印刷所まとめ

利用した印刷所まとめ主観。
2026.5更新

今までに利用した印刷所さんをまとめました。
小説書き、少部数オンデマンド印刷発行の視点から書いています。
昨今はweb入稿のみ、完全原稿のみとする印刷所が多く、印刷に問題なければボケ等発生していてもゴリ押しで印刷するところも多い印象です(逆に決まった形式でなければ印刷できないとこもある)。製本は得意なところと苦手なところと分かれるものの、印刷は安いところでもきれい。
1~10冊可能/特殊加工ある/文庫サイズある/厚い本ができる(薄い紙がある)/ホームページを直観的に操作できる/早割がある/あたりが揃ってると私が嬉しい。本当はスピン製本したい。
昨今は紙の価格が上がり続けているなどの複数の理由からどこも値上げが激しい。紙や特殊仕様の廃盤もある。

私の原稿の前提
・表紙・本文ともにWordで作成
・入稿時、PDF化して、本文は全ページ連結
・テンプレート使わず自前の設定。細かい設定はイベント毎の記録に。
・表紙は塗り足し3mm、本文は塗り足しなし(一部原稿除く)
・表紙は本来印刷所テンプレート推奨だがほぼ使わなくても入稿可。一部印刷所は不可(おたクラブなど)。Wordと画像は相性悪く解像度がやや低くなるが許容している。非推奨。



ちょ古っ都製本工房
価格:超格安
日数:予約制、翌日~10日(到着日指定タイプ)
早割:あり
冊数:1冊~
印刷方法:オンデマンド
特殊加工:用紙の種類が豊富。クリアPPやマットPP、口絵など印刷する加工ができる。表紙持込み可。
自動見積もり:ログインなし、使いやすい。
会員登録:あり・なし選べる(登録すると割引が増える)
小説本:セットはないがサイトが単純で印刷が小説向き。イラスト系統は好みが分かれる模様。
印刷物の感想:印刷はきれいで、製本には個体差で背割れ可能性あり。ベタにはテカリあり。
印刷物:『お味はいかが?』『きょうはたんくつおやすみびより。』『眠れる羊の子守唄』など

安い。とにかく安く、早割なしでも他の印刷所に比べて格段に安い。同人も受け付ける一般印刷所。
1冊のみの場合は送料安(追跡なし)を選べるのでお試しにおすすめ。
表紙に使える紙の種類が豊富で、遊び紙がどこにでも挟める。PP加工や表紙2・3印刷、口絵印刷も安価。印刷オプションがある一方で、紙に加工を加える特殊加工は一切なし。表紙持ち込み可(+10枚~の予備分必須)。
本文用紙も豊富。書籍用紙57kg(淡クリームキンマリ)やラフクリーム琥珀N71.5kgのような珍しい紙もある。
自動見積もりはA6と文庫が別だが、商業では文庫のサイズ規定がないのと同様に、好みに合わせて細かなサイズで文庫の大きさを変えられる仕組み。A6でおおむね文庫サイズの意味で問題ない。
特にモノクロ印刷ににテカりがあるタイプの印刷なのでベタが多い原稿には向かない、らしいが、小説原稿ではほとんど気にならない。ただし口絵などでベタ仕様にするときには注意。
連絡はメールのみで内容チェックは一切しない。完全原稿のみ。入稿はPDFのみ、入金は銀行振込のみと制約が大きい。
原稿は本文すべてPDF連結が必須。遊び紙印刷がある場合はこれを含めたページ数換算(本文ノンブル振り分けには影響しない)になることなど、注文時の数え方には注意が必要。
入稿方法は「見積もり→注文欄に移動(会員ログインorログインなし選べる)→日数や配送など細かな指定→自動メール返信され、見積もり確定&振込先指定→入稿&振込→完了メール返信」の順。新入稿アップローダーを利用すると割引。
イラスト系はR18など修正の必要な表現は受付範囲に制限がある(小説は修正不要なので言及されない)。基本的に小説向けの展開。
2023/11/1に大量の表紙用紙と遊び紙が入荷され、ホームページの紙写真も一新されて、大幅に利便性がアップした。PP加工にはまだ制限が多い。単純に紙替えして遊びたいときにはオススメ。


プリントオン
価格:高価だが早割の恩恵が大きい
日数:最長一か月程度
早割・イベント割:あり。最大30%OFF。
冊数:10冊~
印刷方法:オンデマンド
特殊加工:めいっぱいある。セット込みで気軽。
会員登録:必須
自動見積もり:ログインなし、使いやすい。動作は重め。
小説本:カバー付小説セットあり。本文用紙は厚め・重めで数百ページは不向き。文庫よりもA5がお得。
印刷物の感想:印刷も製本もきれい。加工にはムラがあるかもしれないとサイトに注意点あり。
印刷物:『忘れじのうたかた』『雪見酒と味噌鍋』『探窟家たちの食卓』『煙管に十字火』『燦爛』など

特殊加工やオプションの種類の多さで有名。ほとんどあらゆる加工を行える。
プリントオンはオンデマンド印刷の部門であり、アクシス出版というオフセット印刷の部門もある。サイトが別。
早割とイベント割をかけ合わせて最大30%OFFと加工内容によっては比較的割安になる。オプションのおまけもつく。大きな早割や加工の種類によっては一か月以上締め切りが早まるので、計画的に原稿が進められたときにオススメ。
ホームページが見やすい。定期的に更新されており、新しい加工やセットが追加されることも多い。すべての加工と紙と印刷に写真が掲載されており、使用例の数も多く、完成イメージしやすい。
データ作成の注意点や注文手順、よくある質問がトップページに載っている。ホームページ内検索も可能。
特定の特殊加工などをつけたセットが豊富で、値段のわかりやすさから初めてのオプションや特殊加工にオススメ。ただし、A5/B5判のみ限定のセットが数多いので、その他の大きさには注意。文庫や新書など小さいものはA5と同じ値段でセットを使えることもあれば、セットにしなければ掛け合わせ可能になる加工もある。
最低の十冊でもお金さえ出せばもりもり加工できる。A4など大判は不可とするオプション・特殊加工もある。
連絡は基本メール、私が利用したときは不備入稿を繰り返したときのみ電話連絡が来た。完全原稿のみ。
厚み・重みのある嵩高な本文用紙が多く、印刷所に用意があるものだと淡クリームキンマリ72.5kgがもっとも薄い紙となるので、数百ページの厚い本には不向き。



STARBOOKS(スターブックス)
価格:高いが早割で安くできる
日数:予約制、一日刻みで選べる
早割:すごくたくさん
冊数:1冊~
印刷方法:オンデマンド、オフセット
特殊加工:だいたい揃ってる。セット内でできることが多い。箔押しは随一。
会員登録:必須
自動見積もり:ログインなし、使いやすい。紙の色味を確認しながら選べる。
小説本:専用サイトあり、テンプレートやマニュアル豊富。1冊から特殊加工が気軽に盛れる。
印刷物の感想:製本かっちり。
印刷物:『Simlacrum 小説再録集1

特殊紙の多さと箔押しの技術がすごい。割引もすごい。
箔押しは随一で、他の印刷所にない箔も多く、それぞれ加工例や写真の確認ができる。サンプル取り寄せも可能。
1日ごとに割引が効く。基本的に早い割引から枠が埋まっていく。
自動見積もりが一目で紙の種類を確認でき、遊び紙などは裏表が選べる仕様。
印刷については、(これは他で聞いたことがないのだが)私が利用したときはモノクロ原稿の文字にデータ上はないはずの白ぬけが発生したりカラー原稿の赤みが強すぎたりした(別の印刷所で刷り直したら直った)。印刷によっては癖があるかも。色にこだわりがあるときは注意が必要かも。
人気の高い印刷所であり、人材不足などの理由から長期間に渡って受注制限がかかっている。新規予約受付を停止することもあるので注意。一時期は受注キャンセルもあった。


しまや出版
価格:割高
日数:最大一か月程度
早割・イベント割:あり(使えないセットもある)
冊数:10冊~
印刷方法:オンデマンド
特殊加工:期間限定・常設かかわらず多い。用紙はホームページにないものは要相談。
会員登録:必須
自動見積もり:ログイン必須
小説本:専用サイトあり、テンプレートやマニュアルが豊富。デザイン表紙サービスあり。優しい。
印刷物の感想:製本も印刷もきれい。確認連絡がマメ。
印刷物:『猫が渡るとにゃあと鳴く』

猫推しで有名な印刷所。猫社員がおり、また猫にまつわるオプションが多い。猫に貢ぎたいひとにオススメ。
「初めてでも」を標榜する印刷所であり、初めて入稿するためのマニュアルやテンプレート、連絡もこまめで優しい。漫画・イラスト原稿も、小説原稿も優しい。
表紙作りが難しいひとのための「セミオーダー表紙サービス」(無料)や「オリジナルデザイン表紙サービス」(有料)もある。セミオーダーはサイトに用意されている画像から選択するだけ、利用無料、デザイン豊富と便利で使いやすい。
サイトは二種類にわかれており、セットなどを紹介するページ(しまやネット)とマイページ(しまや出版オンライン)がある。価格確認も見積もりも詳しくはマイページ。
なお、しまやネットの基本価格一覧表はデータが重いらしくフリーズしがち。スクロールバーを触らなければ大丈夫で、しばらくすると直る。
入稿時は原稿に問題がなくても電話連絡が来た。念のための確認も驚くほどマメ。ただし印刷所の確認範囲は印刷の可否であって、校正をしているわけではないので内容の確認は自分でするのが原則。


graphic(グラフィック)
価格:とても安い
日数:ものによる
早割:なし
個数:ものによる
印刷方法:オンデマンド
特殊加工:ある
会員登録:必須
自動見積もり:ログインなし
印刷物の感想:きれい。
印刷物:ポストカード、名刺

もともとはオリジナル・企業向けのグッズや冊子の制作会社。同人誌可。
セルフチェックというホームページ上での利用者チェックのみで早く印刷に進むことができる。スタッフによるチェックは有料。
梱包は無料と有料があるが、無料のものは保護材が入っておらず折れが発生することがあるので、確実性を求めるなら有料のものを選ぶのがベター。


プリンパ
価格:紙によっては安価。製本はやや割高。
日数:早い(発送日指定タイプ)
早割:一日程度
冊数・個数:1冊~、1個~
印刷方法:オンデマンド
特殊加工:金銀ピンクなど特色の印刷あり。紙がいっぱい。
会員登録:必須
自動見積もり:ログインなし、使いやすい。紙の写真とコメントから選べる。
小説本:とくにセットはないが文庫サイズ可。
印刷物の感想:製本も印刷もきれい。
印刷物:ブックカバー、ポストカード、フライヤー印刷

紙から選ぶことでこだわりの印刷所。
オリジナル・企業向けの展開だが同人も問題なく可。通常ホームページと同人誌向けホームページには載っている商品の種類が異なるので両方チェック。
紙の種類がとにかく多く、色味や手触りも記載。白っぽい紙が多いがカラー紙も増えてきた。
白い紙に白印刷は選び間違いをふせぐため自動見積もりには載っていないが問い合わせすることで可能。
印刷事例が数多く掲載されていて見ていて楽しい。
早割も割増もない。ぎりぎりでも間に合う。この印刷所では入稿日から日数を足して発送日が決まる加算形式。サイト記載は発送日なので、到着日ではない(=プラスで配達日数がかかる)ことに注意。
新しい紙や印刷方法の更新がマメなのでいつのまにか種類が増えている。箔押し加工が無線綴じ等にも拡大した。
特色×特色や、特色×特殊紙でいつかやってみたい。


おたクラブ
価格:超格安
日数:ものによる。製本は~10日程度。
早割:あり
冊数・個数:1冊~、1個~が多い
印刷方法:オンデマンド
特殊加工:いっぱい。どんどん増える。
会員登録:必須
印刷物の感想:印刷はきれい。
小説本:表紙にイラスト作成ソフトを扱える方向け。冊子本文のみPDF可。
自動見積もり:ログインなし。紙を探すのが手間かも。
印刷物:紙コースター、箔押し栞

少部数安価なグッズ制作で有名な印刷所。
グッズの種類がどんどん増える。
基本的にイラスト作成ソフトを利用して、自社テンプレートを使うことを推奨もしくは必須としているので、推奨イラスト作成ソフトを扱える方向け。原稿不備を弾きやすいためかサポートや修整の必要がない完全原稿推奨。
個人的には、(手持ちの冊子は)表紙用紙が硬くて開きづらい&表紙用にPSDファイルを扱える環境がないのがネックで、小説本には向かない気がする。
グッズの種類がどんどん増えるかわり、在庫限りで早めに廃盤になることもあるので再注文には注意。 仕様にサイレント修整もあり、実際には見本写真とは異なる個体差・製品差が発生することがあるらしい。格安なのにはそれなりに理由があるということか。
稼働状況や長期休暇により急遽受付停止の告知がされることがある。他にも、サイトの修正などでの停止もありうる。


レトロ印刷
価格:割高
日数:早い
早割:一日程度
冊数:10冊~
印刷方法:リソグラフ印刷
特殊加工:豊富なカラーバリエーション、金インクやツヤぷりは必見。
会員登録:なし
自動見積もり:簡易的なものがある製品も。基本は個別問い合わせ。
小説本:PDF可。版や面付けのデータ作成が自分でできる方向け。
印刷物の感想:個性が高くて味がある。ズレも味。
印刷物:『赤笛ちゃんたち、森へ行く。』、名刺

リソグラフ印刷という多色刷りの印刷ができる印刷所。
特定の色を選び、一色ずつ何度も版を重ねることで、滲みやインク擦れやズレ、特に複数の色を重ねる混色などの独特な風合いを生み出す。他にない印刷方法と、ここでしか使えない特殊紙の組み合わせで、レトロチックな可愛らしい雰囲気の本が作れる。
中綴じ、無線綴じ、ミシン綴じ、天のりなど、定番から珍しい印刷物まで。工夫次第で様々な制作物が作れる。
特徴として、版で刷るため必ずズレが発生する仕様。ズレ込みのデータを作成するのがマスト。また、ベタが苦手、細かな模様は潰れやすい、意図しない汚れが発生しやすい、など通常のフルカラー印刷にはない要素がある。
印刷が移りやすいので印刷物によってはpp加工等対策必須。
データ作成が難易度高く、一色ずつのデータを黒一色グレースケールで必要とすること、面付け、といったデータ作りに細かな指定がある。


栄光
価格:割高
日数:普通
早割:期間限定で現れる。利用条件あり。大型イベント前に多い。
冊数:オンデマンド10冊~、オフセット50冊~
印刷方法:オンデマンド、オフセット(掛け合わせ可)
特殊加工:なんでもある
会員登録:必須
自動見積もり:ログインなし
小説本:制作サポートが充実。文庫のノベルセットあり。
印刷物の感想:製本も印刷もめちゃくちゃきれい。
印刷物:『Ebrietas 小説再録集2

オフセット印刷もオンデマンド印刷もできる印刷所。
特殊加工の使えるセットが多く、オフセットでもオンデマンドでも利用できることが多い。ただし、片方でしか使えない加工もあるので注意。セットの名前は独特でパッと見てどんな内容か判断しづらい。ここでしか使えない紙や特殊加工もある。
薄い紙だと書籍用紙淡クリーム62kgがあるが80p以上など利用条件がある。
私が利用したときは直後にセットが改定されて紙の種類が倍になってたのは仰天した。ノベルセットはカバー付きとなしで選べる。
多めの部数を刷ること前提の価格で割高。大型イベント前に大きな割引(商品によって異なるが10%~25%)が来る。また最も大きいもので3/30、6/30、11/30締切で15~30%割引。他にもキャンペーンを打ち出している。大型イベント前に注文殺到で飽和してしまうことがあり、ぎりぎりの入稿には注意。
(2026.3)「数十冊のうち数冊が本文が別の本と入れ替わる刷り不備」が複数件喚起(長年発生している模様)。対処法はなく印刷物受け取り後に全数確認必須。
(2026.5)上記と別の不備が喚起(解決済)。老舗印刷所だがこうも短期間で発生するのは切羽詰まっているのだろうか……


日光企画
価格:割安
日数:普通
早割・イベント割:あるときもある
冊数:オンデマンド10冊~、オフセット50冊~
印刷方法:オンデマンド、オフセット
特殊加工:特殊インクが多い。オンデマンド限定特殊加工フェアもあり。
会員登録:あり・なし(印刷物による)
自動見積もり:ないのでお問い合わせ
小説本:文庫サイズ可。初心者向けの情報が全然ないので入稿に慣れているひと向け。
印刷物の感想:製本も印刷もきれい。
印刷物:『Lost Children』

オフセット印刷とオンデマンド印刷でできることが違う印刷所。
オフセット印刷の方が常設のセットや加工は多いが、オンデマンド印刷限定のキャンペーンやフェアも多い。
特殊インクの種類が多く、単色刷りや二色刷りや、変わり種の印刷が色々選べる。この印刷所でしか扱いのないインクもある。
店舗展開しているので近いなら訪ねるのも手。
web上の入稿窓口がログインあり(にこぷり.com)とログインなし(web入稿窓口)の二種類。セットによってどちらを使うことになるのか変わる。ログインありの方は常設セットに利用できることが多く、ポイント制度やクレジット決済可能や自動見積もりなどに恩恵がある。一方でログインなしはフェアに多く、銀行振込のみで見積もり相談が必須ではないが推奨。これらの入稿方法の手順に関してはホームページに一切記載がないので勘とお問い合わせ頼り。
2025.4いつのまにかサイトが大幅更新して格段に検索しやすくなった。
2025.12にこぷり.com閉鎖してた。使い勝手がだいぶ変わっているかも。


オレンジ工房.com
価格:割安
日数:およそ営業日4日で発送。日数加算形式。
早割・イベント割:あり(利用制限あり)
冊数:1冊~(10冊未満は予部なし、割引制限あり)
印刷方法:オンデマンド
特殊加工:ミシン綴じや本文単色カラーができる。
会員登録:必須
自動見積もり:ログインなし
小説本:小説セットあり、オプションほぼなしなので特殊加工には不向き。カバー付セットあり。小説向けフェアは秋頃。
印刷物の感想:印刷はきれい。製本には背幅部分の筋や剝がれができることもあると注意書きあり。
印刷物:『極星ノスタルジア』

ミシン綴じ印刷や本文カラー印刷が安価にできる印刷所。
通常セットのほかに、季節ごとの期間限定のセットが眼玉。期間限定セットは毎年同じ時期で展開するので把握していれば合わせやすい。
小説セットは割安価格なので追加オプションに制限がかかる。カバー付き、トレペカバー付きセットも通常セットにあり、単純に安価に文庫小説カバー本が作れる。
本文カラーのバリエーションが豊富で、すべてオリジナル色。微妙な色の違いを選べる。このカラーは表紙の一色刷りにも適用可能。本文カラーを利用して疑似小口染めも推奨。
一色刷りの色に合わせ、セットで使える用紙も豊富でカラーバリエーションも多い。
イベント支援には直接or宅配搬入必須と制限があるので注意。プラスで割引やポスターなど選べるおまけもつくことがある。
特殊加工をたくさん豪華に重ねるのは難しいが、特定のセットを利用して安価に特殊装丁に仕上げるのには最適。


ブロス(BRO'S)
価格:割高
日数:予約不要。特急入稿でないなら予約不要。入稿から一週間以内発送、到着日指定タイプ。
早割:あり(普段10%、大型イベント前に20%割引出現?)
冊数:オンデマンド10冊~、オフセット50冊~?(端数は繰り上げ価格で可)
印刷方法:オンデマンド、オフセット
特殊加工:基本的なものは揃う。
会員登録:必須
自動見積もり:ログインなし
小説本:小説本らしい「A6文庫サイズ、カバーつき、スピン製本、薄い紙(淡クリームキンマリ62kg)」ができる。ページ数の多い本が得意。
印刷物の感想:印刷も製本もとてもきれい。かっちりした製本が評判。
印刷物:『ドラマツルギー』

分厚い本御用達な印刷所。
箔押しの種類が豊富。営業日+3日。広範囲や二種類以上使うときには+5日。その他条件によって変動あり。
入稿には基本予約不要で、「マイページログイン→入稿→セットやオプションを選ぶ→料金確定したら期日までに支払い」という順。入稿は表紙のみ先行したいときなど、途中で切り上げて後日続きを行うのも可能っぽい。ただし、割増入稿の際のみあらかじめ入稿予約番号入手が必要。
大型イベント前には締め切りが前倒しになる。問い合わせや入稿後の確認メールにも時間がかかる見込みなので、余裕を持った問い合わせ必須。
スピン製本には上部が揃わない見込みと記載があり、実際に利用したときは本文紙が飛び出たり糊が見えたりしたが想定内、断面はとてもきれいだった。


ポプルス
価格:割安
日数:スタンダードセット営業日5日で発送。日数加算形式。
早割・イベント割:早割なし。イベント割は限られるが予約制。
冊数:1冊~
印刷方法:オンデマンド
特殊加工:基本的なものはある。遊び紙で遊べる。
会員登録:必須
自動見積もり:ログインなし、使いやすい
小説本:スタンダードセットに文庫サイズあり、厚い本歓迎、常設オプションにカバーやしおりあり。
印刷物の感想:印刷はきれいで、製本も安定。表紙の裁断にはバラつきがあり、裁断痕があったり裏面にインクが滲んでいたりするものも。
印刷物:『そして今日もお隣さんと』

同人誌ほか、グッズやゲームグッズにも力を入れている印刷所。
基本のセットにオプションを追加していく、というシンプルなセット構成になっており、サイトが使いやすい。小説・漫画・紙原稿・チェックリストなど個別にデータ作りのやり方を掲載しており、初めて触る同人誌作成サイトとしてオススメ。
締切は目安で、加算形式なのでやや見づらいが、多少のずれ込みは相談可(スケジュールに空きがあるときに限る)。大型イベント前は締切が設定される。
各連絡はすべてマイページにアクセスしなければ文面が見られないひと手間ある仕組み。
小説本らしい「文庫・厚い・カバー付き・しおり付き・帯付き」のような組み合わせが比較的安価にできる。スピン製本は試験導入時に利用したところ、裁断に斜めのズレが見られることもあるが、基本的にぴったりきれい。
特出したオプションは遊び紙とCD付き。遊び紙はグロス加工、レーザーカット加工、デザイン遊び紙と種類豊富で、文中にも差し込める(要相談)。CDを作れる印刷所なので、本にポケットをつけられる(他であまり見ない加工)。
レーザーカット遊び紙は表面にカット部分の下図がみられた(仕様だと思われる)。
マスコットキャラクターのポプ猫がやたらかわいい。グッズも可愛い。


ワンブックス(One Books)(株式会社RED TRAIN)
価格:普通
日数:予約必須(入稿の30日前~3日前)、発送約2週間(搬入時は異なる場合あり)
早割:なし
冊数:オンデマンド1冊~
印刷方法:オンデマンド、オフセット(別部門)
特殊加工:PP加工等一般的な加工のほか、スピン製本、 リング綴じなど揃える。箔押し加工は要問い合わせ。紙の取り寄せが要問い合わせで可。
会員登録:なし
自動見積もり:ログインなしの計算機あり。見積もりには紙の種類が出ないが、料金表と予約フォームから確認できる(予約フォームの方がリアルタイムっぽい)。
小説本:厚い文庫が得意で、薄い本文用紙が多数あり。カバー付きが標準装備で文庫には帯付きも装備。
印刷物の感想:Word利用PDFは苦手と注意書きがあるが、カラーの印刷もほぼ画面通り、紙も奥まで開くという製本のかっちりさ。背表紙の背割れが一部見られる。
印刷物:『北の果てにある島』『Speak of the Fair Folk,』

紙の種類がすごい印刷所。
RED TRAINのオンデマンド少部数部門。他の部門ではモノクロ本特化のモノリス(MonoRe:th)とオフセットプランがある。それぞれフォームが異なり、注文次第では他の部門が安くなるので注意(注文時に案内するとの表記)。
特に文庫・厚い本に特化した紙を多数取り扱っており、文庫は「数百ページ可・カバー付き・帯付き」の装丁が標準装備。スピンは複数本可。サイズごとに標準仕様がやや異なる。
文庫を問わず、紙の種類が豊富で他にない紙がたくさんある。料金表に表示されていなくても予約フォームには料金内・外扱いで載っている紙や特殊装丁がある。
1冊ごとの固定価格だが、送料は別途かかる(1,650円)ためおおよそ冊数が多いほど単価は少なく感じる。
本文はフルカラーでもモノクロでも価格は同じ。小説本では本文の疑似小口染めや挿絵などワンポイントカラーに便利。
1~4冊の注文は約6週間~8週間かかる。締切がきっちり決まっていないため、おおよそ2週間をめどに自分で入稿日から加算もしくはイベント日から逆算する。ある程度は融通が利く仕組みの模様。大型イベント前は締切が決まっているので注意。
入稿方式は基本的に毎回手動メールを介するので、返信用の時間と有効なメールアドレス必須。また入稿はギガファイル便などデータ転送サービス利用。
「予約フォームから仮仕様と必要事項記入→メールが返信され、予約完了&予約時点の見積もり&入稿用メールアドレスの案内→入稿データを圧縮し、ファイル転送サービスにアップロード→入稿用メールアドレス宛にファイル転送サービスのURL&変更点&メール添付の受付番号等を添えて送信→メール返信され、入稿完了&仕様確定&振込先案内&印刷工程開始→振込→(決済完了メールなし)商品発送」とやり取りは他の印刷所より多め。
問い合わせ等にも丁寧なので安心感はある。丁寧すぎてどこに何が書いていたか迷子になりがち。細かな問い合わせをするのが手間でなければ一冊目にもオススメするが、個人的には紙の種類から入稿方法まで迷いどころが多いので二冊目以降にオススメ。
イベント直接搬入時には直接担当者が挨拶に来てくれる。相談もその場で承ってくれる。私は箱を開けるまで見守られた。






今後使ってみたいところ
緑陽社……ものすごい特殊加工の本といえばここ。トップレベルの価格と引き換えにトップレベルの加工ができる。有名どころだとオベロン本が印刷したのはここ(紙を集めることすら難儀したオベロン本ができるくらいに大手)。すごい分厚い本作りたいときに利用したい。憧れ。

ホープツーワン……ポケットセットがオンデマンド印刷で、比較的安価。特殊加工を盛りつつ締切がそんなに早くない。特殊な筋を入れた箔押し加工がある。OKムーンカラーorOKフロート+空押しするならここ。

西村謄社堂……にしむらとうしゃどう。おもしろ紙が色々あるとこ。物凄く高いけど特殊加工色々あってホームページを見てて楽しい。

ちょいのま……一冊から作れるとこ。比較的お安い感じ。箔押しは他より割高な設定。本文用紙が幅広く、モンテシオンやタブロが本文用紙にあるほか、淡クリームキンマリの薄いものも揃う。遊び紙に星くずしトレペあり。

プリントキング……カバー付き小説本セットがある。本文用紙に色上質紙が+2営業日加算のみで使えたり、表紙用紙が選べたり、初回のみ割引クーポンがあったりする。

あかつき印刷……米を作っているらしい。そして注文するとつくらしい(?)。オンデマンドなら一冊からできそう。特殊加工が一通り揃っている。2026.3廃業。

ねこのしっぽ……文庫サイズのセットがカバーありとなしとである。スピン製本始まってた。

サンライズ……小説のセットがある。カラー紙とか色刷りとか。

コミックモール……20冊〜。噂ではかっちり製本が得意らしい。サイトが超シンプル。なぜかトワイライトPPやベルベットPP等の無料フェアを永遠にやっている。