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ortensia
2025-04-11 15:28:59
1094文字
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傭リ
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いせかいとりっぷしたよーり(?) たぶん現(?)パロ前提のファンタジー(???)
ふわっと読んでください。
異世界トリップはそう珍しいものでも無いらしい。なぜなら、まず、おれ自身がそうだからだ。
「わたし、異世界トリップしてしまったみたいなんです〜!」
「そうか。」
そう思っているのは、今のところ自分だけなのかもしれないが。
「
……
あなた、わたしの言うこと信じてくださるのですか?」
「それが真実でも虚実でも、今ここであんたが路頭に迷っているのが事実だからな。と言うか」
「おまえ、面白いひとですね!良いでしょう、わたしが異世界のこと、色々教えて差し上げますよ!この世界の動力源はなんです?エレキって分かります?芸術はどこまで進歩しましたか?美術館はあります?蓄音機は?進化論ってご存知?地球は丸いんですよ?まだ地動説を信じていますか?神を名乗る存在はいますか?狩猟生活は卒業してますか?統治者は?サロンはありますか?」
紛れもなく異世界トリップした当の本人の、今まさに目の前にいる男からは、同意を得られそうも無い。自分の知識のほうがこちらより発展した時代のものだと思い、精査しようとして来る。
この世界の話で言えば、確かに少し時代遅れに感じるので、間違っちゃいない。相手が同じ立場の者でなければの話だが。
「
……
おまえは元の生活が出来そうにないが、その記憶があれば、この世界でも出来ることはあるかもしれないな。おれもそうしている。」
実際、自分自身はこの世界の文化レベルに頓着せず、自分が元の世界で持っていた知識で生活している。そのせいでこの世界の人間達からは、奇妙な目で見られて嫌厭されているが。ただ、土地の権利の主張などはされないので、生活圏が確保出来るのは、ありがたい。
「へえ、確かに、招いてくださった、このおまえの家を見るに、まあまあ工夫して暮らしてらっしゃるみたいじゃありませんか。」
「
……
おれは傭兵だったから、おまえの求める生活水準と、おれが充分だと思うものは違うかもしれないが
……
。」
「傭兵?この世界の傭兵は、随分なアイディアマンがいたものですね。わたしの世界にあったものと似たものもありそうです。」
「いや
……
、ただ、野宿はよくしていて、必要とあらば自作する必要性もあったから。」
まあ、同じ世界からトリップして来た確証もないが。
「この世界に来たしたばかりですが、もう故郷のロンドンが懐かしい気がします
……
。」
うわ、覚えのある地名が出て来た。
おれがイギリス軍に安賃金でこき使われてたことは言いたくないな。
「そうか
……
。」
「でも!異世界トリップなんて滅多にないんですから、帰りたいとは思いませんね!」
本当に、滅多にないことなのだろうか。
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いつもリアクション絵文字等ありがとうございます。
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