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三毛田
2025-04-26 12:17:42
1067文字
Public
1000字3
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74 14. 雨宿りの法則
74日目
今日もまた雨宿り
「丹恒、こっち!」
俺より少し遅れて走っていた丹恒の腕を引き、お店の軒先へ避難。
「大丈夫か? っ」
「穹?」
インナーなりシャツなりを普段は身につけているはずなのに、今日は何も着ていなかったのか、ワイシャツが濡れて透けて乳首が丸見え。
ならどんなに良かったことか。
ただの乳首ではなく、絆創膏の貼られた乳首が丸見えだ。
おまけに、歯型も。
昨夜の色々あれそれを思い出してしまい、下半身に熱が集まっていく。
「丹恒」
「どうした」
「乳首、見えてる」
俺の言葉にタオルはなかったかと、鞄に手を入れた丹恒の手が止まる。
ギギギという音が聞こえそうなほど、ゆっくりと首をこちらへ向け。
それから、己の胸を見て顔を真っ赤に染め。
「なんでシャツ着なかったんだよ!」
「朝、コーヒーをこぼして着替えるために脱いで、コーヒーを洗い落としていたら時間になってしまった。だから急いでいたから、そのままワイシャツを着たんだ」
「というか、何で絆創膏」
「
……
シャツにこすれてくすぐったかったから。お前のせいだ」
「ですよね?」
真っ赤になっているであろう乳首は隠せても、乳輪についた歯型は隠せていない。そこを指摘したら、鞄で殴られるのは確定事項。
黙っておくが吉。
「今日もエッチする? イテッ」
耳元で囁いたら、デコピンされた。地味に痛い。
余計な事を言わなくても、丹恒の手が出た。
まあ、俺が悪いので甘んじて受け入れておく。
「最近のお前は、ねちねちしているから、数日おきじゃないと俺の体がもたない」
「数日おきならいいってこと?」
普通のカップルがどうなのかはわからないけど、俺たちは元気とやる気があれば毎日だってできる。
『しつこいっ』
一時期一週間毎日やっていたら、そう言われた。
何がどうしつこかったのか俺にはわからないけれど、ちょっとぐったりした丹恒が真っ赤になりながら言っていたので、まあそういうことだろう。
「鞄で隠しながら帰るしかないな
……
」
「隠してる方が、何かあったんじゃって思われるんじゃない?」
「今なら、鞄を濡れないように抱えているように見えるだろう。少し雨が弱くなってからでも、まだ言い訳できる」
「まあ、俺も丹恒のえっちな乳首が周囲に丸見えよりはそっちのがいいけど」
「お前が原因だからな」
キッと睨まれた。
はい。ちょっとは反省しております。
そこ、ちょっと!? という脳内なののツッコミが聞こえたけれど、手を振って追い払っておく。
「上着、もってくればよかったな」
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