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ぽふむん
2025-05-24 22:45:00
1178文字
Public
ワンドロ
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鶏鶏鶏
#童しの版深夜の真剣物書き60分一本勝負
「夜食」を使って
氷柱if
暴走自転車の事故にあったしのぶちゃんのお世話をする氷柱様です
原作軸で痩せでカリカリなのは、あなたのせいだから、ちゃんと健康体にしてあげる。それはあなたの責任(*`・ω・´)
というマインドで書いてます
鬼の首が斬れないのに
体が小さい女なのに
そう言われ続けてきた。
鬼殺のための鍛錬なんて無駄だって。
でも、今日ほど日頃の鍛錬は決して無駄なものではなかったと思えた日はないだろう。
しのぶは、足に巻かれた白い布を見つめた。
よくあの状況で捻挫程度ですんだものだ。
多少打撲もあるが、この程度なら一週間も静養すれば多分大丈夫だろう。
あれは昼過ぎのことだった。
なんだか庭が騒々しいとは思っていた。
本来十五、六の男子、女子が集まればそんなものだろう。
それにしても賑やかだ
そう思いながら、回診に出ようとしていたその時だ。
「猪突猛進」
「こらー!止まりな
……
危な〜い」
伊之助とアオイの雄叫び
その声に はっと振り返ると、伊之助が自転車で突っ込んでくるではないか。
咄嗟に避けた
おかげでこの程度ですんだ。
ブレーキをかけることも、曲がることもしないで突っ込んできた自転車は、木に衝突し大破してしまったが
……
今は心配した氷柱に「蝶屋敷にいたのでは休んでくれないから」と、半ば拉致するように保護され、献身的な介護に甘んじている
🌈💉🤕🦋🍚
「しのぶちゃん、調子はどう?痛み止め飲むかい?」
お手製の夜食を持って、氷柱がやってきた。
「しのぶちゃんは胃も小さいから、少しづつ小分けに食べなきゃね」
「余計なお世話です。わぁ、美味しそう」
氷柱の配慮の無い言葉に、しのぶは少しムッとした。
だが、すぐにお盆の上に目をやる。
「鶏肉で出汁をとったお粥だよ。隣の本人を乗せて召し上がれ」
本人とは、鶏の味噌和えのこと
出汁がらの有効利用だから間違っていない。
間違ってはいないが、本人という表現に、しのぶはおもわず苦笑いしてしまう。
でも、氷柱はなぜ苦笑いされたのかわかっていない。
「明日のお三時にはプリンを作ってあげよう」
プリン?
おもわず真顔になる。
「生産元ですか?」
プリンの材料は卵。
卵を産むのは鶏
だからそう聞いた
「そうだよ🎶た〜んと召し上がれ」
「いただきます」
最近この男に似てきたのかもしれない。
この言い方、少し食べにくいのに、これも血肉になるのだと思うようになった。
美味しければいいやと思うようになった。
しのぶは、お粥を頬張りながらもうひとつの案件を尋ねた。
「ところで伊之助くんは
…
」
「ああ、琴葉に逆さ吊りされてるよ
…
昔は虫も殺さないような、優しいお母さんだったのに。
すっかり肝っ玉母さんだ。あははは」
氷柱は、高らかに笑っている。
道理で、しのぶが怪我をした原因を聞いて珍しくずっと怒ったような顔をしていたくせに、今はいつも通りのにこやかな顔なわけだ。
氷柱は、しのぶの包帯が巻かれた足を撫でさすっている。
その瞳は、いつもの慈愛に満ちた穏やかなものだった
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