huxo_ku
2025-06-20 17:19:14
4344文字
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【文化祭用】同棲序盤

PLKK
全年齢、ほのぼの系


けいくん視点

まだ前の自宅からまだ荷物を運んだりとしていて、完全ではないが、タカさんと同棲を始めて数日経過した、そして気がついた。そもそもタカさんが隣にいるだけで俺のブツは勃ってしまうんだから、同棲なんて始まったらもう俺は常にスタンディングしているようなもんで、もう''タカさんの傍におることが出来る約束を得た''という凄まじい幸福を抱いていたからそんな問題は完全に俺の頭にはなかったんや、考えとらんかった……アカン、どないしよ。なんならタカさんと一緒に寝てるこの布団と枕だけでも勃つ…………とりあえず、落ち着こ。今日は俺は1日休みで、タカさんは朝眠たげに目を擦りながら起きてきて、すごい、もうすでに可愛かったなぁ、あのふわふわの髪の毛があちこちに跳ねてて可愛くて、くあ、と開けたお口がおっきくて可愛くて、なのに仕事のスーツささっと着てキリッとするとこがまたとてもいい、俺が朝早起きして作ったお弁当を渡したら、あの色気ある目を子どもみたいにまんまるにして、そのあとすぐに目元が優しく笑って、完全に幸せの絶頂だった、脳内メモリー保存確定した、今まさに何度も繰り返し反芻してる、できれば写真撮って伸ばして壁一面に貼りたいくらいだった。弁当を受け取ってくれたタカさんが、ありがと、って優しい声が振ってきて完全に俺はこの世界でいちばんの幸せを感じていた。タカさんが出かけ際にいつもより早めに帰ってくるって言ってたし、今日はタカさんの好物のご飯作ろ。時間はまだ午前中だ、何がいいかなとりあえず鶏モモに下味つけておこう、唐揚げでも焼くだけでもいいし、タカさんは濃いめの味付け好きだからほんの少しだけ醤油とみりんを多めにしてもいいし、タカさん好みの、、………あー今日朝タカさんを送り出した時の、けいくん行ってくるね、って言って少し眠たげで、でもしっかりした体のラインがわかるオーダーメイドのスーツをかっちりと着こなして、俺の行ってらっしゃいの声にほんの少しだけ目を細めて笑い返してくれたあのタカさんを見た時の幸せ……、はいはいじゃあね、なんて軽く言いながらドアノブをゆっくり回して余裕たっぷりに笑って見せてくれたし、握られたドアノブにすら嫉妬しそうになった……ほんまに同棲始めてくれてよかった頼みに頼み倒した甲斐があった……写真に残したかったなぁ、マジでほんまにタカさん可愛くて……、今度撮らせてくれんかなぁ……ってヤバい……、あのタカさんだけでご飯3杯行けそうというか俺のブツ静まらなすぎる、一旦煩悩を振り払わんと……、常に盛ってたらこの先もたなすぎる。落ち着け、タカさん以外のこと考えよ、………いやタカさんのために料理してる時点で無理すぎちゃうか?今後の生活に支障あるやろこんなもん……。どうしたらええんやマジで。とりあえず、鶏肉にしっかり下味をつけるには時間が必要なので鶏肉は一旦冷蔵庫に入れる。下準備はしたので少し時間ができた。タカさんが帰ってくるまでまだ何時間もある。………タカさんが鶏肉口いっぱいに頬張ってるの、可愛いんよなぁ、作ってる間もなんやソワソワしとるんわかるし、その姿がまた少し子どもっぽくみえて最高にかわええし、ほんまに何してても可愛いんだよなあかん、また考えとった……タカさんはよ帰ってこんかな~。
タカさんが帰ってきたらすぐ玄関にお迎えに行きたい。俺のムーブが新妻やな逆の方が好みやねんけど、タカさんが嬉しそうにするならなんでもええか。最近忙しいみたいだったし、帰ってきてその辺にジャケット投げてってまうし。お迎えしてあげてコート受け取ってあげて先にお風呂入れるようにしておいて、せや風呂掃除しとらんかったやんけ、今日は休みだし、浴槽だけじゃなくて他んとこもピカピカにしとこ。タカさん帰ってきた時に気持ちよく風呂入れる環境にしておけば喜んでくれるかもしれん。喜んでくれんくても俺が嬉しいからええねん。んで、掃除道具どこやったかな。タカさん自分で浴槽洗って風呂入るよりシャワー派みたいやし、その割には風呂場とか玄関とか小綺麗だからハウスクリーニングとかいれとんかな。風呂掃除道具どこ?あ、おったわ、奥の方に入っとった。使用回数少なそうやな、少し埃のってるし。でも洗剤のグレード高ないか?お……お!?めっちゃ泡立ちと汚れ落ちがええやんけ!さすがタカさん、とりあえず高いの買ったとかかもしらんな。あかん、なんとか意識逸らそうと頑張っとったけど、無理やタカさんここで裸になって隅々まで丁寧に綺麗に体洗っとんのかまずい、思考持ってかれんねんけど、このボディソープとか、タカさんから香ってくるいい匂いの元ってこれか、むっちゃ高いやつやんけこの香りといつもタカさんの首筋あたりの香りと混じって……ってだからあかんって!また勃つ!!タカさんの魅力おそろしい。ちゃっちゃと終わらせたろ。浴室だけじゃなくて鏡とかまで綺麗に洗っておこ。

「はーすっきりしたわ」

でかい風呂場ペカペカにしたったで!
ーーーチャララチャンチャラ〜♪
なんやこの間抜けなBGM……、あ、俺の携帯か、仕事場の着信やんけ。
「なんやねん、せっかくの休みに電話出たくないねんけど…………しゃーないな………、はい、もしもし川上っス」



……えぇ、あい、失礼します。…………………はぁぁぁあ、なんなん、ほんまにもうダルすぎやんけ……
最高の気持ちでタカさんとのお家で休み満喫しとったのに、仕事の電話とかほんまにだるいねんけど。はぁ、タカさん今何してんねやろ、ちゃんと休憩とっとるかな、タカさん無理とかしとらんといいなぁ、忙しそうだしなぁ、弁当食う暇あったかな、タカさんご飯美味しそうに食べるとこみたい、もぐもぐしてんのかわええんよなぁ、タカさんはよ帰ってこんかなぁ。すこし疲れててもなんか少し伏せられた目とかいつもよりゆっくりした動作とかほう、と出るため息というか吐息エロいんよなまたあかん意識どっかいっとった。タカさんが足りへんー、タカさんはよ帰って来んかなほんとにー。………せや、そろそろ夜ご飯準備して、タカさん帰ってきたらあったかいのすぐ出せるようにしよ。タカさんのために色々できるとなると元気出てきた!っし、美味しいのつくったろ!

▪️▪️▪️▪️

タカさん視点

「はー、疲れた」

今日もなかなかの忙しさだった、とはいえ、いつもの激務を考えるとむしろ今日は少し余裕があったかもしれない。けいくんに話しをしていた通り、今日はほとんど定時で帰ることができた。ここのところずっと定時では帰れない日々を送っていたので、とても稀だった。少し不自然なほどに電話の数や緊急の対応が少なかった。平和が少し近づいたのであれば幸いだ。普段は昼食もしっかり摂ることはできないがなぜか今日はすんなりと昼食時間をとれて、今日はけいくんがわざわざお弁当を作ってくれたので食べれるといいな、と思っていたから嬉しい。お弁当はオムライス弁当だった。ラップに包まれて輪ゴムで縛られたケチャップを自分でぷすりと刺して、綺麗に焼かれた卵にかけて食べるタイプのもので、さすがけいくんの作ったお弁当は美味しかったなぁ。量も俺が満足出来る大きめのタッパに入ってて、なんだか家庭的な雰囲気がより一層、一緒にいるんだな、という気持ちになってほんわかする。沢山食べてから午後もバリバリ仕事をしたが、しっかり集中出来て時間内に終わらせることができた。

疲労を口にしながら自宅の扉を開けると、奥からパタパタと走ってくるエプロン姿のけいくんが見えた。

「おかえりなさい、タカさん!」

「ただいま、けいくん。お弁当ありがとう、おいしかったよ」

「よかった!また作りますね!あ、ご飯とお風呂準備できてますよ、どっちにします?」

先にお弁当のお礼を言うと、けいくんが破顔している。嬉しそうに笑った顔はわんこのようでそのまま俺に抱きついてキスしてきたあと、スマートに俺の上着と鞄を回収してくれる。まるでお姫様みたいに俺のことを扱うけいくんに少し笑みをこぼす。

「それじゃ、お腹減ったからご飯食べようかな」

「タカさんの好きな鶏肉用意してるんで、たくさんたべてください!」

座っててくださいね!、と言いながらキッチンに立ってすぐに暖かい食事をだしてくれる。俺の好きな鶏肉を味付けて焼いたものとサラダ、味噌汁とご飯だ。帰宅してすぐに人の手で作られた暖かくておいしいご飯がたべられることはとても贅沢で、用意すること自体が心底楽しい!という顔で食事を持ってくるけいくんに思わず微笑んだ。

「いろいろ作ってくれたんだ?ありがとうね、けいくん」

「タカさんが美味しそうにたべてくれるのが一番のご褒美なんで、たくさん食べてください!おかわりもありますよ」

「ホント?嬉しいな」

俺が、いただきます、と言うと、けいくんも俺の前に座って手を合わせて、いただきます、としっかり言う。こういうところが実はちゃんとしていて、好感が持てる。なんか恥ずかしいから言わないけど。
一口鶏肉を口に運ぶと、俺の好きな塩だれ系の味が口に広がりご飯が進む。おいしい。

「けいくん、これおいしいよ」

「お口にあったみたいでよかったです(口いっぱいに頬張ってるタカさんかわええ〜♡)」

けいくんはにっこりと笑っていて、なにがそんなに嬉しいのかよくわからないけど、嬉しそうにしているならいいか。
おかずが美味しいもんだからご飯がすすんで、おかわりもしてしまったが、とても満足した。
完食したらけいくんはせっせと食器を片してくれる。至れりつくせりとはまさにこのことだ。

「けいくん、俺お風呂入ってくるね」

そういうとけいくんが、片付けしていた手をとめて、ととと、と歩いてくる。そのまま俺の頬に手を添えてとてもやさしくキスすると

その今日、したくて

とモジモジしながら言う。可愛いけど、その目からぎらつく欲情が感じられる。その、明日は遅くなっても問題ない、けど、素直にいいよと言うには恥ずかしさが勝ってしまい、

「えーと、準備、するね

と顔を逸らしながら小さく言うのが限界だったし、その返事だけで察したけいくんは顔を赤くしつつごくりと生唾を飲み込む様子を見届けたまま逃げるように風呂場へ行くことになった。

けいくんが後ろで股間を抑えながらなにか呻いていたけど、見なかったことにした。


END