ふみか
2025-04-16 00:09:02
2005文字
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謎時空ケモショタおにのファイアナ+モスアナ。




今日も❄️🐆🌿の研究部屋に遊びに行く🐺☀️と🦁🍷だが、どうやら🌿は本に集中してるみたいで、邪魔しちゃダメだよねと2匹はちょっと離れたところでしばらくお話しをしていた。


「それでさ、.....あ、🍷見て」


☀️の指してる方向を見ると、なんと🌿は自分のふわふわしっぽを咥えながら本を読んでる。🌿のしっぽはとても長くてしなやかだ。こだわり◎手入れにより毛艶が良く、手触りが最高な🌿のご自慢のしっぽなのである。

『雪ヒョウ族は自分のしっぽを噛む習性がありますが、彼らは何故しっぽを噛むのか、いまだはっきりしていません。一説によると寂しさを凌ぐための行動か、また一説ではリラックスを目的として行われるとか。』

と、昔雪ヒョウ族同級生がしっぽを咥えながら試験勉強をしているのを見かけたことを🌿に話したら教えてくれた。


「🌿先生がしっぽを噛んでるの初めて見たかも...てことは、🌿先生今寂しいの?」
「本を読んでいるから、寂しくないんじゃないか」
「それもそっか!先生は本大好きだもんな!」
「とてもリラックスしてるから無意識に噛んでいると思う」
「へぇ〜......なんかズルい」
「なにが」
「だって先生いつもしっぽを触らせてくれないじゃないか!それなのにこっそりしっぽをはむはむするなんて!ズルい!」
「なんだその理屈は。そんなことを言うから🌿に子供だと言われるんだ」
「子供だもん!」
「まったく...あ」
「なに?どうしたんだい?」
「寝た。🌿が」
「うそ!?....本当だぁ」



どうやら2匹が話し込んでるいるうちに、当事者である🌿は寝てしまったようだ。起こさないように静か〜に近づいてみると、🌿はふわふわなしっぽを抱き枕にして、光避けのためかその先っちょでお顔を隠してスースーと寝てる。



「いいなぁ〜僕も先生のもふもふしっぽを触りたい!」
「おいっ声が大きいぞ」
「ご、ごめん...🌿先生も寝るんだね。なんだか不思議な感じ」
「生き物だから当然だろう、何馬鹿なことを言ってるんだ。はぁ....」
「ねぇ見て🍷。先生の目の下にクマがある。昨夜寝てないのかなぁ...」
「🌿のことだ、きっと研究が上手くいって、何日も徹夜してたんだろう。」
「そうかもしれないね。あっ!先生はこの後授業ないみたいだし、このまま寝かせようう!」
「そうだな。」


🍷はダンスから🌿のお気に入り大地獣ブランケットを取り出し、よいしょっと丸まって寝る🌿の体に優しく掛けた。よし、邪魔していけないから俺たちも帰るか、と☀️の方を見ると何故か☀️がブランケットの下に潜ろうとしてた。


「は!?貴様何をやってる!」
「うーん...ちょっとねむくなってきたから....ふぁ〜....おやすみ...」
「おいっ寝るな!」
『スースー』
「寝るの早すぎるだろ...」


起きる気配一切無しの🌿と5秒で寝落ちた☀️につられて、🍷はふぁ〜と小さなあくびをして、うとうとし始めた。

かぜをひかないようにふとんにはいらないと。

薄れゆく意識の中でなんとか暖かい場所へ移動して、🍷も静かに眠りに着いた。










「....っ......あ」


目を開くと周りが真っ暗だ。
ここは、研究部屋だ。
何日も徹夜をしていたせいか、どうやら自分は読書してる途中に寝落ちしまっていたようだ。寝落ちはよくあることだ。いつもならすぐ寒くなって目が覚めてしまうが、何者かがブランケットを掛けてくれたお陰で、今日は珍しくたっぷり眠れた。


🌿の研究部屋に入れる人は限られてる。
助手の🦄。ただ彼女は今長期休暇中で不在だ。例えそうじゃなくても、彼女は🌿にブランケットを掛けないどころ、寝るならベッドで寝てください!お家へ帰ってください!と説教してくるか容疑者リストから除外する。
安全のため、一応樹庭総管理室にもこの部屋の合鍵を置いてあるが、異端思想を持つ嫌われ者の部屋に入ろうとする人はいないから樹庭の事務員ではないだろう。
では犯人は物好きな学生か、それとも外部の人間か.....


いや、これ以上考えるのも馬鹿馬鹿しい。
犯人はきっとブランケットの下で🌿にピッタリくっついてる二つの体温だろう。ブランケットをそっと上げると、子オオカミは🌿の長いしっぽを抱いてぐーすか寝てるし、後ろを見ると子獅子は自分の背中に引っ付いて静かに寝てる。

「まったく...」

ここへ来るのは構いませんが、空が暗くなる前に必ず家へ帰ること、と何度も言ってるのに約束を守る気配が一切ない子たちだ。🍷はしっかり者だから、おおかた☀️が寝ちゃって、それに釣られて🍷も寝てしまっただろう。




2匹の安心し切った可愛い寝顔を見て、またちょっと眠くなってきた。
次起きたら、しっかり説教をしなくては。








おやすみなさい。