かなえ。
2025-04-15 22:24:05
1015文字
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シリアスパートぶち壊しのネタSS(スリーがエアー)

付き合ってるスリゼロ前提。トロイさん衝撃発言(笑)で思いついたネタ。まさにイベストのシリアスパートぶち壊し。

GARDENで行われた賭けに関してはそうだったら面白いなーってずっと思ってて。ちなみに胴元は運命ちゃん(スリゼロ推し)

「やだゼロ。パンツ見えるよ?」

 脚を組んだゼロにトロイメライが呆れ声で肩を竦める。地下に続くエレベーターに乗るのは運命、ゼロ、スリー、トロイメライの4人。

「殿方もいたな?」

 下着だろうが素肌だろうが、見せる事にあまり抵抗のないゼロだが、スリーが目線を外した事に気付き大人しく脚を下ろした。

「あれ? スリー随分紳士だねー? ゼロのパンツはいつも見てるよね?」

 ゼロとスリーが付き合っているのはGARDENに所属する者なら全員が知っている。なんせ二人が付き合うかどうかで大規模な賭けが行われたからだ。
 ちなみにトロイメライは『成就しない』方に賭けたので少し損をした。
 そんな怨みを少し込めて笑うがスリーは頑なに沈黙を守っている。

「あー……とりあえずそっとしといてあげて」

 微妙な沈黙を破ったのは運命だった。言葉の意味もわからず、トロイメライはこてんと首を傾げた。

……まだキヨイオツキアイってことー?」
「そうじゃなくって」

 こそこそと内緒話の体裁を取るがそれは狭いエレベーター内での会話。モーター音にかき消されることなく当事者二人の耳にも届いてはいる。

「さすがに組織内でいちゃつくのは避けてたみたい。舎弟たちは誰も二人が付き合ってるって知らなかったよ」
「えー……そんなの意味あるのー?」
「いちゃつくとか言うな。敵地に乗り込んだようなものだぞ? そんな隙を見せるような真似……そうだろう、スリー?」

 さすがに好き勝手想像されるのも言われるのも嫌になったゼロが口を挟む。

「スリー?」
……あれー? なんか震えてないー?」

 普段ならゼロに名前を呼ばれれば喰い気味に返事を返すスリーがいつまでたっても返事すらしないので訝しんだトロイメライが背中を向けているスリーの顔を覗き込み、ぷっと吹き出した。

「運命ちゃん、運命ちゃん。これって、あれだよねー?」
「GARDENに戻ったら二人が何日寝室から出てこないか賭ける? ちなみに私は三日かな」
「えぇーケダモノ過ぎて草生えるー」
「運命! トロイメライ! 勝手なことを言うな! スリーも! ここは戦場だ!」

 ケラケラと笑う運命とトロイメライ。何かと戦っているスリー。怒っているゼロ。
 混沌とした空気を醸し出したエレベーターはまだ止まる気配を見せなかった。



(切腹モノですね、すみません)