⚠️
・読みにくい
・みんな視点(視点ころころ)
・文体ころころ
前回までのあらすじ
❄️「俺たちであのおバカ2人わからせてやろう」
🪽🐶🎀🦌🍊「「やってやろうじゃん」」
◽︎ユリ視点◽︎
ユリ「
……」
カキツバタから「手持ちのポケモンを全部ボックスに預けてドームで捕まえたポケモンのみで戦え」と言われ、ニフルたち6匹をボックスに預けた。
あいつらをボックスに預けたのは、確かスズランにぶん取られて勝手に努力値振りをされた時以来か。
ユリ「
……あいつらいないと、さみしいな」
ぽつり、と小さく吐き出す。
破天荒すぎるあいつらに俺は日々頭を抱えさせられているけど、俺はあいつらが、家族のことがすきだ。
勿論普段ボックスに居る子達もだいすきだ。みんな俺の家族。
当然、ムスペルとレーギャルンも。
🧜「?」
🎤「
……?」
ユリ「
……あぁ、お前たちにそんな顔をさせるつもりじゃないんだ。そうだな、頑張ろうな」
🎮「☺️」
ドームで捕まえたジュゴン、ラプラス、ランクルス。
俺の新たな家族。
彼らの力を借りて、このチャレンジをクリアする。
ユリ「
……はやくあいつらを迎えに行かなきゃ」
そして、スグリに、はやく謝らなきゃ。
ユリ「よっっ
……し!勝てた!!ありがとう3人とも」
🎤「☺️」
🎮「🫨🫨🫨」
🧜「🫨🫨🫨」
ユリ「
……ラブプラ◯、カスミ、本当にごめんな🫨」
ラプラスこと『リンコ』が「私が唄えば必ず勝てる」と言っていたから任せてみたら、まさかの“ほろびのうた”。
リンコのほろびのうたはランクルスの『ラブプラ◯』とジュゴンの『カスミ』を含めた全てのポケモンを倒し、リンコ自身はひとりピンピンとしていた。
リンコ本人曰く、ラプラスってこういうポケモンらしいけど、いや怖
……。
ニフルといい勝負だと思う。
ツ「おつかれさーん😄」
ユリ「カキツバタ」
カキツバタが笑顔で俺たちを労う。
……俺が今回ブルベリーグに参加することになったのは、8割くらいこいつのせい。
俺は元々ブルベリーグに参加することに拒否の姿勢を示していたのに、こいつが俺を無理矢理参加させて今に至る。
……あと、スグリも。
ユリ「で、お前とのバトルは俺の普段の手持ちで、“あいつら”で挑んでいいんだよな」
ツ「さっきも言った通り、オイラとの本戦では普段の手持ちで挑んでいいのよ😄」
ユリ「
……そうか」
ほっと胸を撫で下ろし、ボックスからあいつらを引き出してリンコたちをボックスに預ける。
ボックスにはリヒルデや はな 、レーギャルンもいるから、リンコたちも楽しく心穏やかに暮らせるはずだ。
……俺の家族でいちばんの問題児のあいつらは、普段俺の手持ちにして滅多にボックスに預けることはないし
……。
ツ「
……本当に嬉しそうだねぃ、キョーダイ」
ユリ「え?」
ツ「キョーダイがブルーベリー学園に来てから、今が1番いい笑顔をしている」
ツ「それほどまでに、普段の手持ちたちのことが好きかい?」
……
それは、そうだろ。
あいつらは、ニフルたちは、俺のすべてだから。
ユリ「
……悪いかよ。それなのにお前は俺とあいつらを引き離しやがって」
ツ「いやいや!今回オイラはキョーダイに『学園で運命の出会いをしてほしい』から今回のチャレンジを思いついた。でも、キョーダイはとっくのとうに何事にも変え難い大切なポケモンたちと運命の出会いをしていたんだねぃ。いや〜悪かった😁」
ユリ「反省してねえだろお前」
ツ「😁」
カキツバタを横目に、あいつらをボックスから引き出す。
ユリ「
……待たせた、お前ら」
あいつらのボールが今現在俺の両手にあることを確認して、愛おしさが溢れてくる。
フレンドボール、モンスターボール2個、マスターボール、ダークボール、そして、ダイブボール。
いつもの、俺の、大切なあいつら。
ユリ「
……おかえり」
そうポツリと呟いて優しくぎゅっと抱きしめると、一斉にボールが開いてあいつらが飛び出してきた。
🦌「エ〜?😄なになに小僧〜😄小生たちがいなくて寂しかっタの〜?😄」
🍊「ぽに!」
トゥオルゥはいつもの調子で俺の頭をぐりぐりを撫でまわし、ぽにこは元気いっぱいに飛び跳ねて俺にアピールをする。
ユリ「わっっ!?お前らなんで急に飛び出してきたんだよ🫨」
🎀「それは、なぁ」
ユリ「?なんだよ」
🎀「なぁ、ニフル」
シティが意味ありげな顔でニフルをチラッと見やる。
❄️「
……」
そういや、いつものニフルなら俺に飛びついて俺が骨折しかねないくらい強い力で抱きしめてくるはずなのに、何故か今回は黙ったままその場に立ち尽くしてる。
ユリ「
……?ニフル?」
❄️「
……ユリ」
❄️「俺ね、俺たちね、君の過去を、君の悲しみの一部分を、ムスペルたちから聞いた」
ユリ「
……ッッッッ!?」
血の気が引く。
俺がスグリに酷いことをしてしまった過去を、ニフルたちが、ニフルが、知ってしまった。
他者から与えられた強さに驕り、誰かを深く傷つけてしまった過去を。
俺の強さが、偽りなこと。
こいつらに、ニフルに、嫌われてしまう。
ユリ「ぁ、ああ、あ
……」
❄️「ユリ、大丈夫、大丈夫だから」
ニフルは過呼吸を起こし始めた俺を優しく抱きしめ、子供をあやすように俺の頭を撫でてきた。
ユリ「ぁ
……」
❄️「ムスペルとレーギャルン視点の話だから、まだわからない部分とか、それこそ、きみ視点の話を聞かないと俺たちにはわからない部分がたくさんある」
❄️「でもね、俺たちはそれでもきみのことが大好きだよ」
❄️「例えどんなことがあっても、俺たちはきみの家族だよ」
❄️「そして、今の俺たちの強さは、きみ自身の強さだ」
❄️「だって俺たちは、きみといっしょに強くなっていったから」
❄️「ほら、こいつらもそう思ってるよ」
ニフルの言葉を聞いた他のあいつらも「うんうん」と頷いて俺に優しく微笑んだ。
ニフルは言葉を続ける。
❄️「キタカミ?の時のきみの強さのことは俺はわからないけど
……でも、少なくとも今の俺たちの強さは、きみ自身の強さだ。そして、きみの強さは俺たちの強さだ」
❄️「だから」
❄️「だからこそ、今回、俺たちからね、作戦の提案があるんだけど」
________
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____
俺は古代の王者だった。
故郷の大空、大海、大地を支配していた。
だがある日、とあるニンゲンの手によって、この時代に無理矢理連れてこられてしまった。
俺は帰りたかった。
俺の国に。
俺の故郷に。
でも、今は、俺の護るべき国は、俺の護るべき故郷は。
「『コライドン』」
俺に優しく微笑みかける、この幼い少年の隣だ。
そして、少年の家族たちも、俺にとっての新たな家族だ。
それならば、俺の為すべきことは決まっている。
「
……褐色バカ2号、わかってるよナ?」
当たり前だ、俺を誰だと思っている?この貧弱モヤシ。
ユリと家族のために、俺はこの力を思う存分振るおうではないか。
俺たちの力を見せつけてやろう。
この地の者たちに、俺たちの強さを知らしめてやろう。
そして、俺たちの国を作るんだ。
眩い光が、俺を包む。
ユリ、俺を信じて。
今の俺の輝きは、ユリ自身が、俺に与えてくれたものだ。
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「まぁ、フェアリー相手なら当然俺ですよね〜🫵😄」
俺が担当するのは『かわいいポケモンがだいすき』な女子。
なんでもフェアリーポケモン担当の四天王だとか。
でもなんかこの女子、クソガキさまと近い雰囲気を感じる。
主に狂人方面の。
それはまぁ、置いておいて。
かつてキタカミで俺を蹂躙したあの悪魔と、今のクソガキさまは、どういう経緯があるにしろどちらも同じクソガキさま自身の強さだと、俺は思う。
未熟だったが故の悪魔の強さと、俺たちと共に旅をしたことにより会得したクソガキさまの強さ。
強さ、というのは欠点にも長所にもなり得るものだ。
それに俺だって、キタカミでクソガキさまと出会う前までの俺の強さは『坊ちゃん』から与えられた強さであり、クソガキさまの理屈なら坊ちゃんから与えられた力は俺自身の強さとは到底言えない代物だ。
それこそ、与えられた強さに俺は驕ってしまい、最期は仲間共々姉御に頭かち割られて死んで、坊ちゃんを守りきれなかった。
でも、それを含めた上での俺だから。
クソガキさまの悪魔としての強さと、俺の『ともっこ』としての強さは、とても似ている。
他者から与えられた力といえども、あれらはまごうことなき俺たちの強さであり、罪だ。
そして、今のクソガキさまの強さと、『ヤツフサ』の強さは、全く同じものだと思う。
他者から与えられた力に驕ることをやめて、過去を踏まえた上で会得した、俺たちの新たな力だ。
俺は賢さ担当じゃないから上手く言葉にできないけど、でも、なんというか。
クソガキさまが悪魔としての自分を否定するなら、俺もともっことしての俺を否定しなきゃいけない。
そして、それは他の馬鹿共も同じだ。
他の馬鹿共も、俺とクソガキさまと同じく、過去に己の力に驕って罪を重ねてきた奴らばかりだ。
俺たち家族全員を否定することに繋がる。
それは、なんか、嫌だな。
だからこそ、見てろよ、ユリ。
お前自身と俺たちの力を信じてくれよ。
そして、俺の勇姿を褒め称えてくれ。
「水も滴るいい男ってなァ!!」
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「なぁ、なんで金属女子たちの相手がよりにもよって俺なの???」
クソ犬が担当してたかわいこちゃんも言ってたじゃん!?
『フェアリーはカチカチが苦手』って!
なんでよりにもよって鋼タイプ担当の美女の担当が俺なの!?
俺の魅力であの美女の心を溶かせって!?
……ったく、しゃーねえなぁ。
俺がユリと出会ったのは、キタカミからユリが帰ってきたあとのことらしい。
確かにあの自称炎神は既に敵なしで、コライドンはユリの言うことを聞かなかった時期とは言えどもあの頃から既に強者としての風格があった。
だから俺はあの頃「別に炎神とコライドンが居ればもう他のやつ捕まえる必要ないだろ。それこそ俺とかなんで加入させたんだよ」と何度もユリに問いかけていた。
その度にユリは「お前と家族になりたかったから」と笑って答えてくれていた。
俺のあの質問、今思うと、あまりにも無神経で残酷すぎたな。
俺にとって今のユリは、弟のようなものだ。
幼く、未熟で、誰よりも優しい心を持った、俺の弟。
そしてあいつら、前科モン共も、なんやかんやで今では俺の大切な家族だ。
ユリと俺たちの力は、家族の絆の証だ。
そして、肝心の弟がまだ俺たちの力を自分の力だと信じきれていないのなら、俺は兄として、『シティ』として、見せつけなければならない。
「燃え盛る俺の輝きで、お前ら全員の心を溶かしてやるよ!」
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「えー?😄小生が担当するノってもしかして熱血少年〜?😄おじさんには荷が重すぎルよ〜😄」
「
……なーんて、熱血な若人の熱を冷ましてやれるのハ余裕のある大人の小生くらいだろうね」
「
……」
「小僧ヲ逆スカウトしテ良カッタ」
「永イ時ヲ生キテキテ、小生は今ガ最高二楽シイ」
「馬鹿共ト暴れまわった時や、美女の生き血を頭カラ浴びるのも良かったけど、若人たちガその人生ヲ悩み苦しみ輝きヲ求める姿を側で眺めルのが、これほどまで楽しイなんて」
「
……昔の小生じゃこんなことに楽しみを見出すなんてありえないな〜😄」
「
……きっとそれは、小僧や嬢ちゃんノおかげ、カナ」
「さぁて」
「それなら、小僧や嬢ちゃんの為に、おじさん一肌脱ぎますか」
「呪剣の若造を双剣を宿す若造として生まれ変わらせて、呪いを解いた小僧と、小生に生き物としての感情を与えてくれた嬢ちゃん」
「あの2人が困っているのなら、小生や若造を家族として迎えてくれた者たちの為ならば」
「
……この『トゥオルゥ』、推して参る」
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さぁ、舞台は整った。
過去の因縁にケリをつけにいこう。
過去の己の罪と向き合いに行こう。
今のきみならだいじょうぶ
俺たち家族がついているから
だって俺たちは
きみの『頼れる相棒』だから
つづく
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