沢亮で撮りたいと言って実現してますからね、監督の頭の中で主役のイメージと俳優が完全一致する瞬間があるんでしょうね。


●映画化の話が上がったものの、資金集めの為に先にシナリオを小説化して出したら、主人公のイメージが萬斎さんとは真逆の容姿で描かれていた為に、映画を観た観客からイメージが違うと言われた(苦笑)


●震災があった為、公開が予定より1年先に延びてしまったが、その分、準備期間も延びたので、CGの部分は時間を掛けて制作することが出来た。また番宣もしっかり組まれたので、沢山インタビュー等を答えた記憶が萬斎さんには残ってる模様。


●公開から数年経って、萬斎さんが明石家さんまさんに番組で会った時に「のぼうの城」をとても気に入って褒めてくれた。普段は「陰陽師」or「シン・ゴジラ」の人という認識が周りで多いので、珍しい。それを聞いた監督は「同じリーダーシップで道化師な部分に共鳴するものがあったんじゃないか」と。一同、それに納得。


●萬斎さんが考案した田楽踊りの振り付けのモチーフは下ネタ。二万人の兵を注目させるにはこれしかないと、萬斎さんと監督の間で意見が即一致(笑)。監督曰く「後日、萬斎さんが下ネタを上品に作り上げてくれました」とのこと😂


●のぼうを演じるにあたって、常に普通の人ではないことを意識していたので、萬斎さんの芝居を見ていた監督が、カットをかけた途端、大笑いしていたのが印象に残ってる(見ながら我慢してたのね😂)。

そしてその話の最中に、それを再現するかの如く、萬斎さんが、“わざと”舞台から落ちてみせるというサプライズが😳💦

「萬斎さん、成功したから良いけどぉ😅💦」と、監督にちょっと心配されてるの可愛かった😂(そういえば、むか〜し、ステージからジャンプして落ちて足を骨折した某ギタリストが居たなぁ🙄)

その後、階段を使わず一段で軽々と舞台に戻る萬斎さん。息子氏程ではないとはいえ、脚長い😅(鬼滅横浜公演の無惨様を思い出す。アレが出来るんだから、これくらい朝飯前か🙄)


●「のぼうの城」での出会いをキッカケに、能楽堂に通うようになった犬童監督。「千駄ヶ谷で毎日こんな面白いものを演ってるのか!」と思ったそう。あと能舞台の構造にも惹かれ、いつか映画で撮ってみたいと思っていた。


●萬斎さん曰く、犬童監督が狂言だけでなく、能にも興味を持ってくれた事が嬉しい。能と狂言、合わせて能楽なので、それが分かる人にならお任せしようという気持ちになれる。


●監督も、互いに普段から言える間柄だから「六つの顔」は撮れた。これが能楽初めての監督だったら、変に気を使ったり、綺麗に撮ろうとして別物になっていたのではないか、と。


●万作さんの要望として、全て「川上」に集約するように作って欲しいと言われた。万作さんが大ファンだった六代目尾上菊五郎の映画のオマージュにもなっている。


トークの後は、撮影タイムへ。

皆さんのスマホのシャッター音が鳴り響く中、萬斎さんは「沢山撮るねぇ。ちゃんと宣伝してくださいね」とのことでした😂

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《のぼうの城》

公開当時、テレビの番宣は観た記憶あるけど、本編は劇場では観ていなかったので(配信と円盤のみ)、スクリーンで観るのは今回が初。

最前列だったから首が痛かったケド😂、はやり大画面で観ると迫力はもちろんですが、細かい部分にも目が行きますね👀

狂言に見慣れた今、改めて観ると、萬斎さんが狂言の型をフル活用してるのが分かります。よって、数あるお役の中でも、のぼう様は意外と普段の萬斎さんに近いかもと思いました。

あと、萬斎さんが若くて美しい🥹✨

顔の造形が整ってるのが、改めて分かりました。モテるのも理解。でも、ファンになる前にもこの映画だけは一度観てるんだけど、その時は惹かれなかったんだよな〜。他にも触れてる機会はあったのに、ドクエクの🐝に出会うまでは全く惹かれなかったので、沼るタイミングって不思議だな〜🥹と改めて感じたのでした。



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