pen-pen2
2025-07-27 20:00:33
2742文字
Public
 

████が、消えた夏 完走した感想

2人で挑む、夏

※【████が、消えた夏】のネタバレを含みます。閲覧は自己責任でお願いします。





一緒に遊んでくださったKP並びにPL【以降、HOタマ】のお二人、ありがとうございました!
夏におすすめなCOCということでKPからおすすめしていただき、HOタマのPLを誘ってシナリオをKPに回していただきました。

1生還1ロスト 〜タマ様が消えた夏 END〜で幕を閉じました。
自キャラがHO人間で、相方であるHOタマでシナリオに立ち向かってきました。
HOタマが初期SANが40スタートだったため、案の定、シナリオ初手から一時的発狂し、1日目で不定に入るという素晴らしいKP泣かせのPLを見せてくれました。
シナリオで一番初めに振った技能が精神分析という貴重な体験をさせていただきましたw
その後、HOタマはものの見事にSAN値チェックを尽く失敗し、狂気表内容により、シナリオ序盤からHOタマは(PL情報で)人外確定というなかなか他では見れない展開になったかなと思います。
人外確定したことにより、PL的にはラスト、HOタマを殺るか野放しにするかの二択だなとは思っていたので、探索ではどうしたら共存できるかを考えながらプレーしていました。
特段、プレー時にはPCの心境はKPやHPタマのPLにお話ししませんでたが、シナリオが進行していくにあたって、当初は共存の可能性を探していましたが、PC的には親友はHOタマに喰われ、親友自身はすでに逝去していると分かった時点で、もう隣にいる親友は親友ではなく、親友を模倣しているナニカの存在だと判明し、定期的にHOタマは発狂行為があったため、やっぱり人外なんだなと薄々気づいてしまうといった感じでした。
そんな不完全な存在をこのまま生かしておいていいのかという疑念と、親友本人ではないにしてもコイツは今生きているのにそれを否定することはおかしいのではないだろうか。といった板挟みな感情でした。HOタマについてはかつての親友ではなく、不器用ながらも生きようとしているHOタマ自身として見ていたため、ラストシーンはHOタマの意思を尊重しようとは思っていました。
しかし、NPC花田もタマ様と判明したため、花田も納得させて、HOタマと同意見にまとめて丸く納めたかったのですが、それは叶わなかったのがちょっと申し訳なかったなとは思います。(NPCはそもそも丸め込めない設定のためしょうがないね)
結局、ラストは自分たちのような悲劇(HOタマが仮に街から解放されたとしても、また人間に捕まり、利用され、今回のような事件を起こしてしまうかもしれないという危惧)を繰り返さないためにもタマ様は消えるべきという選択をHOタマがしたため、HO人間はその意図を汲み取り、タマ様を消してエンディングとなりました。NPCの花田は生きたいという意志だったので、とても忍びないのですが、NPC花田自身も人間としての思考は不安定な状態のため、今現在はNPC花田が大事にしているNPC山岸を食べないにしても、今後はどうなるかわからない為、タマ様2柱とも消えていただきました。

実際のところ何を持ってハッピーエンドというかは人にもよると思いますが、今後のことを考えるとタマ様は消しておいて正解だったのではないかと思います(HO人間でしたので、あくまでも人間目線かつPL目線での感想です)。
タマ様が生きているとなると、タマ様が分裂し、2人の人間に模して人間の生活馴染もうとしたように、このまま街の外へ逃した場合、食べ物が豊富ということはその分、成長してしまうため、さらに分裂し、増殖する可能性があり(実際にHOタマとNPC花田の前例がある為、可能性が高いとみていいと個人的には思っています)、どこまで成長するか不明のため、仮にどんどん増殖するような場合、地球上の生物とタマ様の比率がひっくり返るという事態もありえなくはないかと考えられます。
そう考えると、人間目線ではあの場面でかたをつけなければ人類滅亡の可能性があるのではないかと考えますので、被害が最小限のうちに事態を収められたので“人類にとっては”ハッピーエンドだったかと思います。
必ずしも両生還が正解なのか?と問われる色んな意味で難易度の高いシナリオだったかなと思います。かなり簡略にわかりやすくまとめるなら、大事な人を捨てて世界を救うor世界を捨てて大事な人救うのかの二択を迫られる天気の子のようなラスト展開ですね。
シナリオにはタマ様を逃した場合の今後の世界の展望までは記載されていませんのであくまで憶測での話とはなっております。そのため、タマ様の増殖には上限があり、現在がMAX値で増殖しないなら、今回のタマ様が消えたのはHO人間にとってはバッドエンドかもしれませんね。

シナリオ自体の感想となりますが、HOタマの秘匿の内容がシナリオ開始時にPCは逝去しており、特殊なキャラになりますし、ラストシーンはHO人間の選択次第にはなりますので、人を選ぶシナリオかなとは思います。また、シナリオを楽しむタイプの人はとても楽しめる作品かとは思いますが、自キャラ愛が強いタイプの人はおすすめできないシナリオかと思います。プレーした感じ、スワンプマン思考実験を彷彿とさせるなとちょっぴり思いました。
内容的に、まわす前に地雷チェックは必要なシナリオだと思うので、KPをしようかなと検討している方は人を選んで声をかけるのが吉かと。
私はお話をPCを通じて擬似体験できることが醍醐味だと思っていますのでとても楽しめました!ENDも、何を持って正解とするかはPL次第というシナリオ構築でしたので、そこも含めて面白かったです。
ラストシーンは、PL間で話し合い、納得した上でENDを決めることに比重を置かれたシナリオとなっていて、重要箇所は探索漏れが発生しないように構築され、ラストは全情報が出揃った上でどちらを選択するかという流れになっており、よく練られている面白いシナリオだなと思いました。
キャラ制作によっては親友を殺した人外許せまじというHO人間キャラが出てくるパターンもありえなくはないのですが、シナリオがうまいことそれは回避するように設定されているところも原作リスペクトだなとしみじみしました。
また、COC以外の謎解きミニゲームや、ちょっとしたダイスミニゲーム(PCの設定の兼ね合いで一部改変あり)があり純粋なCOCとは違うギミックもあって、 そこも含めて個人的には楽しかったです!

最後になりますが、一緒に遊んでいただきましたKPとHOタマのPLに改めて感謝を!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。