【R-18】【シャアム♀】おかえりなさい

CCAifの総帥×アムロ♀(先天性)。多分アムロはネオ・ジオンで働いている。総帥とはつつましく同棲中。信じたいけど信じられない。

「ちょ、……ッと」
「遅い」
 帰宅した瞬間、玄関の扉に押し付けられ持っていた鞄が床に落ちた。軍服越しの背中に金属の冷たさが伝わる。手を振り解こうと力を込めるがびくともしない。力では男に敵わない。力で捻じ伏せる目の前の男を睨みつけた。
「離せ」
「私の言うことを聞かない君の命令に従う必要はない」
「何を、」
 顎をすくい上げられる。間近にシャアの顔が迫った。美しい顔で凄まれ、思わず息を飲んだ。
「あれだけ言ったのに、こんな時間まで連絡ひとつ寄越さないとは」
「っち……そんな暇なかったんだよ」
「どうだろうか」
 微動だにしない視線が信じていないと言っている。この男とのやり取りは面倒くさい。
 今すぐブーツと堅苦しい服を脱いで布団に潜り込みたい。化粧はもうどうでもいい。
「どうもクソもあるか。早く離せ。こっちは疲れてるんだよ」
「ほう」
 足の間に太腿が押し込められて爪先を残して両足が浮いた。股間が太腿に乗る形になる。嫌な予感がした。
「お前まさか」
「遅くなった理由を言いなさい」
 首筋に埋まるシャアの声は低くて穏やかだ。
 きっと予感は当たる。「君だけは思い通りにならないな」と裾から手のひらを滑り込ませて腹を撫でた。「私を徒に不安にさせる」
「わざとか? だとしたら腹立たしいな」
 シャアは喋り続ける。こちらはさっきから腹が立っている。手が一本であってもシャアの拘束は外れない。女の身体は非力だ。ここがコクピットであればいい。
「それは俺の台詞だ。貴様の思い通りになると思われているなら余計に」
 首に唇が寄せられ、身体が跳ねる。
「貴様はトロフィーだと思っているのか」
 ぴく、とシャアの肩が震えた。
「図星か? ニュータイプ、ニュータイプ煩いからな」
 喉で笑い、わざとシャアの神経を逆撫でした。
 いつまでたっても俺を信じないシャアに呆れた。今夜、酷く抱かれるだろう。なんならここで無理矢理抱かれる。
 ニュータイプなら俺でなくてもいいだろう。
 俺はシャアの求めるニュータイプではない。
「君は理解する努力をしないな」
「それは貴様の話か? いッ」
 笑ってみせると首に鋭い痛みが走る。噛まれた。クソ、また痕が残る。
「言いなさい。誰と会っていた」
「モビルスーツ、と言っても貴様は信じないだろうな」
 軍服の上から強く胸を掴まれた。ファスナーを乱暴に開け、インナーを捲り上げられ下着越しに胸を弄られる。この男に何度も拓かれた身体はすぐさま喜んでこの刺激を受け取った。
「ふ、く……っ」
 首の噛まれた後を舌先でなぞられ、声が出る。シャアの手は止まらず胸を揉んでいる。下着越しの刺激はもどかしい。
「あぁ、や、」
「アムロ、言いなさい。怒らないから」
 シャアの優しい声音はその言葉を否定する。
 首を強く吸って、はあ、とシャアは吐息を零した。いやらしい。達した後の声を出す。きっとわざとだ。ひくん、と太腿越しに股間が熱くなった。
「もう、言った」
「うん? 聞こえなかった。もう一度」
 ぱつんと下着が外され胸の圧迫感がなくなった。直接シャアの手のひらが胸を掴んだ。外気が冷たい。下着越しで弄られていたから、乳首は立っているだろう。シャアのシャツが乳首に擦れて気持ちいい。それに気づいたのかシャアは笑った。
「感じやすい身体だ。ここ、もう熱くなっているだろう?」
「ぁ、う」
 ここ、と太腿で股間を擦られて声が我慢できない。目を開けるとシャアはこちらを見下ろしていた。俺を信じない目。傷つく自分に酔っている目。
「貴様はどうなんだ、勃ってんだろ」
 足でシャアの股を擦ると硬く、目の前の男が息を詰めた。そのまま足で刺激を与えると面白い位に硬くなっていく。「貴様も〝感じやすい身体〟じゃないのか」
 名前を呼ばれてむき出しの乳首を強く摘まれる。油断していた身体が跳ねて、太腿に股間を擦りつけてしまった。
「や! ぁん」
 乳首を引っ張られ捏ねられ、直接的な刺激に身体が喜ぶ。放っておかれたもう片方の乳首はシャアに吸われている。ぢゅぷぢゅぷと音を立ててしゃぶられる。
「う、くぅ……
 視線を下ろすと自分の胸にむしゃぶりつくシャアと目が合った。
 こいつが王子様だとネオ・ジオン内で噂になっているが、王子がこんな顔で女の乳を吸うものか。オールバックで固めている髪は下り、頬は赤く、赤ん坊のように必死に吸っている。無様な男だ。
「ふ、」
 笑えてくる。これがネオ・ジオンの総帥様だと。組織のために残業した部下の不貞を疑い、玄関で抱く王子などいるものか。
「何を笑っている」
「いや、信じてもらえないから途方に暮れてるんだよ」
 こんな人体実験し尽くされた身体を好んで抱くのは貴方だけだよ、というとシャアは胸から顔を上げた。信じられないという顔をしている。
「貴方はどうやったら俺を信じてくれるんだよ」