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haruka037
2025-08-02 12:13:06
5662文字
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抱いてください
スバイカ。
自慰してる所をスバルに見られちゃうお話。
R18。
最近、どこかおかしい。
舞手を見ていると動悸がするようになった。
視線が合うと、心臓が煩く脈打った。
見つめられただけで顔が赤くなって逃げ出したい気持ちになる。
だが、舞手が嫌いな訳ではない。
むしろ好ましいと思っている。
それなのに、話しているとソワソワして落ち着かないのだ。
舞手と目を合わせる事が出来ずに視線を彷徨わせていると、彼が不安そうな顔で私を見つめて来た。
「イカルガさん
……
。もしかしてオレと話すのが嫌だったりしますか?」
沈んだ声に焦って舞手を見つめると、彼は眉を下げて悲しそうな顔をしていた。
「そ、そんな事ある筈がないでしょう!」
思っていたよりも大きな声が出た。
その勢いに、舞手は驚いた表情を浮かべたが、次いで安心したように頬を掻いた。
「良かったです。オレはイカルガさんと話すのが好きなので」
その笑顔に、胸がきゅうっと締め付けられる。
「そうですか
……
。私も、あなたと話すのは嫌いではないですよ」
どうして舞手の前では平常心でいられないのだろう?
他の人と話す時はなんともないのに、舞手の前でだけはこうなってしまう。
それが何故だか分からない。
自分の変化に戸惑いつつも、それが嫌ではないのが不思議だった。
一体私はどうしてしまったのだろう?
彼を見ていると、胸が温かくなって、それと同時に少しだけ切なくなってしまう。
この気持ちがなんなのか分からなくて落ち着かない。
でも、誰かに相談するのも違う気がした。
それともうひとつ、困る事があった。
舞手と会うと身体が火照ってしまうのだ。
彼と会った日は、身体が熱くて堪らなくなって、中々寝付く事が出来ない。
本当に私はどうしてしまったのだろう。
今日も中々寝付けずに、何度か布団の中で寝返りを打った。
こう言う時には確か、一度出してしまえば楽になると聞いた事がある。
どうしたら良いのか分からないが、やってみるしかない。
寝巻きの前をはだけて反応している自身を下着の中から取り出した。
緩く立ち上がったそれを手でゆっくりと抜いて行く。
じわじわと気持ち良くなって来て、自ずと息が上がる。
先走りが自身を濡らしてぬちぬちといやらしい音を立てた。
「はあっ
……
、あっ
……
、んっ
……
、ふぁ
……
」
喉から自分の知らない声が漏れて恥ずかしくなる。
でも気持ち良くて手が止まらない。
「ああっ
……
、いいっ
……
、ひあっ
……
、あっ、あ
……
、はぁっ
……
」
手の動きが自ずと激しくなって絶頂が近くなる。
「きもちいいっ
……
、あっ、すばるっ!っ~~~~~~!!」
ビクビクと身体が震えた。
吐き出された白濁が手を汚す。
「私は、何を
……
?」
イく時に思わず舞手の名前を呼んでしまった。
舞手の顔を思い出した瞬間、胸がきゅうっと締め付けられた。
ああ、私は舞手の事が好きなのかもしれない。
その考えは意外と腑に落ちるものだった。
そう考えると舞手を前にした時の不調も説明が付く。
「私が、舞手を好き
……
」
舞手の笑顔を思い出して胸が切なくなる。
ああ、でもこの想いを告げる事など出来る筈もない。
付き合ってもいないのに、彼の事を考えて自慰に耽るこんな醜い告白する権利など私にはありはしないのだ。
「スバル
……
」
小さく彼の名前を呼ぶ。
一度欲望を吐き出した筈の自身はまた硬くなっていて、一度出したくらいでは終わらないのだと告げて来るようだ。
「
……
スバル」
もし、彼と付き合っていたとしたら、舞手はどんな風に私に触れるのだろう。
それを想像しながら自慰をする。
彼の手が、私の自身を擦り上げるのを想像しながら自分のモノを抜いた。
彼の事を考えるだけで酷く興奮する。
ああ、私はなんて穢らわしい生き物なのだろうか。
それでも手は止まらなくて確実に追い詰められて行く。
「すばる、ああっ
……
!」
彼に触れられている妄想をしてしまえば、あっという間に達してしまう。
ハァハァと息を吐いていると、脳裏に優しく微笑んで頭を撫でてくれるスバルの姿が浮かんだ。
『イカルガさん、上手にイけましたね』
「スバル
……
。もっと、もっと触ってください」
妄想の中の彼が右手で自身を扱きながら左手で乳首に触れて来る。
その妄想通りに自分で触って見れば、また違った刺激を受けて息が上がる。
「あっ、すばる、きもちいいっ!」
『イカルガさん、可愛い
……
』
妄想の中の彼が唇を寄せて来る。
その日は遅くまで自慰に耽ったのだった。
「はぁっ
……
、あ
……
、すばる、そこ、いいっ、ああっ
……
、んっっ
……
」
翌朝、目が覚めるとすぐに自慰を始めた。
スバルに触れられる妄想をするだけで酷く興奮する。
昨日散々搾り出した後だと言うのに、まだ枯れる事はない。
ギチギチに張り詰めた自身が痛いくらいだ。
『ここも触ってあげますね』
妄想の中のスバルが、私の後孔に触れる。
のろのろと起き出して戸棚の中から塗り薬を取り出した。
それを指に塗ってゆっくりと後孔を解して行く。
自慰ですら昨日が初めてだったのに、初めての行為を怖いとも感じないのはきっと、妄想の中のスバルに毒されているからだ。
指が一本入ると、夢の中のスバルがほうっと溜め息を吐いた。
『イカルガさんのナカ、凄く熱いですね
……
。早く入れたいです』
「入れてください。はやくっ!」
『駄目ですよ。ゆっくり解してからじゃないと、イカルガさんが苦しいんですからね』
そう言ってスバルは優しく私の後孔を解して行った。
時々指がイイトコロに当たって声が裏返る。
指が二本になり、やがて三本になった頃にはもう我慢出来なくなっていた。
「すばる、もうむりです。はやくあなたをくださいっ!」
次の瞬間、ガラリと音を立てて入り口の戸が開く。
「イカルガ、さん
……
?」
そこには驚いた顔をした舞手が立っていた。
サッと青ざめて頭から布団を被る。
「イカルガさん。今日は誰も姿を見ていないと言っていたので、具合が悪いのかと思って様子を見に来たんですが
……
」
「出て行ってください!」
大声でそう叫べば、ややあって戸が閉じられる。
出て行ったのだろうと思って振り返ると、目の前に舞手がいて驚いた。
「イカルガさん
……
。何してたんですか?」
「っ
……
、見れば分かるでしょう」
「じゃあ、どうしてオレの名前を呼んでいたのか、その理由を教えてくれませんか?」
「言いたくありません
……
」
そう返して布団の中に潜ろうとすると、ものすごい力で布団をひっぺがされた。
乱れた寝巻きの上を、舞手の手が優しく撫でる。
「あなたが言わないのなら、オレが言います。イカルガさん。オレはあなたが好きです。夢の中で何度もあなたを抱きました。それくらいあなたが好きです」
舞手に好きだと言われて嬉しくて目に涙が滲む。
そんな私の頬を、両手で優しくスバルが包む。
「あなたを愛しています」
そう言われて、堪らなくなってスバルを布団に押し倒した。
「好きです。好きですスバル。あなたが愛しい。だから、今すぐ私を抱いてください!」
その言葉にスバルは嬉しそうに目を細めると、私に甘く優しいキスを寄越したのだった。
「痛くないですか?」
「っう
……
、へいき、です
……
、はぁっ
……
、んっ、もう、いいですから、はやくくださいっ
……
!」
「駄目ですよ。ちゃんと解さないと。あなたに辛い思いをさせたくありません」
そう言ってスバルは塗り薬を私の後孔に塗り付けた。
ちゅっちゅっとキスをしながら優しく後孔を解されて、焦れったくなってしまう。
元々自分でしていたから、ある程度は解れている筈だ。
それなのにスバルはやめようとはしなかった。
早く欲しいとなんどせがんでも欲しいものは貰えない。
それならスバルをその気にさせればいいのだ。
起き上がってスバルの服に手をかける。
そうして服を脱がせてスバルの自身を取り出した。
「イカルガさん、何を!?」
焦ったようなスバルの声がするが無視してそれを口に含む。
男のものを口に含むだなんて、スバルでなければ絶対に出来ない。
竿の部分を口に含んで、入らない部分は手で刺激する。
左手で陰嚢を優し転がしてやれば、スバルが息を飲むのが分かった。
初めてだから下手だろうが、それでもスバルの息は上がって行く。
「イカルガさんっ
……
」
切なげに見つめられてドキドキする。
スバルがそっと私の頭を撫でて来た。
「イカルガさん、気持ちいい
……
」
はあっと息を吐いて呟かれてゾクゾクする。
こんなに色っぽいスバルの声は聞いた事がなかった。
思いを告げあったのだから、きっとこれから先もこういう事はするのだろう。
スバルのこんな声と顔が見れるのは私だけなのだという優越感が心を満たしていく。
頭を上下に動かしてフェラをすれば、スバルが息を詰めるのが分かった。
口内に出された欲望を飲み干す。
青臭いそれはとても飲めたものではないはずなのに、不快ではなかった。
それはきっと、スバルのものだからなのだろう。
「イカルガさん、どうしましょう。あなたが欲しくなってしまいました
……
」
困ったようにスバルが言う。
「そうなるように私が仕向けたんですから、良いですよ」
そう言ってスバルの頬を撫でれば、彼は苦笑した。
「ああ、本当にイカルガさんには敵わないなぁ
……
」
そっと布団に押し倒されて、彼が覆いかぶさって来る。
「イカルガさん、本当に良いんですね?」
「はい、早くあなたをください
……
」
そっと彼の頬を撫でると唇が重なる。
寝間着を脱がされて、足を開かされた。
その間にスバルが身体を割り込ませる。
もう一度そっとキスをして、スバルが私の後孔に自身をあてがった。
「入れますよ」
「はい
……
」
少しだけ怖い。
でもそれ以上に嬉しい。
じっとスバルを見つめていると、ぐっと先端をナカに埋め込まれた。
「あっ!?」
未知の感覚に思わず声が上がる。
スバルが動きを止めてこちらを見てきた。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫です
……
。だからやめないでください」
震える手でスバルの腕を掴む。
ここで止められてしまったら生殺しだ。
浅く息を吐きながらスバルを見つめていると、少しづつそれがナカに入って来る。
「ああっ
……
、おおきいっ
……
、んっ
……
、ふ
……
」
痛くはないが、本来物が入る所ではない所に押し入って来るその違和感に耐えていると、「すみません」と謝られた。
「ああああっ!」
声が裏返る。
一息に貫かれたかと思えば激しい抽挿が始まった。
自分が望んでいた事なのに少しだけ怖い。
「すばる
……
。すばる、こわいです。たすけて
……
」
スバルに縋ると、ぎゅうっと抱き締められた。
「愛しています。イカルガさん」
そうしてまた激しく穿たれて、喉からひっきりなしに甘い声が漏れた。
「あっ
……
、あ、はあっ
……
、すばる、はげしっ、ひぁん
……
、すばる、すばるっ
……
!」
目の前の男に甘えた声でしがみつけば、スバルは愛おしげに目を細めて私を見下ろした。
「イカルガさん、可愛い
……
」
小さく呟いてキスされる。
啄むだけだったものがだんだんと深くなって舌を絡めて吸い上げられた。
「んっ
……
、ふ
……
、はふ
……
、ふぁ
……
、んぅ
……
、っう
……
」
どちらのものとも知れない唾液が溢れて頬を汚して行く。
キスの最中も優しく頭を撫でられて堪らない気持ちになった。
スバルへの好きが溢れてどうにかなってしまいそうだ。
「あいしています」
甘く囁けば、ナカに入っているスバルの自信が大きくなる。
「どうしておおきくっ!?」
「っ!あなたのせいですよ」
そうしてまた激しく貪られる。
私はもうスバルに縋り付くより他になかったのだった。
事が終わって同じ布団の中で裸で抱き締めあって息を整えた。
「凄かったですね。もうクタクタですよ
……
」
「あはは。無理させちゃってすいません。でも、イカルガさんもノリノリだったじゃないですか」
「それはそうでしょう。好きな人が目の前にいるんですから、ノリノリにもなります」
そう言えばスバルはくすりと笑ってオレの頬を撫でた。
「イカルガさん。こうなってしまってから言うのも遅いんですが、オレと付き合ってくれませんか?」
「ええ。良いですよ。まさかあなたに自慰を見られるとは思いませんでしたが、そのお陰で両想いだと言う事が分かったので良しとしておきます」
「そうですね。一人でシてるイカルガさん、とってもエッチでした」
「もう、忘れてください」
恥ずかしくなってスバルに背を向けると、優しく抱きしめられる。
「忘れませんよ、一生ね」
「意地悪ですね。あなた」
「だって、好きな人のどんな姿も目に焼き付けておきたいじゃないですか。あなたもこれから先、オレの恥ずかしい所もカッコイイ所も全部見ててくださいよ。オレもそうしますから」
スバルが私の頭を優しく撫でる。
「だから恥ずかしがらないで、オレに顔を見せてください」
「嫌です。私は疲れたのでこのまま寝ます」
「そんなぁ。イカルガさぁん」
スバルが情けない声を上げるものだから笑ってしまった。
「仕方ないですね」
クルリと身体を反転させると、スバルは嬉しそうに微笑んだ。
「大好きですよ、イカルガさん。ずっと一緒にいましょうね」
「ええ。あなたとずっと一緒にいます」
きっとあなたなら私を誰よりも幸せにしてくれるから。
だから私は世界一の幸せ者になってやろう。
出来たばかりの恋人に微笑んで、そっと愛してるが沢山詰まったキスを送るのだった。
終わり
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