ちゃび
2025-07-28 12:59:35
2573文字
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ドムサブパロ

ベルトラン×フワフワR18
本編世界でのパロ
途中まで

ベルトランが腰をおろした二人用ベッドぎわの壁には、いくつかのブーケと、布袋が吊り下げられている。

今朝、オミローが作りあげたばかりのドライフラワーと香り袋だ。

園芸師ギルドから分けてもらった花々を手入れして乾かし、香り袋には錬金術師として受けた依頼で調合した精油とスパイスの余分も混ぜたのだと、楽しそうに話す姿を思い返しながら深く息を吸う。


何の花を、どの植物を、と確かに説明は受けたはずだが、香りに疎いベルトランにはそれらを嗅ぎ分けることはできない。

ただ、それでもよいものだということはわかる。
甘くもスッとして、気分の良い香りだ。

「いいにおいでしょ」

眠る支度を整えたオミローが、寝室の入り口から嬉しそうに顔をのぞかせた。

彼はそのまま、小さな棚とベッドの間の狭い空間をまたぎ、ベッドへ上がるとベルトランの横をスルスルと滑り柔らかなシーツに寝転んだ。

「ええ、気に入りました。眠るのにもよさそうですね」
「こうやって寝転んだら、花を見上げられるんだよ」

へへ、と得意げにするオミローにならって横になると、確かに先ほどとは印象が違う。

思っていたよりボリューム感があって楽しく感じることを彼に伝えると、そうでしょ、とニコニコしながら起き上がり、先ほどベルトランがしたように深呼吸をして香りを楽しんでいるようだ。

ベルトランにとって、ドライフラワーのブーケも香り袋ももちろん好ましいものではあるが、何よりオミローが楽しそうにしていることが最も嬉しく、満ち足りるように感じるのだった。

とはいえ、未だ瞼をとじて香りに集中しているオミローを仰ぎ見ているとどうにも愛おしくなってくるもので、その横顔に口づけでもしようと上体を起こすと、気配に気づき薄目を開けたオミローの方から倒れるようにベルトランへもたれかかる。

低い重心から斧を振り回すオミローの身体はエレゼン族にしては大きく、重い。

まだ、体重の全てを預かっているわけではないが、それでも上半身を起こしかけた姿勢を崩すには十分な重さで、おお、と間の抜けた声をあげてふかふかのクッションに倒れこんだ。

もたれかかったオミローもまた同様にバランスを崩しており、今はベルトランの顎のすぐ下、胸のあたりにオミローの頭が乗っているような恰好となっている。
どちらからともなくひとしきり笑い合い、一息つく。


胸の上に投げ出されたオミローの髪が、呼吸とともにかすかに揺れる。
そのうえ、向きを変え頬を摺り寄せる彼とともに長い髪もあわせて動くのでくすぐったく、ごまかしついでに頭ごと撫ぜてやる。

オミローはされるがままに大人しくしていたが、少ししたあとさらに顔を向きなおし、
「ねぇ、なんか命令して」
とベルトランを見上げた。


命令とは言うまでもなくDomがSubに行うコマンドのことである。

命令をして、それをこなせられれば褒める。
定期的にそれをしなければDom性であるベルトランもSub性であるオミローも体調に支障が出るものの、オミローの立場や性格上、直接顔を合わせない期間が突発的に発生するため、会うことができる時はなるべくしようと決めていた。
今日とて例外ではない。

「今日は、どこまで?」
「最後まで、いい?」

──オミローが眠るまで。
もちろん、と答えて息を吸う。

『キスをして』

仰向けに近い姿勢から、ベルトランに覆い被さるような四つ這いに変えたオミローの唇が、ベルトランの口に軽く触れて、離れる。

『いい子です。次はもっと深く』

褒められて細めた彼の瞳が閉じると同時に、薄く開けた口から舌がのぞき目的地を探すようにベルトランの唇をぺろ、と舐めると、さらに内へと這う。
絡み合ったり離れたりする舌が時折上顎に触れるたびに、ぞわ、と気持ちがいいような落ちつかないような感覚がする。
何度か息継ぎをした後、彼の舌がでていくのを感じながら息を整え、期待の色を浮かべたオミローの頬へ、お上手、と手を伸ばした。

「そうでしょ……

添えられたベルトランの手にうっとりと頬を預けるオミローをしばらく見つめてから、続けて命じる。

「自分で後ろほぐすの、『見せて』くれますか」

彼はとろ、としていた瞳をパチリと開いて一瞬驚いたような表情を見せたものの、

「わかった」

と、下着の紐を解き、おろしていく。
棚から潤滑油の瓶を取り中身を手のひらへ垂らし、瓶を置いた指に塗りつけて後ろへと運ぶ。
挿れて抜いてぐちぐちと指を動かす音は聞こえて来るが、死角となっておりベルトランからは見えない。
けれど、意識を後ろへとやり、少し虚ろな瞳で低い声を漏らす姿を見ているだけで、自分のものが勃ちあがってくるのを感じる。オミローはまだなのに。

それに気づいた彼に「もう勃ってるの」と笑われたが、貴方が可愛いからだと伝えると複雑そうな顔をして自身の指に意識を戻していった。

「ん、……は、ぅ……
「一番いいところはわかります?」
「うん……は、あッ♡、ここ……ッ」

体を震わせたオミローの瞳が一層、虚空を見つめる。

『そのまま一度、達するまでしてください』
「ふ、う、うん♡……あッ♡ああ、ああ……ッ♡」

命令を聞いて自ら快楽に喘ぎ、目を瞑ろうとする彼に、目を閉じないよう重ねて命令してみる。

「ぁ、ぅあ……♡」

目を開けたままにするのは難しいようで、瞼を開けることばかりに集中しきりで口も開けたままになっている。
たら、と脱力した舌を伝って涎を垂らしていることには気づいているのだろうか。

「ああ、あ──……ああ、へ♡、ああ……ッ♡イキそ……ッ♡……う、あ♡、あ、あ」

夢中で自身の穴を刺激するオミローの蕩けた顔に高揚を覚えて、先を急かす。

「オミロー、『イって』」
……ッ────♡♡♡」

瞬間、彼がビクビクと身体を痙攣させながら声にならない声をあげた。

「上手に達して、偉かったですね」

腕の力を抜いてゆっくりとベルトランの上に崩れるオミローを抱きしめながら褒めると、湿った息遣いにくぐもった声が混じる。

「ね……、いれて……

気づけばオミローの腰がベルトランの股関をまさぐっている。

「は、あ……♡早く……!」