ろおね
2025-06-26 18:38:29
2317文字
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そんな耐性はついてません!!!

公安会長ホークスの元に届けられた一枚のDVD
レーベルには『エンデヴァー特集』の文字が、怪しみながらも中身を確認したホークスが見た物とは!?

※大戦後のホー炎で付き合ってます。
※オル炎(架空)要素出てきます。
※ホークスが泣いてます。
※エンデヴァーはほぼ出てきません。
※喘ぎ声3行くらいあります。
※くだらないネタですいません。

閉じられた扉の向こう、廊下から近づいてくる足音に目良は書類から視線を上げた。デスクワークが主なこの職場で慌ただしい騒音は悲しいことに厄介事しか運んでこないことを長年の経験から学んでいる。
「(今度はいったいなんなんだ・・・)」
目頭を片手で摘まみながらふぅーっと息を吐出し、心の準備すると当時に開かれた扉から入ってきたのはナガンだった。
「目良さん大変だ!後輩君が・・・後輩君が壊れた!!」
「なんなんですかいったい・・・」
予想の斜め上のトラブルに今度こそ心の声を言葉に出して、目良は見慣れた天井を見上げた。



時は遡ること1時間前、ホークス宛に届いた荷物が始まりだった。
「会長、荷物が届いてますよ。危険物チェックは終わりましたので確認お願いします」
職員が運んでき段ボール一箱分のそれは、未だに根強いホークスファンからのプレゼントだった。
「あー、ありがとうございます。時間あるから今チェックしちゃいますね」
「相変わらず人気だな、ヒーローホークスは」
先ほどまで一緒に打合せをしていたナガンが興味深そうにプレゼントの山を眺める。ホークスは「有り難いことっすね~」と軽く流しながら慣れた手つきで一つ一つ中身を確認していく。大概は手紙に小物、アクセサリーや洋服にぬいぐるみや手作りのボードなどだが、その中に隠れるように包装紙で簡易的に巻かれただけの薄いDVDが一枚入っていた。
真っ白なレーベルに手書きで『エンデヴァー特集』とだけ書かれたそれは、手紙も何も付属しておらず逆に気になる。
「これ送り主分かります?」
「名前は書いてあったんですが、その他は書いてありませんでした。一応ただのDVDという確認は取れているんですが中身までは・・・処分しますか?」
職員が気まずそうに聞いてくる。
確かに映像による催眠などの危険性ゼロではないため難しいところだが、今はナガンがいるので同席してもらい見てることにした。

ホークスは薄暗い視聴覚室のテレビの前に置かれた椅子に座り、ナガンは念のため画面が見えない位置に座ってもらっている。プレイヤーにDVDを入れ再生ボタンを押せば、粗い画質が映し出された。


『き、貴様っ!!はな、せっ・・・お”っ♡!!!やめろぉお”!!♡♡』
『ヘイヘイ!!そんな逃げ腰じゃあいつまでたっても私には勝てないぞっ♡ほらもっと奥に入るぞナンバーツー!!』
『あ”あ”あ”あ”あ”♡♡!!!』


「・・・・・・・・・・・・・・・は?」


再生した途端映し出されたのは、まだナンバーツーだった頃のヒーロースーツに身を包んだエンデヴァーと今では雄英の校長を務めている元ナンバーワンとの・・・情事の映像だった。長年の想いが叶い、ようやく結ばれたばかりの恋人の若かりし頃によく似た男がこれまたオールマイトによく似た男に組み敷かれ背面から獣のように犯されている。屈辱に顔を歪め耐えながらも抵抗する言葉の間から漏れ出る喘ぎ声には確実に快楽の色が混じっていた。
メディア露出の高いヒーローは大衆の娯楽の餌食になり易い。それはトップヒーローも例外ではなく、今映し出されているのはナンバーワンツー時代のオールマイトとエンデヴァーの睦み合い・・・所謂、オル炎のAVだった。
映像は見えていないが音声だけで察したナガンが「うげ」と苦い顔をして舌を出す。ナガンが公安のヒーローだった頃もこの手の嫌がらせは度々あった。大半は見る前に職員によって処分されていが、自分によく似た女性のAVの内容は大概は敵に凌辱されるものだったことを思い出してしまった。 今回はホークスに対する嫌がらせだろう。もしかしたら過剰なファンの暴走かもしれない。ホークスとエンデヴァーが付き合うようになって人目を憚らず仲睦まじく外出することが増え、それを良く思わない者からの贈り物かもしれない。防音が聞いた部屋に男たちの野太い喘ぎ声が流れ続け、ホークスは身動き一つ取らないで画面をジッと見ている。
「おい、後輩君。まさか最後まで見るつもりじゃないだろうな、早く消しな」
ナガンが声を掛けるがそれでも動かないホークスに痺れを切らし、リモコンを奪い取り画面を消してホークスの顔を覗き込む。位置的に視線が合っているはずなのに合わない。見開かれた瞳は何も映していなかった。まさか何か個性に!?と焦ったナガンは肩を掴み強く揺さぶる。
「おい!しっかりしろ!」
ようやく光を取り戻したホークスの瞳はナガンを呆然と見て、そしてもう何も映し出されていない真っ暗な画面を見て、

「わっ・・・・・わぁ・・・・ぁ、ふぁ・・」


ちい○わのような声を上げて泣き出した。




「・・・てなわけだ」
ナガンから経緯を聞いた目良は応接室のソファで膝を抱えながら「ぅう・・・ぁ、えん・・じ、さぁん」と鳴きながら泣き続けているホークスを一瞥し、ズキズキする頭を押さえた。

「彼も様々な訓練をしてきましたが、そうですかNTR耐性はありませんでしたか」
「は?」
「いえ、なんでもありません。そしたらもう夕方ですが轟さんに連絡してください。そしてこのち○かわを引き取ってもらうようお願いしなければ」

そしてどうしてこんなことになったのかをエンデヴァーに説明しなければいけないことに、目良は絶対に有休をもぎ取ってやると固く誓うのであった。





蛇足
この後、迎えに来てくれた炎司さんがコアラ抱っこで連れ帰ってくれてそのまま甘々ヨシヨシえっちしてくれるんだけど、段々と正気に戻ってきたホークスが嫉妬でイライラして言葉責め意地悪セッに方向転換し抱き潰される炎司さん可哀想😘