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のたり
2025-05-29 20:13:17
424文字
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hrsz
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自然な距離
付き合ってるはるしずの日常
そっと肩が触れる。
そんなこと気付いていないみたいに、遥ちゃんは触れる前と同じように話し続けている。モアモアハウスに行ったらみのりと斉藤さんが先に来てて、ドルラバの上映会していたんだよ、ふたりともすごく盛り上がっていて少し驚いちゃった、なんて、甘いトーンの声が優しく響く。
前よりも遥ちゃんの身体の距離が近くなった気がする。それは多分、一線を超えたあの日から。あれから少しずつ私達が自然でいられる距離が近づいていったんだと思う。
ふと会話が途切れて、視線が重なる。触れたままの肩の感触が心地よくて、つい頬が緩む。
しずく、と、遥ちゃんが言った気がした。聞こえたのはかすれたような息遣いだけだったけれど、唇がそう動いていた。もう少し距離が近くなって、遥ちゃんの顎が私の肩に触れる。自然に下がる私の目尻と遥ちゃんの少し真面目な視線。促すように遥ちゃんの腰に腕を回す。顔を少し傾けて、目を閉じる前に遥ちゃんが少し照れくさそうにはにかんだのが見えた。
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