春野ツバサ
2025-06-14 22:43:53
688文字
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気がつきゃゲゲゲ次回更新分チラ見せっ

気がつきゃゲゲゲ次回更新分のチラ見せであります。
次回更新は6月28日を予定しております。
前回の父との喧嘩バトルの続き――の後のお話しとなりますw
喧嘩の結末は本更新までお待ちいただければと思います。
無断転載及びAI学習はご遠慮くださいますようお願いします(礼

……もし」
黙ったままの親父殿に語りかける。
「もし私が、貴方がずっと探している捜シ者の行方を――知っている――と言ったらどうします?」
「なんじゃとっ!?」
「うぉっ!?」
「どこじゃっ。どこにおる!?」
「っ、だっから落ち着けって言ったでしょーがっ。話を聞けっ」
「をぉ!?」
スコーンっ、と親父殿の脳天にクリティカルヒットした手刀に親父殿は蹲る。
「あまり気持ちのいい話ではありませんよ?」
特に。幽霊族である貴方にとっては。
「まずは話を聞いてからじゃ」
……やれやれ。ようやく話ができる。

「つまり、その哭倉村という人里でえむなる妙薬が作られ。その妙薬の材料は我等幽霊族の血であると」
頷く。
「地下に血桜という幽霊族の血を吸い上げる化物がおって、多くの幽霊族の骸が埋まり、我が妻は生きたままその化物に血を吸われ続けておる、と?」
「ま、ざっくり言うとそんな感じですね」
むっすりと黙り込んでしまう親父殿。
……怖い怖い怖いっ
ただでさえ三代眼なのにこのパッパ表情がほぼ皆無だから恐怖でしかないっ。
「あー。胸中はお察ししますが八つ当たりはなしでお願いします」
「わかっておるわい。お主をどうこうしたところで妻が帰ってくるわけでもなかろう」


――中略――


袖すり合うも他生の縁。
転がる小石も縁の端くれ。

人との縁を何よりも重んじるあのめちゃくちゃな人物だったらきっとそういうんだろう。
「それを踏まえてひとつ。私からご提案があります」
なんじゃ、と苛立ちを含んだ親父殿に向けて、にっこりとスマイルを1つ浮かべる。

「私に依頼してみませんか?」