三毛田
2025-07-26 21:18:31
1073文字
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65 065. 僕らの日常

65日目
こうして過ごすのが、俺たちの日常

 開拓のために、星に滞在している時は寝て起きて調査のために走り回って。
 列車に帰ってきたら、好きな時間に寝て起きて。依頼があれば、やっぱり走り回る。
「丹恒、抱っこ~」
「自分で歩け」
 出会った頃よりは、俺に甘くなってきた丹恒。
 でも、こういう時は甘くない。相変わらず塩対応。
「そっちの階段を上ればすぐに部屋なんだから、自分で歩け」
 と、冷たく突き放して。
「丹恒にだっこしてもらいたいな~って。駄目?」
「駄目だ」
「え~」
「こら」
 丹恒の腕を引いて、階段を上っていく。
 最初は抵抗するように力を入れていたけど、上り切って部屋に入ってしまえば、諦めたように力を抜いて。
「丹恒、おいで」
 手を離して、先にソファーに腰かけてから隣を叩く。
「飲み物は」
「どっちでもいいよ。持って来てからでも、持ってこなくても」
 そう告げれば、彼は氷をたっぷりタンブラーに入れてから飲み物を注いで。それから、それを持って隣に座る。
「カフェオレ?」
「ああ。勝手に牛乳貰ったぞ」
「いいよ。丹恒のために余分に入れてあるからさ」
「ありがとう」
 嬉しそうに飲み、それをテーブルに置いた後俺の肩に寄りかかって。
 丹恒と恋人になって、こうしてゆったりと甘い空気になる時も増え。
 それもまた、俺の日常の一部に。
「丹恒、好き」
「俺も好きだ」
 キスをしたくて顔を近づけると、彼はそっと目をつぶって受け入れてくれる。
「に、苦いぃ」
「ふっ。お前には苦かっただろうな」
 俺が苦くて悲鳴を上げると、丹恒は小さく笑って。
 それから、サイダーを俺に渡す。
「うう……丹恒、もうちょっと甘いもの飲んでよ」
「そこは、キスをする前に飲むなっていうところじゃないのか」
「丹恒が好きなものを好きなように飲むのが一番だからな。俺が我慢すればいい」
「穹」
 丹恒は嬉しそうにくるくるきゅうきゅうと喉を鳴らし、尻尾を揺らす。
 甘い時はこれだけ甘いし、塩対応をしてくる時は本当に塩。しょっぱい。
 塩対応の時は、俺にもなのにも同じ。
「丹恒、俺のこと好き?」
「ああ、好きだ」
 今日は素直でスイーツのように甘い日。
 だから、まるで求愛するように喉を鳴らし、尻尾も揺らして。
「可愛いな。俺の蒼龍ちゃん、ベッドで愛を確かめる?」
「明日からしばらく、依頼も論文もない。だから、それも悪くないな」
 上着を脱ぎ、俺の上に乗ってきて。それから、お尻でぐりぐりと俺の股間を押してくる。
「こら、丹恒」
 ちょっと怒った声を出すけれど、彼が積極的で嬉しい。