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R
2025-08-03 14:28:26
1956文字
Public
本ロド
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一筋の独占欲
くじメイトのチャイナ服に狂ってた時の話です
短い
きっかけはロナルドの高校からの友人であり週刊バンパイアハンター記者であるカメ谷からの依頼だった。
『今度出す週刊バンパイアハンターで退治人特集をやるんだけど、その付録にロナルド達のブロマイドを付けたいんだ』
そう頼まれたにっぴきは、撮影の為指定されたスタジオを訪れていた。
控え室に入ると、テーブルの上にはチャイナ服が置かれていた。
「これか?今回の衣装」
「控え室置いてあるんだからそうなんじゃないか?」
それぞれ赤を基調にしたチャイナ服と紫を基調にしたチャイナ服で、どちらがどの色を着るのかは明らかだった。
「お、ジョンはこれかな?シュウマイの帽子」
赤と紫のチャイナ服の間に置かれているシュウマイを模した小さな帽子はジョンにぴったりのサイズだった。
「ヌーヌイ!!」
主人であるドラルクに手ずからシュウマイ帽子を被せてもらったジョンはご機嫌な様子で鏡の中の自分を見つめる。
「さて、我々も着替えようか」
「おう」
ドラルクの声でロナルド達も着替えを始め、各々の色のチャイナ服に袖を通す。
数分後、鏡の前には見事にチャイナ服を着こなすロナルドとドラルクの姿があった。
「ヌヌヌヌヌヌ、ヌッヌヌヌヌッヌヌ!!(ドラルク様、とっても似合ってる!!)」
「そうだろうそうだろう!私に着こなさせない服なんてないからな!!」
ジョンに褒められたドラルクは嬉しそうにジョンを抱き上げる。
「さすがは我が使い魔、わかっているではないか」
「ヌフ♡」
「お前がチャイナ着ると中華マフィアの首領か怪しげな薬屋みたいだな」
「ファーーーーーー!?!?素直に似合ってると言えんのかこの5歳児は!!」
「にににに似合ってるなんて思ってねーし!!!!」
「ほーーーう??着替えてる最中からあんっっなに私の事を見ていたのに??」
「ヴァ!?おおおおお前気付いて
……
!?!?」
「あんだけ見られていて気付かないわけあるか!」
「うっ、し、しょーがねーだろ!!」
ドラルクのイメージカラーとも言える紫を基調にしたそのチャイナ服は細すぎる体のラインにしっかりとフィットしており、腰布で強調された腰の細さや普段は隠れている踝が見えている上ファーの付いた上着を羽織って足を組む姿は様になりすぎていてもはや目に毒だった。
「(なんで服着てんのにこんなにえっちなんだよこいつは
……
!!!!!!!!)」
露出が少ないはずなのに体のラインが強調されたり普段見えていないところが見えているためかエッチに見えてしまうドラルクの姿に、ロナルドが受動のエッチに溺れそうになりながらそう心の中で叫ぶ。
そんなロナルドを見ながらドラルクはうーん、と何やら考え込んでいた。
ロナルドのチャイナ服はロナルドのイメージカラーの赤を基調にしており、袖口は黄色でズボンは白に薄く笹がプリントされている。
均整の取れた筋肉に抜群のスタイルで着こなすロナルドだが、ドラルクは何かが違うとじっとロナルドを見つめる。
「
……
なんだよ」
「なーんか違うんだよなぁ
……
」
「は?」
「うーーーーん
……
」
ドラルクはロナルドの頭の先からつま先までゆっくりと見つめる。
そしてそれを何度か繰り返したあと、そうだ!と何かを閃く。
「ロナルドくん、ちょっとこっち来て」
そう言ってロナルドを呼ぶと、ドラルクは自身の腰布の上に巻かれている装飾用の腰紐を解き始める。
「?何してんだ?」
「いいからいいから」
そして近付いて来たロナルドの腰紐も同様に解くとロナルドの腰紐には自身の飾りを、ドラルクの腰紐にはロナルドの飾りを付けそれぞれの腰に結び直す。
「これでよし!君は赤がよく似合うけれど赤一色だと何か物足りない感じがしてね、私の紫の腰紐と交換してみたのだよ。そうしたらぴったり!さすが私!」
「ヌヌヌヌヌヌヌヌーイ!(ドラルク様すごーい!)」
「ふふ、ありがとうジョン。それに私は紫一色でもはちゃめちゃに似合うが差し色に赤を使うのもいいだろう」
上機嫌なドラルクは一度言葉を切るとそれに、とすっとロナルドの耳元に唇を寄せる。
「それにこうすれば君は私の男だし私は君のものだとさり気なく見せ付けられるだろう?」
「!?」
囁かれた言葉の破壊力にロナルドは真っ赤になってフリーズする。
「ふっふーさすが私、天才だな!」
「ヌヌヌヌヌヌヌンヌイ〜!(ドラルク様天才〜!)」
そうして撮影されたにっぴきのブロマイド付き週刊バンパイアハンター特別号は過去1番の売上を叩き出し、異例の重版を重ねたと後日カメ谷から喜びの報告があった。
ヌイッターでは「もはや匂わせじゃない、見せ付けだ」「正妻マウントやばい」「これは勝てない」と話題になり、ドラルクは予想通りの反応にひとり笑みを溢した。
ハッピーエンヌ♡
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