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Ymi:no
2025-04-24 08:52:04
1732文字
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ビマヨダ小話
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IQが低すぎる!
ヨダの*をしげしげと眺めるビマのビマヨダ。下ネタ
烈しい打音が耳を突く。じわ、と頬に広がる痛みが、拳の主の強さを伝えてきた。
ドゥリーヨダナ。生前における宿敵。
一度
ひとたび
喋りだせば百は喧しい、手段を選ばぬゲロカス野郎。
「もう! いい加減ダメだって!」
仲裁に入ったマスターが、声を張上げた。
「二人とも、喧嘩禁止!!」
掲げた手の甲から、赤い光が迸る。令呪三画を使用した、
英霊
サーヴァント
への強制命令。
幾度となく出会しては喧嘩をする俺たちに、遂にマスターの堪忍袋の緒が切れたようだった。
「なんだとぅ?!」
「あー
……
」
こうして俺たちは強制的に、喧嘩を禁止されたのであった。
「
……
」
「
……
」
「そのまま大人しくしててよ!」
しっかり釘を刺したマスターは、最愛の後輩を探しにその場を後にした。
「
…………
」
「
…………
」
「
………………
」
「
………………
」
しぶしぶ殴りあいは止めたものの、イラつきの収まらない俺たちは、結局やつの部屋に転がり込んだ。物理に訴えない喧嘩
――
言葉の暴力での戦闘続行を選んだのである。
「むむむ
…
そうかそうか、ではそこの
足臭
あしくさ
男よ」
堂々と不服ですという表情で、トンチキ野郎が口を開いた。
「なんだよ卑怯者」
こういう顔をしている時のこいつは、いつもの三倍は面倒くさい。分かっていても話に乗ってしまうのは、生前からの俺の悪い癖だった。
「ここに
骰子
さいころ
が」
「やらねぇぞ!」
間髪入れずに応える。骰子博打でこいつに勝つのは不可能だ。技量も幸運値も足りていない。
「ほほぉん?
……
ケツの穴の小さいやつめ。それでもお前は第二王子なのかぁ?」
「あ゛ぁ?」
奴が口角を吊り上げ、にやにやと嗤う。これはわざと挑発するときの顔だ。殴って凹ませてやりたくなる。
「わし様には分かる、分かるぞ! お前、わし様に負けるのが怖いのであろう? ほれほれ、正直に
頭
こうべ
を垂れて許しを乞えば、恩赦を考えてやらんこともないぞ〜?」
「
…………
」
ガキか、と言い返す直前に、ふっと脳裏に閃くものがあった。
「
……
ほえ?」
嫌に花の香りがする足首を掴み、ベッドへと放り投げる。重力に従ってひっくり返った男が、なんとも気の抜けた声を漏らした。
「
……
ケツの穴が小せぇかどうか、確かめてやるよ」
「は、は、はぁああ?!?! いやいやいやお前のケツの穴が小さいと言ったのであってわし様関係な」
「比較しなきゃ分かんねぇだろ、ものの大小なんぞ」
「う゛っ」
洒落た色の帯を解き、几帳面に巻かれた布を剥ぎ取る。
「ふぅん」
宿敵の下半身をじっくり見るのは、当然ながら初めてである。そもそも見たいと思ったことすらない。
「ぅ、くぅ
……
ぅぅ
……
屈辱
……
っ」
啜り泣くトンチキ野郎に、自業自得だろうと嗤い返す。先に煽ったのはお前の方だ。
「
……
下半身は花がどうのとうるさかった割に、案外普通なんだな」
外から眺めた限り、造りは俺と大差ないようだった。違う点といえば、毛が少ないところだろうか。つるつるとした肌は、男の割には触り心地が良さそうである。
「ま、じまじと見るな
……
! わし様が減る
……
!」
痣のひとつもない太ももに苛立ちつつ、目的の場所に指を這わせる。
「ひっ」
今更になって、どこを指して大小を決めるのかと疑問を抱く。どの程度広がるか、なのか。それとも
――
。
「
……
これ、中はどうなってんだ?」
「
…………………………
は?」
指を何本
銜
くわ
えられるか、なのか。
ふと、興味が湧いた。
「いや、は?」
つんつん、と閉ざされたそこを指先でつつく。
「? へ? は、」
襞
ひだ
に沿って指を這わせ、くっと少し押し込んでみる。
「いや
……
やめ、」
ぐ、と指先に返ってくる弾力に、自然と口角が上がった。
「酒でもいけるか
……
?」
ナイトテーブルに置かれた酒の瓶を掴み、残量を確認する。四割強。足りそうだ。
「ダメに決まっとろう!!!! 裂けるわ!!!!」
哀れな王子がギャインと吠える。こいつは分かっていてやっているのだろうか。わなわなと震える姿は、俺の嗜虐心を強く煽る。
「
……
悪くねぇな」
乾いた唇を舐め、酒瓶に刺さったコルクを親指で弾いた。
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