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限界馬鹿夢女
2025-04-13 02:47:43
4662文字
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ヤツユリのはじまり(多分つづく?)
書き始めたら止まらなくなって4000文字突破したので取り急ぎ🫨🫨🫨
ユリ兄さん、出会った時に割ととんでもなく酷いこと言ってるんですよね、ヤツフサくんに
んでもってライじろくんとユダセロちゃん要素も入れたいので多分つづく🫨
余談ですがムスペルくんとレーギャルンは『ラウドボーン』とその『小鳥』です。
んでもって前世ひろず組、つまり正真正銘あの2人です。
⚠️
ヤツユリの出会い
ヤツフサくん視点
『クソガキ』さま回
俺は二度、『魔物』と『魔性』に出会った。
俺の愛しの番、“クソガキさま”と俺の馴れ初め話を聞いてほしい。
俺はかつて、“姉御”ことオーガポンに仲間共々頭をかち割られ、一度死んだはずだった。
が、どういう運命の悪戯か、俺と仲間たちの命は数百年の時を経て再び蘇り、この世界の空気を再び吸うことが許された。
蘇った俺たちは何故か村人たちの熱烈な歓迎を受け(なんで
……
?)坊ちゃんが欲しがっていたお面を受け取って体力をつけてからオーガポンの家に向かい、“坊ちゃん”の行方を問い質した。
そのときだ、クソガキさまと出会ったのは。
……
いや、正確には蘇ったときにはもう既に出会っていたんだけど。
でも、その時の俺は坊ちゃんのことで頭がいっぱいで、クソガキさまがその場にいたことすら気が付かなかった。
俺がクソガキさまの家族になったあと「あのときがお前とのはじめましてだったな」と言われた時は、驚きすぎて食べていた餅を喉に詰まらせかけた。
話を戻す。
俺たちがオーガポンに坊ちゃんの行方を無理矢理聞き出そうとした時に、やけに生意気な顔で俺たちをニヤニヤと見つめているガキが
「いい歳した奴らが揃いも揃って弱いものいじめかよ? だっせ(笑)」
と煽ってきた。
そう、このクソ生意気なガキが、後に俺の番となる“ユリ”だ。
俺がユリを“クソガキさま”と呼ぶ理由、それは
『俺と最初に出会った時のユリは本当にクソ生意気なクソガキだったから』
だ。
これまた俺がユリの家族に加わったあとに聞かされたが、あの時のユリは双子の妹でチャンピオンの“スズラン”に「私の兄さんは最強で無敵だからね♡」とたくさんおだてられ下駄も履かされ、妹さまの手によって最強になった楽園の守護竜のアイツとユリの1番最初の家族である自称炎神の2匹を引き連れていて、新米トレーナーなのにも関わらずその辺のトレーナーやポケモンたちを文字通りワンパンしてきて、調子に乗りまくっていた時期だったらしい。
で、クソガキさまが俺たちを煽った直後に変な短気女と陰気な少年がクソガキさまに加勢してきたので、俺たちは一旦お面を持って坊ちゃんを探しに行くことにした。
逃げるが勝ち。
そのあとだ、ひとつめの問題の事件が起きたのは。
「坊ちゃん!! イイネイヌはここに居ます!! お面も再び確保しました!! どうか出てきてください!! 坊ちゃん
……
ッ!!」
3匹でお面を持って坊ちゃんを探せば、坊ちゃんは俺たちとお面に反応して出てきてくれるはず。
坊ちゃんは怖がりな性格で、俺たち以外の前だと殻に閉じこもって酷く怯えてしまうから。
きっと坊ちゃんはこの地の何処かで殻に閉じこもり、泣きじゃくりながら俺たちのことを待っているはず。
ちょうど村人から振る舞われた餅のおかげで俺たちの図体は大きくなっているから、これならきっと坊ちゃんも俺たちに気付きやすい。
3匹で手分けして坊ちゃんを探しに各地に散らばった。
そこに先ほどのクソガキが現れて、俺に向かってこう言った。
「ッギャハハハッッッッ!!!! これマジ? (笑)上半身に比べて下半身が貧弱すぎるだろ!? (爆笑)」
……
は?
こいつ、今、なんて?
「最初から薄々思っていたけどでかくなったことで更に強調されてるじゃねえか!! ギャハハハ!!!!」
「ユリ、あんたねえ〜」
「え? ゼイユも思わねえ?(笑)オーガポンもそう思うよなぁ?」
「ぽに
……
?」
短気そうな女とオーガポンは困ったように首を傾げる。
今、こいつなんて言った?
坊ちゃんからもらったこの身体を、こいつは、今
「そこのお前
……
ッ、今、なんて言った
……
? 俺のこの身体を、今、なんて」
怒りに身を震わせながら、目の前のクソガキに問いかける。
するとクソガキは邪悪な笑みを浮かべてこう返してきた。
「え? 聞こえなかったか? それならもう一回言ってやるよ、“上比下貧野郎”! ギャハハハ!!(笑)」
ころす
殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すコロスッッッッッッッッ!!!!!!!!!
俺だけが馬鹿にされる分にはいい、だけど、坊ちゃんからもらったこの身体を馬鹿にされるのは、許せない。
こいつを、このクソガキを、殺す
あぁ、それかこのクソガキの首に俺とお揃いの首輪をつけて俺の“飼い犬”にして尊厳を破壊するのもいいな。
なんにせよ
「このクソガキッッッッ!!!! 叩き潰してやるッッッッ!!!!!」
俺は頭に血がのぼり、我も忘れてクソガキに飛びかかった。
そのときの奴の表情は
「いいねぇ、その顔
……
! 下半身だけじゃなく頭まで貧弱なのは勘弁な〜?(爆笑)
……
少しは“俺たち”を楽しませてくれよ? なあ?
……
“ムスペル”! “レーギャルン”! 『フレアソング』ッッッッ!!」
『魔物』そのものだった。
「ッハハハハ!(笑)どうした? もう終わりか? つまんねぇなぁ、弱い犬ほどよく吠えるってな(笑)」
何が起きた?
悪魔の舌が獲物を丸呑みするかの如く、業火が俺の身を包み地面に叩きつけた。
起き上がれない。
オーガポンに頭をかち割られた時よりも痛い。
「
……
っと、お面は無事だな。流石オーガポンのお面、丈夫だぜ」
「ちょっとユリ、とどめはリーダーにゆずんなさいよね!」
「チッ、うっせーなゼイユ。俺のムスペルとレーギャルンのコンビに勝ててから言えよそういうの」
「ちっ、しょーもな。今回もまた戦りがいのないヒヨッコモヤシじゃ。いい加減もっとおもろい相手を連れてこんかい! ガキ」
「はぁ? うっせーよムスペル! 俺に言うんじゃねえよそういうの! 俺に突っかかってくるやつがヒヨッコモヤシばっかりなのがいけねえんだろうが?!」
「
……
はぁ、“前世”の時と今、どっちがマシかしら」
「ぽに〜?」
「
……
貴女は気にしなくていいわ」
倒れている俺の横で、奴らがごちゃごちゃと煩い。
そして、クソガキは倒れている俺に近付いてきて俺の顔を覗き込みながら満面の笑みでこう言った。
「機会があればまた会おうぜ、イイネイヌ」
殺す
殺す
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すッッッッッッッッ!!!!!!!!!!
「このクソガキ、いつか絶対殺す
……
ッ!!」
荒地を去る魔物たちの足音を聞きながら、地に伏せた俺は静かに歯を食いしばり己の弱さを痛感した。
あれから数ヶ月
お面を奪われ、マシマシラとキチキギスに合わせる顔が無い俺は、ひとり荒地で日々黙々と特訓を重ねていた。
あのクソガキは「また会おうぜ」と言った。
つまり、いつかあいつは、俺に会いにこの荒地にやってくる、はず。多分。
それなら今度こそあのクソガキをわからせて、殺すか俺の飼い犬にするか、どちらにせよあのクソガキにリベンジを果たしてからお面も奪い返して仲間と合流して坊ちゃんを探そう。
日々の特訓のおかげで今の俺は荒地に棲む強者と呼ばれるポケモン全員を捩じ伏せて、この地の“ヌシ”と呼ばれるようになっていた。
これなら、これなら!!
そのときだ、あの時の忘れられない足音が、俺に近付いてきた。
振り返るとそこには
「
……
ッは、待っていたぜ“クソガキ”
……
ッッ!!」
あのクソガキが俺の目の前に立っていた。
が、しかし
「
……
?」
なんか、その
(雰囲気が
……
)
かつての『魔物』は
「ひさしぶり、その、お前に俺の『家族』になってほしくて来た。
……
へへ」
『魔性』へと進化していた。
これが、後の番となるクソガキさまと俺の二度目の『はじめまして』だった。
以下おまけ(ユリ兄さん視点)
「う〜ん」
「グルル
……
ッ」
「ぽに〜?」
「なんだよユリ、珍しく図鑑を見ながら考え事して」
「あぁいや、ちょっとな」
キタカミから帰った後、俺はパルデアで“宝探し”の続きをしていた。
キタカミで色々あった後に俺はトレーナーとしての自信を無くし自主退学をしかけたけど、その時に出会った同期2人の友達である『ライ』と『セロリ』のおかげでなんとかトレーナーを辞めずに済んだ。
で、今の俺はミライドンとムスペル(とレーギャルン)、コライドン、オーガポンことぽにこ、そして新たな家族であるシティと共にジム巡りをしているんだけど
……
「なんか足りねえよなぁ」
「おっ、どうしたんだよ」
「いや、あと2匹足りねえよな、俺の家族」
「あぁなんだパーティメンバーのことかよ? あの自称炎神が居れば大体敵なしじゃねーのか」
そう、パーティメンバーがあと2匹足りない。
俺は『癖の強い面白いやつ』と家族になりたいから、道中で色んなポケモンたちと出会ったけど、結局キタカミのあとに家族になってもらったのはシティことニンフィアだけ。
ムスペルは強すぎるし、コライドンは普段は俺に懐いているけどバトルの時になると俺の言うことを聞かずに自傷行為に走るから、なるべくシティとぽにこの2匹だけで戦ってはいたけど
「あと2匹、家族が欲しいなぁ、おもしろいやつ」
「だから自称炎神がいるからもう必要ねーだろ」
シティはこう言うけど、そういうのは関係なしに
(『家族』が欲しいんだよな)
「あ"〜? なんじゃ喧嘩か?」
「あームスペル違う違う。ほら、ミライドンがムスペルと遊びたいってさ」
「(`・ω・´)」
「おっ、なんじゃ力比べか? かかかっ! 世界の果てまで投げ飛ばしたる! かかってこい!」
「(`・ω・´)✨」
ムスペルとミライドンの相撲を微笑ましく眺めながら、俺は新たな家族の候補を考える。
と
ふと
「相撲
……
?格闘
……
?かくとう
……
?
……
あ!!」
そうだ
あいつがいい
俺、あいつと家族になりたい
あいつが俺の家族になってくれたら、きっと、この先の俺の人生はもっと面白いことになるはず!
そう、あのときの、
真夏の太陽のようにギラギラと目を光らせていたあいつ!
「イイネイヌ!!」
近くに居たぽにこに「正気か?」という目を向けられたが、俺の頭の中はもうイイネイヌのことしか無かった。
「よし! みんな!今から飛行機に乗ってキタカミに行くぞ!」
「はぁ!? なんで!? 唐突すぎんだろ!?しかもキタカミisドコ!?」
「グルル
……
?」
「あ"ー?またしょーもないないこと思いついたんか?」
「٩( 'ω' )و」
「ぽに
……
」
「
……
仕方ないわ」
つづく?
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