映画『国宝』観てきた感想

※ネタバレあるよ

先月からずーっと観たかった『国宝』をようやく観てきました。

観る前は、歌舞伎あんま知らんけど大丈夫かな〜、と思っていたけど、全く以って杞憂でした。終わった後、「えらいもん観てしまった」という感想しか出なくて、一晩寝かせた所存です。
やっぱりスクリーンで観て正解でした。気になっている人は絶対観に行った方がいい。
ただ、暴力、流血沙汰や濡れ場があるので、苦手な人はレンタル始まってからで良いとも思う。

余談だけど、綺麗な顔立ちの主人公が、煽りに対して一瞬で豹変して、オラオラする姿が非常に好みでしたね。

話が逸れました。
原作は小説かつ、上下巻だから、どうやって3時間にまとめんだ?と疑問に思っていたけど、主人公を軸にすることでかなりまとまりが良かったので、話のテンポはすごい良かったと思う。
役者さんの演技も非常に良くて、言葉で語らず演技で見せる、ってこういうことなんだなあ、と改めて実感。
本当、あっという間の3時間でした。
ただし、ケツは代償にやられました。定期的に座り直そうね

あと、ちょっと野暮な話だけど、主人公と師の息子との関係性に、ブロマンス要素もあるように個人的には感じた。
少年時代から共に苦楽を過ごして、競演もするようになったけど、主人公と師の息子は喧嘩別れをしちゃってでも最後には復縁したよ!と、見れてしまった。
原作では、競演する最後の演目が違うらしいけど、映画はあの演目だからこそ、という感じだったのかもしれない。
人物と演目のね、心情がすごく合っているわけで。言葉として説明はなかったけど、「ああ、これが最後に競演できる機会で、心から惜しんでいるんだな」と、観てる側にひしひしと伝わってくる演技力、本当にすごかったとしか言えない。
主人公にとって師の息子は、歌舞伎としての伴侶みたいな存在だったのかな、個人的に思ってしまった所存です。原作だともう少し違った感じなのかもしれんが。

野暮で申し訳ない。個人的な感想だよ。

あと個人的に、竹野がほんといいキャラだった。
最初嫌な奴だな、って思ったけど、終盤に近づくたびに、竹野お前!お前ぇ!!って株が爆上がりよ。
あのツンデレ男、一番のファインプレーだったと個人的に思う。

また話が逸れたので、最後にもう一度。
役者さんの演技は本当にすごくて、そこが監督のこだわりなんだろうなあ、と感じた。
やっぱり妥協せずに作った作品って、言わなくても伝わるんだなあ、と改めて実感。

すごくいい刺激になったので、今後も劇場で観ることは定期的に続けていきたい。



最後の最後で余談。

この映画観て、糖尿病の怖さを思い知った人多い気がする。私は震えました。
生活習慣、見直そうね