【イノヴァーシュ家(Inovarshu)】
貿易都市ドーターの上流貴族で武家。
当主は五十年戦争末期までシリル・イノヴァーシュ。
五十年戦争終了後からはシンシア・イノヴァーシュが当主。
聖アジョラより以前、東国から畏国に流れ着いた流浪の侍が祖先。忍者や侍、刀、手裏剣、源氏装備などを伝えたのは彼とされている(あくまで型を伝えただけ)。
現在は畏国との混血が進んでいるため、顔つきは純粋なイヴァリース人とほぼ変わらないが、東国の精神は家訓として今も受け継がれている。
最初はベオルブ家に仕える小さな家だったが、やがてドーターの発展に貢献したことで貴族の称号を得て確実に勢力を伸ばして現在に至る。
ベオルブ家とは五十年戦争まで主従関係にあったが、末期に互いの当主が死去。当主を受け継いだシンシアがダイスダーグの政策に反発し、五十年戦争終了後は絶縁状態にある。
代々の当主は行動派が多く、畏国を飛び回ることが多い。機工都市ゴーグに居住を構えたこともあった。また平民を厚く優遇する上に毛皮骨肉店も公認してしまうほどの奔放さ。そのため民からの支持は厚いが、他の多くの貴族からは腫れ物に触るような扱いをされることも。
【五人姉妹】
現在イノヴァーシュの血を継ぐのはこの五人のみとなっている。全員ムスタディオとベスロディオとは知り合い。
シンシア、アマンダ、ヴェロニカ、エレーヌは正妻の子で、末妹のシャルロットのみが妾の子である。ドーターでは美人姉妹として有名。
全員侍にジョブチェンジ可能。
*シンシア・イノヴァーシュ

召喚士/金牛の月1日生
年齢:22(Chapter. 1時)
イノヴァーシュ家の長女。五十年戦争末期、戦死した父シリルの後を継いで20歳の若さで当主となった。
非常に物腰柔らかで心優しい性格。常ににこやかで冷静。妾の子であるシャルロットにも分け隔てなく接する。
幼い頃に若い頃のオルランドゥと生前のバルバネスと会ったことがあり、抱っこしてもらった経験がある。
異端者として追われるラムザたちを匿い、情報や武器防具を流している。子供の頃一時的にゴーグに移り住んでいたため、ブナンザ親子とは家族ぐるみの付き合い。
旧文明とルカヴィの伝説を研究しており、ゾディアークという召喚獣を長年探している。
*アマンダ・イノヴァーシュ
弓使い/獅子の月8日生
年齢:21(Chapter. 1時)
五人姉妹の二女。教会の行く末を案じた父の意向で生まれた時に修道院に預けられた後、身分を隠してラッドの家の召使いとして働いていた(今でいうアルバイト)。ラッドの魔法の才能に最初に気付いたのが彼女。
そのため、ラッドにとっては武術の師匠であり、アマンダにとってラッドは主人同然の存在となっている。
その後はミュロンドの騎士となるが、ベスラ要塞での要人暗殺計画を知り、シンシアにその事を流した。脱出した後はイノヴァーシュ家の実家に戻っている。
自分に厳しく他人に優しい、非常に武人らしい性格。身体能力が常人の域ではなく、道の代わりに崖や山を飛び越えて歩く。
*ヴェロニカ・イノヴァーシュ

モンク/天蝎の月19日生
年齢:20(Chapter. 1時)
イノヴァーシュ家の三女。オルランドゥとの架け橋として、彼に仕える騎士の養子に出された。養父は五十年戦争で戦死している。
アグリアスは騎士学校の同期で、アリシアとラヴィアンの先輩にあたる。オーランの部下でもあり、ディリータとは同僚として働いていた。オルランドゥのことを「おじさま」と呼ぶ。
とても明るくノリのいい性格だが、ムスタディオ曰く五人姉妹の中で一番はっちゃけている。人前でアグリアスの胸を揉む、ムスタディオのズボンを下ろすなどやりたい放題でいつもアマンダにチャージ+20でやっつけられかけている。
バイセクシャルで、時々アグリアスに突然プロポーズしている(いつもスルーされている模様)。
*エレーヌ・イノヴァーシュ

風水士/処女の月16日生
年齢:19(Chapter. 1時)
イノヴァーシュ家の四女。シンシアと同じく生まれた時からイノヴァーシュ家の本家で暮らしてきた。子供の頃はゴーグに住んでいたため、ムスタディオは弟分。Ch.1まではラムザと一緒に戦っており、その後実家に帰ってシンシアとの諜報活動をしている。
年甲斐もなくやんちゃなところがあるが、根はまじめなのでつかみ所がない。爆弾発言をすることもあれば、さらっとラムザに貴族と平民の心持ちの違いを説いたりする。いつもは出さないが怪力で、男性3人を軽々持ち上げる凄まじい腕力の持ち主。
*シャルロット・イノヴァーシュ

白魔道士/白羊の月1日or宝瓶の月17日生
年齢:16(Chapter. 1時)
イノヴァーシュ家の末妹でありラムザ隊の正隊員。彼女だけ腹違いである。母親はゴーグの機工士を父に持つ平民で、イノヴァーシュ家の侍女だった。
母親が妾の子として社会から冷遇されるのを避けるため、3歳の頃にゴーグに移り住んだ。母親が亡くなるまでは平民として暮らしていた。やや特殊な生い立ちではあるものの、異母姉たちとは大変仲が良い。
ムスタディオは生まれて初めてできた友人。幼馴染みで兄のような存在でもあり、初恋の相手でもある。ラムザやディリータとは士官学校の同級生。アルマやティータとは士官学校在学時から文通をしていてとても仲が良い。ラッドは魔法の師匠。アグリアスは憧れの人。ラムザ隊の皆が大好きで、とても大切にしている。
ふわふわおっとりした性格だが、非常に芯が強く、これと決めたことは頑として譲らない。自分のことにはかなり鈍感だが、他人の心には敏感。
生まれつき他人には見えないものが見え、感じないものを感じる特異体質。
視界に入る肉親以外の人間にはその者の中に光が見える(ルカヴィや敵(最初は仲間でも後に敵になる者も)は真っ黒で、仲間たちなどは白い光が見える。大抵は白と黒が混じった色で、ラムザ隊の人間やディリータ、アルマ等は真っ白な光に見える)。聖石の気配を肌で感じることもできる。
魔力に敏感過ぎるため、魔力が強いところにいくと体調を崩す(Ch.3終盤からリボンで対策済)。
Chapter. 2では身分を隠すラムザに協力するために彼女自身も母親の姓であるブルフォードを名乗る。
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