冬星
2025-07-08 01:50:28
1418文字
Public 固定夢主いるやつ
 

✂️❄  シュレディンガーの

※✂️不在です

漫画にしたかったけど時間と体力が無いので、文字で失礼します。誰か絵にして〜〜〜〜(他力本願)
露出の少ない服は、逆にえっちなんです。えぇ。

【雄英高校1-A。演習の為ヒーローコスチューム着用中】


「あら……耳郎さん、その首元はどうされたんですの?」
「あー、やっぱ目立つかぁコレ。実は虫に刺されちゃったみたいでさ」


そう言って自身の首元を個性のイヤホンで指差す。そこには赤い点がちょん、と付いていた。


「本当ですわね、何かお薬は塗りまして?私が用意しますわ!」
「そんな気を遣わなくっても……でも助かる、ありがとね」



……その様子を見ていた芦戸が、そういえば、と話し始めた。

「こういう首元の虫刺されってさ、誰かに勘違いされてドキドキイベントに発展しがちだよね。ヤオモモは普通だったけど」
「勘違い?何を勘違いするんですの?」
「フッフッフ……ずばり、キスマークッッッ!!」
「まぁ!!」
「『そのキスマ、誰にされたんだ!?』って勘違いから始まるドキドキストーリーだよ!!」

ウキウキで解説をする芦戸に顔をほんのり赤くするヤオモモ。

「コラ、ピュアモモに変なこと教えないでよ?
それにそんな事言われたらウチ……何もやましい事してないのに気まずいじゃん」

そう言って首元の虫刺されを手で隠す耳郎。

「や〜、ごめんごめん!でも、ちょっとロマン感じない?
逆に、キスマークを隠したくて厚着しちゃう、とかもあるあるだよね〜」
……あるある、なのかな」
「そうだよ〜多分!!それこそ、あの子とか怪しいんじゃな〜い?」

ニヤニヤと芦戸が見つめる先には雪結の姿が。
勿論彼女もヒーローコスチュームを着ているので、いつものマフラーにぶかぶかの長袖、黒タイツ。

「なるほど、確かに彼女は露出も非常に少なくて、隠すのには最適……という訳ですわね?」
「ちょっと何ヤオモモまでノリノリになってんの!!」

そんなことを話していると、雪結がトコトコと輪の中に入ってきた。

「ごめん、丁度1人だったから寂しくて……凄い盛り上がってるみたいだけど、何話してたの?」

ふわ、と微笑みながら問いかける雪結に、どうしようかと一瞬顔を見合わせる3人。
でもまぁ大丈夫でしょ!と判断した芦戸がこれまでの経緯を説明する。


……ということで!!もしかしたらそのマフラーの下にキスマがあるのでは!?などと盛り上がっていたのでしたー!!」

「あ、えっ……と?その…………?」

「申し訳ございません、つい盛り上がってしまい、こんなお話をしてしまって……。」

「あ、謝らないで……?」

「でも、あの切島ならキスマどころか噛み跡とか付けてそうではあるよね〜。鋭い歯で、こう、ガブっと!!!」

…………っ」

「こーらー、もうその辺にしておきなって!クラスメイト同士のそういう話は気まずすぎるって!ほら、本人も困って黙っちゃって…………


そう言いながら雪結に視線を向けると、首のマフラーをキュッと握りしめて赤面する雪結の姿。

「あっ……、全然大丈夫だ、けど、恥ずかしいからあんまり見ないでもらえると……助かります……


そう呟いてそっぽを向いてしまった。



「えっ!?」「マジ?」「あら!」


何、何が恥ずかしいの!?好きな人のお話をされたから!?何を見ないで欲しいの!?照れてる顔を見てほしくないだけ!?
そ、それともマジで、その厚着の下に………!?








この後しばらく、シュレディンガーのキスマ&噛み跡として、密かに話題となった。