黒羊ユク
1825文字
Public いろいろ
 

魔界塔士観光案内

 魔界塔士Sa・Gaのゲームでは明かされない地名や人物名について。
 つまるところゲームブックの話。


■-6 個人的な感想や印象

 全体的に内容もビジュアルも……癖がすごい……
 表紙の絵だけを見たら確実に魔界塔士の本だとは思いません。
 アシュラがそのまんま阿修羅像でもう駄目でした。そして神でとどめ。
 主人公の攻撃方法はパンチとキックがとにかく多いです。主人公は技使いという事にしましょう。
 擬音の癖もなかなか。銃声の「ズッコーン!」が最たる例でしょうか。

 仲間の癖もすごいです。後半は加入タイミングが無い都合で名無しになっていくのが惜しい。
 ぼろぼろ零れ落ちるようにすぐロストします。海に落ちたり戦いのどさくさで落命したり。どさくさが一番多いような。
 最初期に出会うエスパー二人のショウとセツ、ネーミングはやはり「小説」なのでしょうか。口論をしていましたが、セツの「意気地無し!」に対してショウの「エスパーギャルのはみ出し者!」は……まあ押されている。

 何といっても注目すべきは総長ことトオル!
 性格は頼り甲斐のある兄貴、かと思えば時々やんちゃ坊主な幼さが顔を覗かせる、実にいい案配の台詞ばかりです。

 総じて楽しいけれど、これを魔界塔士だと言われて出されたら……うーんんんん。
 しかしながら貴重な資料でもあります。ところでこの本、どのくらい当時のスクウェアは監修なり何なりで関わったのでしょうか?


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