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net20156
2025-04-19 23:01:41
1441文字
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第16回五歌ワンドロワンライ お題「デコルテ」
~医務室にて~
「歌姫先輩、いつもネッククリームとかお手入れ欠かさないですよね」
「年齢はデコルテに出るのよ
……
」
「でも前よりかなり化粧品にお金かけてません?こないだ一緒に行った時、デパコスも結構選んでましたし」
「いやー、まあ、ほら、三十路はいろいろとケアしないとね!!」
「半年前からですよね。五条が浮かれ始めた頃から?」
「
………
」
「バレバレですって、先輩」
「
………
ごめん、硝子
……
言おう言おうと思ってたんだけど
……
」
「まあ言い出しにくい気持ちは十分わかります。で、ケアに念入りなのは五条のためです?」
「
―――
あいつ、近くで見るとめちゃくちゃ肌とか奇麗なのよ。毛穴どこ!?って感じで」
「毛穴」
「そう!!もうシミひとつなくてすべすべで顔だけじゃなくて全身」
「それ以上はいいです」
「いや今までは3歳差とか全然気にしてなかったんだけど
……
。いざそーゆーことになるとやっぱ20代の頃とは色々違うことに気付いてしまったのよ」
「まああいつは歳の差とか全然気にしてないと思いますけどね。その証拠に昔から敬語のひとつも使わないじゃないですか」
「それもそうね。
―――
でも」
「?」
「こないだ言われたの。『年甲斐もなくそんなに肩とかデコルテ出さない方がいいよ』って。年甲斐もなくって何よ!? やっぱ若い方がいいわけ!?」
「いやー
…
それは別の意味で見せたくなかっただけじゃないですかね
……
」
「?」
「とにかく歌姫先輩はすごく綺麗だしお肌もきめ細かいし脱いだら結構巨乳ですし」
「硝子!」
「そのままでいいってことです。でも先輩と化粧品見に行くのは楽しいんで、いいネッククリーム教えてください」
「ありがと!硝子愛してるー!!ごめんね、仕事中なのに邪魔して」
「今夜は呑みにはいけません?」
「あー、ごめん、今日は
…
」
「五条の先約ですか」
「来週の五条の誕生日、あいつ海外出張だから今日は絶対空けててって言われてて。まあ30歳になる記念の年だし、たまには先にマンション行ってご飯作ってやろうかなって」
「歌姫先輩が手料理ってめずらしいですね」
「うーん、前に一度だけおつまみレベルの出したらえらく喜ばれちゃって。だから甘めに作れるようにちょっと練習したのよね。実はケーキも買ってきたから、たまにはこっちからサプライズしてやろうと思って」
「もしかしてこないだ一緒に買ったセクシーなランジェリーもサプライズです?」
「いやそのあれはノリで買っただけで」
「いいじゃないですか。あの青の上下セット、すっごく先輩に似合うと思いますよ」
「そ、そっか、あり、がと
……
」
「じゃあ呑みは次の出張の時にぜひ」
「もちろん!その時は硝子が先約だからね。じゃ!」
「
―――
だそうだ」
「~~~~
…
っ、僕の彼女可愛すぎない???」
「ここのベッドは仮眠室じゃないって何度言えば分かるんだ」
「まあそのおかげで歌姫のノロケ聞けたし?」
「なにが"年甲斐もなく"だ。先輩を不安にさせたら、お前のご自慢のブツ切り落とすぞ」
「こわっ。じゃあさっさと退散して、可愛い彼女のサプライズを受けに行きますか~。はー歌姫のエロい下着楽しみ」
「どーせよからぬこと考えてるんだろ」
「えー、なにそれ分かんなーい。僕はただ指輪用意して結納と入籍の日取りを実家に根回ししてるだけだよ~」
「きも」
「歌姫逃がすつもりは微塵もないんで」
「こわ」
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