てくてく
2025-04-13 23:26:29
522文字
Public 【父と娘の二人旅】のあれそれ
 

【創作】アルクト過去のあれそれ

ふわっとしたメモ(ぽえむ

最初に『綺麗』だと思ったのは龍。
神々しいその美しさに目を奪われ、感動した。
僕がその事を告げると、微笑みながら「有難う」と言われた。

最初に『格好良い』と思ったのは獣人の男性。
しなやかな動きと圧倒的な力で敵を捩じ伏せた。
僕が礼を言うと、少し照れくさそうに「気にするな」と言った。

最初に『愛らしい』と思ったのは不定形の生き物。
襲われているところを助けたら懐かれた。
一緒に野原を駆け回るのが楽しかった。

最初に『恋をした』のは遠い声たち。
彼の彼女の優しい声を、少しでも長く、聞きたくて、
眠るのさえ、忘れて、手を、伸ば、し、て……そして現実世界に引き戻された。


初めて『付き合った』のはヒト族の女の子。
とても優しく可愛らしい子だった。
だけど寿命で亡くなってしまった。

次に『一緒にいた』のは異種族の男性。
気さくで明るく正義感があった。
程なくして戦が始まり、ついに帰ってこなかった。

そのすぐ後に『出会った』のは同族の男。
でもどうやら僕を利用して欲の捌け口にしたかっただけらしい。


……そして『助けてくれた』のがケイリューン。
彼は命の恩人で、先輩で、良き友人だ。

彼は今、どこにいるのだろうか。