限界馬鹿夢女
2025-04-20 23:49:13
5450文字
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ニフユリ回 第一話

タイトル通りですッッッッッ🫨🫨🫨🫨🫨

取り急ぎ一旦ここまでッッッッッ🫨🫨🫨🫨🫨🫨

ニフユリ回もとい🫐学園編、始動です。
ユリ兄さんのトラウマを払拭する回であり、ニフルさまをはじめとしたユリ兄さんの家族たち(手持ちたち)が真の意味でユリ兄さんと心を通わす回になる予定です。
よろしくお願いします。

怪文書
❄️さま視点
めちゃくちゃ読みづらい





ユリ「ニフルに、嫌われたくないなぁ」

俺が“きみ”を抱きしめテ寝ていル時

きみは俺の頬ヲ撫でてこう言ってイたね

大丈夫

俺ハきみのことを世界デ1番愛シテルから


何があっテも、絶対ニ










ユリ「ここが、ブルーベリー学園……!」

 俺は『ニフル』、『ニフルさま』!これは俺ノ愛しの“番”がくれた俺ノ名前。
 そして俺ノ隣で目ヲ宝石のヨウニ輝かせテいるのハ、俺ノ“番”の『ユリ』。
 世界で一番ノ“宝物”。

 で、俺はユリと共ニ『ブルーベリー学園』というところに来た!
 ……『グレープアカデミー』ト何ガ違うノこれ?
 遠い土地ってだけじゃん。
 ユリは「留学って言うんだぜ」って言ってルけど……コレってさ、ニンゲン界で言うところノ『新婚旅行』っテやつ!?だって新婚旅行っテ番同士にナッタニンゲンたちが別の土地ニ行って勉強して知見を広げて2人の愛ヲ深めルことデショ!?つまりつまりつまりッッッッッ♡♡♡♡♡

ユリ「ニフル、行こうぜ」

❄️「〜ッッッ♡……ウンッッッッッ!!!♡♡♡」

 今日モ俺ノ番が世界デ1番可愛イッッッ♡♡♡


 この時、俺ハ気がついてイた

 ユリの顔に、大きな影がかかっているコトを






❄️「授業ッてタノシイッッ♡♡♡」
ユリ「お前あの狭い野外教室で暴れるな馬鹿🫨🫨🫨」
❄️「だって、ユリが、きみが一緒だカら……♡」
ユリ「……そっか」

プルルルル……

 俺とユリの仲を邪魔するかのように、突然スマホロトムが鳴いた。

ユリ「誰からだよ……え」
❄️「?誰?♡」

ユリ「“ゼイユ”……っ」

❄️「……誰?そいつ」
ユリ「……っ大丈夫、友達のひとりだよ」
❄️「……ふぅん」
ユリ「ちょっと待っててな、ニフル」
ユリ「あ、もしもしゼイユ……?」


 ユリは本当ノコトを言っている。
 俺は嘘ヲ見抜けルから、すぐにわかった。

 
 でも

 ユリの顔が真っ青になってる。

❄️(……

❄️(なんか、嫌な予感ガ……



◽︎



ゼ「ユリ!久しぶり!すっごく会いたかったでしょ!?
ユリ「久しぶりゼイユ、会いたかったぜ」
ゼ「ふふ……正直でよろしいじゃん!」
❄️「……

 ユリと親しげに話すな、このクソアマ。
 ユリは俺ノ“番”だ。

ゼ「……ユリ、アンタの後ろで妙な威嚇をしているそのポケモンは?」
ユリ「こいつはニフル、キタカミのあとにパルデアで出会った俺の新しい家族だよ」
❄️「このクソアマ、俺のユリに馴れ馴れしく近寄るんジゃねえよキルぞ」
ゼ「はぁ!?何よコイツッ!?!?」
ユリ「やめろやめろ馬鹿🫨🫨🫨🫨」

 俺がゼイユとかいうクソアマに喧嘩を売ってたらユリの鞄からアイツらも飛び出してきた。

🍊「ぽにおーん!」←『ゼイユ!久しぶり!』の意
🐶「あ!姉御ッ!!待ッ!!……あ"」
ゼ「あっ!オーガポン!あたしが恋しかったのね?……って……は?……オシャレマフラー?」
ユリ「あ"……
🍊「ぽに」←『私の親友に挨拶しろ、舎弟』の意
🐶「あ、姉御……げっ……
ゼ「……
❄️「……は?何、この空気」
❄️「ユリ、何これ」
ユリ「え"っと……その……


 ユリとクソアマだけじゃなく、ぽにことクソ犬の様子も変だ。

 こいつら、俺の知らない『ユリ』を知っている?

 俺に何か隠している?

 こころがすごいざわざわする


ゼ「ユリ……?」
❄️「ユリ……?♡」
ユリ「ひっ……」ビクッ

ゼ「どういうことか、全部説明しなさい……ッ!!」
❄️「どういうことか、全部説明して……?♡」
ユリ「ひっ……🫨🫨🫨🫨」


   間

ゼ「……
ユリ「……
🐶「……

❄️「……

 つまり、このクソアマはユリとぽにこの友人で、俺がユリと出会うずっと前からこの3人は友人同士だったと。
 そしてクソ犬はかつてユリとぽにこと敵対していたと。
 ぽにこはユリの最古参家族なのは知っていたけど、まさかぽにこと同時期にこのクソ犬がユリと出会っていたことは知らなかった。
 あとこのクソアマがユリと知り合ったのもその頃なのも予想外。
 そんでもって、かつてぽにこの“宝物”を盗んだ盗人が、まさかこのクソ犬なのも完全に予想外。
 そしてこのクソ犬がぽにこに頭をかち割られて一度死んでいたのも知らなかった。
 通りでクソ犬がぽにこに頭上がらないわけだ。

 ……俺より後に加入したはずのこのクソ犬が、実は俺がユリと出会うよりもずっと前にユリと出会っていたこと、すごく腹が立つなァ……このクソ犬後でキル……ッ!!

🍊「ぽに」←『🐶はもう私の舎弟だから大丈夫よゼイユ』の意
ゼ「オーガポンがいいならいいんだけど……
ゼ「……で、オシャレマフラー」
🐶「……今の俺は“ヤツフサ”だ」
ゼ「“ヤツフサ”ぁ?……へぇ、アンタあの頃と雰囲気がだいぶ変わったわね? オーガポン……“ぽにこ”に相当えげつないしつけをされたのかしら?」
🐶「好き勝手言ってろ短気女」
🍊「ぽに、ぽにおー」←『私よりもユリの方が理由が大きいよ、舎弟の雰囲気が変わった理由は』の意
ゼ「……へぇ〜〜??」ニヤニヤ
🐶「だああああああッッ!!!姉御やめてッッッ!!!」

❄️「……

 おもしろくない
 俺ノ知らない話ばかリしてる

ユリ「ニフル」
❄️「?」
ユリ「俺はこれからお前ともたくさんの思い出を作っていくつもりだから」
❄️「……!」

 俺、やっぱり、ユリが

 きみが、スキ

ゼ「……そういえば、ユリも雰囲気だいぶ変わったわね」
ユリ「え?」
ゼ「なんか落ち着きと妙な色っぽさと……憂いを帯びたような……その、やっぱり“スグ”のこと、あの時のこと気にしてる……?」
ユリ「ぁっ……!」
❄️「……!」ピクッ
🐶「ん……?」
🍊「ぽに?」

 クソアマが“スグ”と言った瞬間、ユリの顔から血の気が引いたのがすぐにわかった。
 
ユリ「ち、ちがうよ、ゼイユ」
ゼ「ふふ、気を遣わなくていいわよ ありがと」
ユリ「気を遣ってるわけじゃ……!」

 ユリが焦ったように否定するけど、クソアマは困ったように微笑むだけだった。

 “スグ”って、誰?

ゼ「ねえところでさ、“スグ”とは……会った?」
ユリ「え……?まだ……どうかした……?」
ゼ「あ、いや……会ってないならいいんだけど」

?「どうしてこんなこともできないんだよ!!」

ゼ「!?この声……ッ」
ユリ「……ッ」

 この直後、俺とぽにことクソ犬はユリによって無理矢理ボールに戻されたから、この後どうなったのかよくわかってない。

 ただ、その日の夜。

 ユリが高熱を出した。


◽︎


ユリ「ふっ、ぁ"、ぅ"う……
❄️「ユリ、ユリ……ッ」

 ユリが高熱を出した、留学初日に。

🐶「クソガキさま、ほらこれ飲んでください パルデアから持ってきた解熱剤」
ユリ「ぁ、う"、ゔぇ……ぇ」
🐶「ちゃんと飲め しっかり」
🪽「……グルル」オロオロ
🦌「留学初日に張り切りすぎたか坊主……ところで、嬢ちゃんは?何処に行ったノ?」
🎀「姐さんは“ゼイユ”っていう人を呼びに行ってくれてるみたいだから」

 パルデアでもユリは度々高熱を出していたけど、今回は一段と酷い。
 普段なら「あーまたかー😄」で高熱を笑い飛ばして薬もすんなりと飲んでいたユリが、今回は笑い飛ばす元気も無く、薬も吐き戻してしまっている。

 ユリ、どうしたの

 俺はニンゲンのコトがよくわからないから、俺は氷嚢?代わりにユリに寄り添うことしか出来ない。
 
 つらい

 と、そこにぽにこがあのクソアマを連れて戻ってきた。

🍊「ぽに!」
ゼ「ユリ……っ!養護教諭の先生呼んできたから、薬とか色々持ってきてくれるって」
ユリ「ぁ、」
🐶「一応解熱剤は飲ませた」
ゼ「アンタ、手慣れてるわね」
🐶「そりゃクソガキさまの看病担当は俺なんで」
ゼ「へー……?」
コンコン
ゼ「あ!来たわね!」

  間

ゼ「……疲労とストレスが原因の風邪じゃないかって 先生はさっきユリに飲ませた風邪薬を置いていってくれたから、これ飲ませなさい」
🐶「いや、お前から命令されなくても俺たちはちゃんと説明全部聞いていたs」
ゼ「は?何か文句あるわけ?」
🐶「なんでもねえ」
🪽「……
🎀「すげー姫🫨 ヤツフサ相手にもすげー強気」
🍊「ぽにお」ドヤ←『そりゃ私の親友だし』の意
🦌「流石〜😄」

❄️「……
ユリ「ふ、ぁ"、……う"」
❄️「ユリ……

 俺は、うなされているユリの頬をそっと撫でる。
 それに反応したのか、ユリは寝言でこう言った。


ユリ「ごめんなさい……っごめん、っごめんな」


❄️「!ユリ……っ?」

🐶「っ!?」
🪽「!!!」

 ユリはうなされながらひたすら「ごめんなさい」を繰り返す。

❄️「ねぇ、俺の知らないところで何があったノ? ユリ……ユリ……っ!」
ゼ「ユリ……
ゼ「……
ゼ「アンタたち」
❄️「……?」

ゼ「ユリは悪くないの それはわかってあげて」

 クソアマ、“ゼイユ”はそう言うと「あとは任せたわ」と俺たちにユリを任せて部屋を出て行った。

❄️「……ネェ、ユリ、きみに何があったの……?」
ユリ「ふ、ぅ、ごめんなさ、ごめんなさい、ごめっ」

 ユリはひたすらうなされている。

🎀「なぁ、コライドンと姐さんとヤツフサはユリと1番付き合いが長いだろ?それこそ俺よりも」
🪽「……
🎀「ゼイユ姫の出身や、ユリの様子がおかしくなったタイミングを見ていたニフルの話を聞くに“キタカミ”で何かあったんじゃないのか?ユリは」
🎀「だからさ、なんか理由知ってんじゃねえの?お前ら」
🐶「いや……俺自身、復活してクソガキさまにぶちのめされてからのその後に起きたことは全く知らねえし、再会したときにクソガキさまの変貌ぶりにびっくりしてる側だから……正直俺の方が知りてえよ……っ!」
🎀「姐さんは?」
🍊「ぽにぽに……」←『私もお面を取り戻すこととユリと家族になることに夢中になっていたからよくわからない……』の意
🎀「コライドンは?」
🪽「……」(スマホロトムに目配せ)
📱「『わからない』『俺』『凶暴』『その時』『無い』『余裕』『気遣う』『出来なかった』……ってコライドンは入力したロト」
🎀「そっか〜……

 シティのクソボケは項垂れる。
 俺も3人に呆れ果てた。

🎀「そんでもって同じく最古参のアギャスは言葉通じねえしなんなら爆睡中だし、唯一言葉が通じるかつ最古参のこの3人が知らないってなるとどうしようもな……ん?」
🐶「……あ!」
🪽「……!」
🍊「……ぽに!」
❄️「……?」

 が、こいつら、何かを思い出したかのように4匹で顔を見合わせた。

🐶「……おい、シティ、“あいつ”だ、あいつらなら知ってるんじゃねえか……?」
🎀「あぁ、あいつらだ!誰よりも1番最初にユリの家族に加わって、そして常に正気でユリの旅にずっと同行してた……

「「“ムスペル”と“レーギャルン”!!」」

🍊「ぽに!」
🪽「グルルッッッッッ!!!」

❄️「……え?あいつユリの最初のポケモンなの?」

 “ムスペル”、ラウドボーンのムスペル。
 と、それに付き添う小鳥の“レーギャルン”。

 ユリの家族の中でかつていちばん強かったやつ。
 今は俺が1番強いけど。

 こいつらの話を聞くと、どうやらあいつらはそれこそコライドンやぽにこ、アギャスよりも先にユリと出会って家族になっていたらしい。 ムカつくな。
 で、あいつらはユリの旅をはじまりから全てを見てきたらしい。 ほんとうにムカつくな?

 だからあいつらに話を聞けばわかるんじゃないかって4匹は言ってるケド……

🐶「問題は、あいつら今ボックスにいることなんだよな……
🎀「聞こうにも聞きに行けねえじゃん……

 そう、あいつらは今ボックスにいる。
 
 ユリは留学前に「今回はムスペルたちの力を借りずに頑張りたい」と意味深なことを言ってあいつらをボックスに預けた。
 その時のアイツは「……チッ、しゃーないのう それなら酒とツマミをもたせんかい」と言ってやけに素直にボックスに行った。

 そして、ボックスはニンゲンのトレーナー本人にしか操作出来ない。

 つまり、俺たちがこっそりアイツらをボックスから出すことも、俺たちがユリに内緒でこっそりボックスに行くのも不可能。


🐶「どうすんだよこれ……
🎀「あ"ーーーどうしよ……

 あいつが俺ノ知らないユリを知っている?
 ユリの苦しみの原因を知っている?

 俺はアイツが嫌いだけど……

❄️「……ユリ」

❄️「俺、きみのことがもっと知りたい……誰でもいいから教えてよ、ユリのことを……っ」


??「……


 部屋の外で、誰かが聞き耳を立てていたのを、俺はずっと気がついていた。



◽︎

つづく