romaprus317118
2025-05-02 03:26:17
281文字
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学パロ


幸福を願う花言葉を薬指に巻き付け、婚姻を願った。
眼前の少女は涙膜を揺らめかせながら柔らかに笑む、肯定するかのように……
月日は幾度となく迎えられて薄れ行く記憶に残る少女を焦がしながら日々を迎え春の訪れと共に新たな学年を歩むのだ。
煌めく記憶の少女は一変、屈強で豪快な青年として再び現れた。
初めは信じる事を出来ず戸惑ったが、共に過した時間が増える度にまざまざと感じざる得なかった。

「マリア」と一言、青年に呼びかけ薬指を撫で眉を下げる。

───また、婚姻を連ねても構わないだろうか……

その笑顔で肯定してくれるだろうか、薬指に四葉を絡めて願う。