ヒース
2021-02-07 22:51:28
4662文字
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Sky考察メモ「生物発光」~Sky世界生物と現実世界生物の比較検証~

 考察用のメモです。
 生物オタクがSky生物の発光についてつらつらと考える。徒然なるままにアレコレ書いているメモ。

Title:Sky考察メモ「生物発光」~Sky世界生物と現実世界生物の比較検証~
 


〇目次
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【基礎知識・現実世界の生物発光】 
〇生物発光の説明
〇生物が光る目的(現実世界)
〇光る生物の例(現実世界)
〇ルシフェリンの種類

【考察】
〇生物が光る目的の推察(Sky世界)
〇光る生物の例(Sky世界)
〇Sky世界の生物発光を考察

【小ネタ】

【参考文献】
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【基礎知識・現実世界の生物発光】
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〇生物発光の説明
・「生物発光とは何か?」→「生物が体内で化学反応を起こし、光エネルギーを放出する現象」
・生物が発光するのに必要なもの
 「発光物質+触媒+エネルギー」の3つ
・具体的に必要なもの
 ①ルシフェリン   発光物質。酵素で分解されると発光する。
 ②ルシフェラーゼ ルシフェリン専用触媒。酵素という、タンパク質で出来た生体高分子。
 ③ATP   エネルギーを貯蔵する分子。

・ルシフェリンは酸化すると励起光を出す。この励起光が生物発光の源
・ルシフェリンは幾つかの種類がある。

・ルシフェラーゼは特定のルシフェリンとしか反応しない。 (気質特異性)
・ルシフェラーゼは複雑な生体高分子であり、手に入れるには、生命体に作ってもらう必要がある。
・発光色はルシフェラーゼの能力によって左右される。緑系が多い。でも青も赤もあるよ。

・ATPは分子レベルの電池的な物質。(正式名称:Adenosine TriPhosphate)
 1molに約7.3kcalのエネルギーを含む。(高エネルギーリン酸結合)
 生物体内での化学反応に多く用いられる。
 俗称「生命の通貨」。


・「冷光」(ルミネセンス)
 ホタル・ルシフェラーゼは光エネルギーへの変換効率が約41%。
 LEDの30~50%と肩を並べるレベルらしい。
 熱になって逃げてしまうエネルギーが少ない為、触っても熱くないらしい。
 この種類の光「冷光」「ルミネセンス」と呼ばれているらしいが、著者は物理学には詳しくないので定義を読みましたが、難しくてよくわからなかったです。
 (生物学的側面なら理解できるんですが誰か教えてくださいorz)



〇生物が光る目的(現実世界)
・通信仲間との連絡
・誘引光で餌を誘き寄せる
・照明深海で照明する
・擬態体を大きく見せる
・撃退敵への目眩まし


〇光る生物の例(現実世界)
・海洋バクテリア
・海洋プランクトン
・茸
・深海魚
・無脊椎動物(昆虫・甲殻類・ミミズなど)

*一部はバクテリアと共生し、体に住み着いたバクテリアの力を借りる
*発光生物を捕食し、成分を溜め込んで使うパターンもある
*発光生物の殆どは海洋生物
*鳥・哺乳類・爬虫類・両生類・植物の発光生物は存在しない


〇ルシフェリンの種類
・ホタル・ルシフェリン(蛍)
・バクテリア・ルシフェリン(イカ・魚・深海微生物)
・渦鞭毛藻類・ルシフェリン(プランクトン)
・ヴァルグリン
・セレンテラジン(幅広い。イカ・魚・クラゲ・エビ)

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【考察】
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〇生物が光る目的の推察(Sky世界)
・共生
光の生物は、星の子の助けになる生物ばかりですよね。
エネルギーを分け合う事で共生を結び、互いの生活を円滑にしているのかな?

・通信
光の生物は光る事で「仲間ですよ、敵じゃないですよ」と、種族を越えて確認しているのかも。

・撃退(威嚇)×
エビ1エリアでは、暗黒竜はマンタの光をものともせずに捕食していますよね。
むしろ目立ってるような威嚇目的ではないような。



〇光る生物の例(Sky世界)
・光るキノコ
・クラゲ
・マンタ&大きなマンタ
・チョウチョ
・小鳥
・クジラ
・ツナキング
・星の子

 光るキノコは現実世界に例があるから簡単なんですよね。(ヤコウタケ)
 それに半透明の体の内側から、光が湧き上がっていますし。
 あれは確実に、自らのエネルギーを使って発光してる系ですよ。

 クラゲも光るキノコと同じ理由で簡単に説明できます。(オワンクラゲ)

 マンタは「発光バクテリアを利用してるのかな?」で説明できるんですよね。
 現実の例はないけど、海洋生物ですから説明は楽です。
 そして、星の子に触れると、へその緒みたいな光の鎖が現れて供給してくれるのはなんだろう?
 自らの意思でエネルギーを譲渡してくれているのかな。

 チョウチョは少し現実から離れますね。
 翅が光ってるのは、お腹に貯蔵した発光物質を翅に移動させて使ってるのかな。
 チョウチョエモの回復速度は、ろうそくよりも速いので、小さな体に沢山のエネルギーを秘めているイメージ。

 小鳥は現実世界に例がありませんね。
 こじつけで良いなら、フラミンゴかな。
 フラミンゴの羽は、食べたプランクトンの色素がそのまま翼に沁みついているのですよ。本来は白色です。
 小鳥さんは発光プランクトンを食べて、それを体に蓄積させているのかな?
 でも思うんですけど。
 そもそも実体あります?
 当たり判定がないんですよね。Skyは当たり判定の設定がかなり細かいじゃないですか。
 触れられない事、そこに意味があるのだと感じます。
 霊的・魔法的な存在って言った方が、自分は納得します。
 地上で生を終えた魂が、天へ昇ってきた系の話ではないのでしょうか。
 

 星の子はせい、ぶつ
 星の子は生物発光してないと思う。
 ろうそくの炎って690℃あるらしいんですけど。
 タンパク質の耐熱性って、極限環境微生物でも122℃位だから。星の子は少なくともタンパク質を保有していないと思う。
 でも実際エネルギーを光の生物から分けてもらえてるって事は、なんらかの共通する仕組みがあるのだろうなと思います。



〇Sky世界の生物発光を考察
 改めてSkyの生物発光を考えてみましょう。
 似てる部分もあるし、異なる部分も多い。

1)光の生物は発光バクテリアと共生してる仮説
 実は光の生物は自ら光っているのではなく、バクテリアを体に飼っているのでは?
 比較的お手軽だから、鳥・魚・茸といったバラバラの生物が、同じ性質の光を保有する説明がしやすくなる。

 でもそれだと、なぜ闇の生物がバクテリアを取り入れないのかが謎。
 生育環境に発光バクテリアがいないのかな。


2)Sky生物は自ら生物発光する仮説
 Sky生物は現実生物と同じ仕組みで発光するパターン。
 この説では「Sky生物は物理的肉体を持つ=魂だけの存在ではない」と証明できる。

 生物は物理的な存在だからね。
 「現実生物と同じ=タンパク質とATPを持つ=物理的肉体を持つ」という事です。


3)光の生物は魔法で光を出してるよ仮説
 Sky世界の『光』は、魔法とか魂のエネルギーとかだよってパターン。

 生物発光と異なる独自のシステムで働いているんだよ。
 現実世界の科学で説明できない、という事がわかる仮説。


4)コンセプトアートで精霊さん達が抽出していたのは、ルシフェラーゼなのではないか仮説
 Skyの初期設定のコンセプトアートに「精霊さんが機械を用いて生物から"何か"を抽出&濃縮する画像」があるじゃないですか。
 あれがルシフェラーゼだったりして!
 あるいは、ルシフェラーゼの様に「生物にしか合成できない光」というものなのかも。

 自分はあのコンセプトアート、本編に絶対採用されていてほしくないです可能性があるから一応考えるけど(´;ω;`)


【小ネタ】
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・ルシフェリンの名前の由来
 ルシフェリンは発光する性質から、ラテン語で「光運ぶ者」ルシファーを捩って命名されました。
 あの有名な堕天使ルシファーさんと同じ名前の由来ですね。

・ルシフェラーゼの名前の由来
 単純に「ルシフェリン用の酵素」という意味です。

・Adenosine TriPhosphate の名前の由来。
 日本語では「アデノシン三リン酸」という名前ですね。
 Phosphateの部分が、原子番号15番リン英名フォスファーから来ているのですが。
 フォスファーって、ギリシャ語聖書時代(紀元前1世紀~15世紀)のルシファーさんの名前「フォスフォラス」が由来なんですよね。
 フォスファーは最初に発見された元素です。
 錬金術師が生命の源をたどる為に、「ある物」を濃縮してたら発見しました。
その「生物から排泄されたものには生命の欠片が入ってるはずだ!」という感じだから、あまり綺麗な発見の仕方ではなかったみたいです

・発光バクテリア「Photobacterium phosphoreum」の学名の由来。
 「光るバクテリア+光運ぶもの」という意味で命名されています。

・つまり、この考察に登場する生物発光の名前の由来は、大 体 ル シ フ ァ ーさんです。
 ……科学者って中二病が多いのかな!?!?
 
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【参考資料】
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『光の生物』Sky考察Wiki
https://wikiwiki.jp/archeosky/%E5%85%89%E3%81%AE%E7%94%9F%E7%89%A9

『生物発光』Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E7%89%A9%E7%99%BA%E5%85%89

『ルシフェラーゼ』Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%BC

『ヤコウタケ』Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%82%BF%E3%82%B1

『ヒカリゴケ』Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%B4%E3%82%B1

『発光する玉子焼にぎり寿司から分離した発光細菌の検討』埼玉県衛生研究所
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsfm1984/8/4/8_4_203/_pdf
「P.phosphoreum というイカにに付着する発光バクテリアが、玉子寿司に付着して繁殖。夜中に台所で光っていたと苦情が来たよ」という内容の論文。
 食べても平気らしい。(平気なんだ