sousakuyamamusume
2025-07-06 14:59:34
436文字
Public アレックス先生の夢小説
 

先生

大人レイ先生の話

 いつものチャイムの時間ではないのにチャイムが鳴った。
 それが意味するところはただ一つ、『不審人物の侵入』だ。
「え、先生?まだ授業始まってすぐなのに。」
 ざわつく教室。
 軽く手を叩いて、意識を私に集中させる。
「皆さんにお願いがあります。この教室から、絶対に出ないこと。……例え、外から私が『入れて』と言っても、絶対にあけてはいけません。日直のザクセンくん、内側から鍵を閉めてください。」
「せ、先生、どこ行くんですか。」
「大丈夫、先生は大人です。ちょっとだけ、話し合いに行ってくるだけですよ。」
 私の感覚が告げている。
 今校内にいる不審人物は、私の同族だ、と。
「へぇ、もうバレた。あんたも変わってるよね、悪魔のくせに人間の子ども守ろうなんて。」
……この子達をどうするつもりですか。」
「決まってるでしょ?悪魔の主食がなんなのかも知らないワケないよね、あんたも悪魔なんだから。」
 対話は無駄。
 もう、殺すしかない。
 あの子達を、守るために。