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ふみか
2025-07-22 14:29:18
2665文字
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「たんと食べてね」
現パロのファイアナ、カスアナ。🌿姉が出ます。
ファイアナ。現パロ🔆🌙☀️三兄弟x🌿。
🌿姉が出るしいっぱい喋る。
年齢順:🔆+🌿姉>🌿>🌙>☀️
休日の午後にカスライナがショッピングモールで買い物をしていたら、「あら?カスライナさんだ」とたまたま通りかかったカフェテラスで同僚の女性と遭遇した。
「こんにちは、⚪︎⚪︎さん」
「こんにちは。ふふっまさかこんな所でカスライナくんにばったり会えるなんて〜」
「本当だね。今日は天気がいいから買い物に最適と思ってね。⚪︎⚪︎さんも買い物かい?」
「今日はね、弟とデートなの。紹介するわ、弟のアナクサゴラスよ。ほらアーちゃん、カスライナさんに挨拶して。」
彼女の向かい側の席に座ってる青年は小さいため息をして、カスライナの方に見上げて「...こんにちは。」と挨拶した。
「今日はアーちゃんが大好きな大地獣ランドが新しくオープンしてね、初日限定グッズがどうしてもほしいからお姉ちゃんと一緒に行きたいっておねだりされたのよ〜」かわいいアーちゃんのお願いは全部叶えてあげたくて〜と、楽しそうに弟自慢する彼女とは裏腹に、アナイクスは姉に紹介されるまでずっと息を潜めて、カスライナが去るまで無言を貫こうとしてたが、まさかどんどん趣味を暴露されて、思わず「ね、姉さん...!もうこれぐらいに...!」慌てて止めに入るのも「まぁ、アーちゃんはもうお姉ちゃんって呼んでくれないの?お姉ちゃん悲しいわ」と更に姉に揶揄いされて、これはもう彼女の言う事を聞いた方が得策だと「...お、お姉ちゃん.....」と諦めて、「うふふ、アーちゃん大好きよ」大人しく姉の頭撫で撫でを受け止める。
そんな姉弟のかわいいやりとりをずっと見ていたカスライナは「へぇ、君は大地獣が好きなのかい。実はうちの一番下の弟も大地獣が好きらしくて、グッズを集まったり、関連のイベント情報を細かくチェックしたりするんだ」気持ちがよくわかるよと頷きながら言う。「まぁ〜カスライナさんの弟さんも好きなの?機会があればぜひアーちゃんに会わせたいね、きっと気が合うと思うの!ね、アーちゃん!」と興奮する姉を見て、こうなった姉にはもう誰も止められないので、「えぇ、機会があれば」と相槌を打った。弟話に花が咲いたのは結構だが、できれば本人がいない所でやって欲しかった。その後2人がまたしばらく『うちの弟世界一』について熱く討論していた。アナイクスは諦めてさっき購入した大地獣の新作絵本とグッズ鑑賞に集中した。
ちょくちょく腕時計で時間を確認していたアナイクスはこれから予定があるそうで、「お姉ちゃん、カスライナさん、この後人と約束があるのでこれにて先に失礼します」と言って立ち上がる。彼女もその約束を事前に知っていたようで、特に気にすることなく「やだもうこんな時間〜じゃあアーちゃん、気をつけて行ってらしゃい。」と弟を見送り、「では。」アナイクスは2人に会釈してカフェを後にした。
アナイクスが去った後、カスライナはちょっと冷めたコーヒーを飲んで、「弟さん、とてもしっかりしてて偉いなぁ。うちの弟たちは高校生になってもまだまだ甘えん坊で」と羨ましそうに言う。
「あら、甘えん坊でかわいいじゃない〜私はむしろアーちゃんにもっと甘えてほしいの。昔はね、どこに行っても『お姉ちゃんお姉ちゃん!』と付いてきて、学校にも行かせてくれなかったのよ。あんなにべったりだったアーちゃんが今やすっかり独り立ちしてさぁ、もうお姉ちゃん悲しいよ」と彼女は大きいため息を出して嘆いた。
「アーちゃんは昔から体が弱くてね、高校に上がる前は体調の問題でよく学校を休んでたの。そのせいか他の人と交流する自体があんまり慣れてなかったんだ。でも大学に入って、やりたい研究がいっぱいある!とキラキラした顔で報告して来て、嬉しい反面寂しさもあった。あーあ、私ったらすごく面倒くさいよね〜」
としょんぼりする彼女をみて、カスライナは「そんなことないよ、僕からして見ると2人がとても仲がいい姉弟だよ。弟くんは昔と違う甘える方に変えただけと思うし、今日みたいに大好きなお姉さんと一緒に大好きな大地獣ランドに行った嬉しいと喜んでるはずだ。」だからそんなに心配しなくていいんじゃないかなぁと慰める。
「ふふっそうね〜カスライナさんのおかげで元気が出た!ありがとう!」すっかりに元気を取り戻した彼女は「そうだ。カスライナさんの弟さんも大地獣好きでしょ。実は知り合いから大地獣新作映画の先行上映チケットを2枚貰ったんだ。でもどうしても外せない仕事が急に出来てしまって行けないの。アーちゃんとは公開上映後観に行くから」もしよかったら弟さんと楽しんでね、とバックから白い封筒を取り出し、カスライナに渡した。
「そうなのかい?ではありがたくいただくよ。弟、きっと喜ぶよ。今度お礼にランチを奢られて」とカスライナは2枚のチケットの入った封筒をしまった。
2人はまたしばらく雑談をした後、彼女は婚約者との約束があると、また月曜日会社で会おうと席を立った。
自分の買い物と晩ご飯の食材調達をした後、カスライナは弟2人と一緒に住む家に帰った。真ん中の弟は大学のレポートがあるから、朝から部屋に篭ってる、下の弟も大学受験間近で、この時間は自室で家庭教師に試験勉強を見てもらってるはずだ。では自分も晩ご飯の支度に集中するか。
『コンコン』
「ファイノン、入ってもいい?」
「いいよ。あっいい匂いがする。もしかしてご飯ができた?」
「そうだよ。準備ができたら、降りておいで」
「はーい。丁度テストの反省会が終わったとこだから、すぐ行く」
「うん。今日はファイノンたちが大好きなハンバーグだよ」
「本当!?兄さんのハンバーグ大好き〜」
「ははっいっぱい用意したからたくさん食べて。」
「うん!先生、今日ハンバーグなんだって!先生も兄さんのハンバーグ好きでしょう」
「...ええ、好きですよ。いつも私の分まで用意してもらって申し訳ないありません。今度こそお金を」
「気にしなくいいよ。こちらこそ先生のおかげで、ファイノンの成績がうんと上がって、本当に感謝しているよ。」
「いや、それとこれは別⋯」
「先生が美味しく食べてくれさえすれば良いんだ。ね?」
「⋯はい。お世話になります」
「ははっいい子だ。ではまたあとでね、アナクサゴラスくん。」
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