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項
2025-04-07 16:22:13
2885文字
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感想
ストレイチルドレンの感想だよ。ネタバレだよ。
キノコの谷で長らく止まった後ようやくクリアしました、ストレイチルドレン。
進める度に気持ちが落ち込みながらも、オトナを成仏させることでなにかを許されたような気持ちになる謎のゲームでありました
…
。
キノコの谷までは不殺チャレンジ、諦めてからは全成仏チャレンジ、扉の鍵(招待状?)を取得しそびれてからはクリアすることを目標に攻略サイトとお友達で進め、なんとかクリアできました。わぁい。
なにかとめんどくさいゲームなので、めんどくさいことや人間のめんどくさい部分が好きな人間には向いているゲームかなと思いました。
でも居場所にはなってくれないゲーム。「つらいときはここに帰ってきていいんだよ」とは言ってくれないゲーム。「何しに来たの?」と手酷く当たってくるゲーム。でも「THANKS YOUR PLAYING」。んにぁ
・プラットフォーム
プラットフォームって、駅のホームって意味と、ソフトウェアの基盤とかの意味の両方があるのね。それぞれのソフトウェアは異なるプラットフォームでないと起動しない、だから別のホームからの電車に乗る。ホーム自体も家(home)とかぶっているところがいいね。(そもそもが原義として同じなのかもしれないが)
プラットフォームに今まで成仏させてきたオトナたちが集っていること、そんでそのオトナたちが自分の名前を知っていることに感動しました。お前ら
…
こちらが何を話し掛けようが攻撃を続けていたくせに対話できるようになったんか
…
こっちの存在を認識しているんか
…
人格としての相手の存在を認めているのか
…
。精神状態が安定したんだね。現世へのしがらみが断ち切れたんだね。よかったね。
ボスとしての身体しか知らず、また現実世界の姿もずかんのイラストでしか知らなかったので、ドット絵でゲーム上に存在してくれているのがすごーく良かったです。
成仏させられなかったオトナはゲームの中に残り続けるんだろうなと思うと
…
ごめんな
…
。
トミー、そうだねきみはトミーだね。自己紹介できてえらいね。すごいぞトミー。
最後の父親との会話で、「ともだちができるといいな」と言われたが、主人公にはこれだけたくさんのともだちができたんだろうなあ、よかったなあ、と思いました。
湖に氷漬けにされた友達が心残りだよ父さん。やったあ!眠り放題だ!
あれ、コドモたちも地上に出て行ったんだっけ
…
?どういうメカニズムなんだい、父さん?
・ナニカとは
ナニカ、胎児の形状をしているので、ジェムは胎盤(栄養源)なんですかね。目が虚で怖い。
ダメージの蓄積で機械化していくのはまだいいんだが、頭部が増えるのは何の表現なんだい?
基盤データによるとナニカはプログラムのバグだと言う。
自分の印象では、恐怖の対象ということで「自分はこのままでいいのだろうか」「自分は今までなにをやってきたのだろうか」という、今までの過去の全否定その感情そのものなのかなあと思ったりしました。生命体として遡れる過去の原点、誕生の時点、が恐怖の対象として表現されている?
ナニカを殺すことはできる。ナニカは成仏させられない。ナニカは、ゲームを終わらせたとしても、主人公が世界から抜け出せたとしても、ゲームに残り続ける。
ナニカはプログラムのバグである=ナニカはゲームからなくならない=ゲームからバグはなくならない という直接的な意味だと思うと少し笑えてくる。バグは都度叩くことでした解決できないんよ~。ほなまたね。
・オトナとは
そもそもオトナって何。
プラットフォームの会話だと、それぞれに現世があり、意図していない瞬間に命を落としてしまった人たちなのかと思われるが。
未練があり現世に魂が残ってしまったところ、現世は現世でも電子世界上に残ってしまったぜ~!でも主人公のおかげで成仏できたぜ!ありがとな!ということなのか?
爆弾のおじいちゃんが孫を引き連れて「もう観光バスはこりこりだぜ!」って言ってるのがしんどい。
注文の多いラビリンスのオトナたち、それ以外の世界に比べて割と現状に満足しているオトナが多かったように思うので、成仏させる必要あるのか?とよくわからんかったが、エピソードいろいろ聞けるのは楽しいので良いです。
オトナの中に、穴を掘り続けていたオトナがいたのは笑った。私を地下に落とし続けていたのはお前か。戦闘エンカウントシステムの維持お疲れ様です。
ナニカが現れたことでオトナたちが地下に潜りはじめたんだっけ?よくわかっていない。
・エーン
使えなくなっても増えていくエーン(とジェム)。通過として使えるらしい。お涙頂戴?
ナニカの獲得エーンがmoon(ミカヅキ)の発売年と同一(1997)なのは意味があるのかないのか気になる。
・ケンケン
ケンケン=主人公説をほんのりと考えていたのだが、ゲーム内の情報だけでは真相はわからなかった
…
。
・父親が行方不明になったのは30年前である、30年前は1997年である⇔ゲーム時間が現代とは名言されていない⇔エンディングにスカイツリーありましたが?
・主人公の父親のことをオトンと呼んでいる⇔単に主人公に合わせて言ってくれているだけかもしれない
父親についての手掛かりを見付けた成人主人公(ケンケン)が、過去の自分(ゲーム主人公)を連れて父親の捜索をした物語
…
と思ってるんだけどどうなんでしょう。
ケンケン、「先に行って様子を見てくるわ!」と言いながらどっか行くので頼りになるようでならなくて、どうなんだろうかと思っていたんだが、定期的に会って様子を見てくれるオトナの存在は、コドモにとって大切なものなのかなあ~と思ったり。ヤスヨさんの方がよほど見守ってくれたで。ただヤスヨさんは主人公の手を優しく握ったままぎゅうううううと手放してくれないで。きっと成人になってもコドモ扱いしてくる、それが母親。ほなまたね。
主人公ヤングケアラー説が嫌すぎて推している説ということもあるんですが、どうなんでしょうね。
電車からも一緒に降りてくれなかったし、クレジットにも姿がないし。わからないです、ケンケンさん。
ラスボス戦では桃持ってきてくれてありがとね。ジェムを拾うとHP回復すると思っていた時代がありました。回復しなかった。
主人公がお父さんに会えてよかったなあ、と思います。
主人公の未練もまた、ゲームを通じて成仏ができたのかもしれないね。
ほんとに、落ち込んでいる人間を難易度の高さと陰気な音楽と認知の歪んだ世界観で突き放す変なゲームだったよ。
このゲームができないほど落ち込んでいるんならこっちくんな(休め!寝ろ!)!くらいあるのかもしれない。
奇妙で面白い、そして、理不尽。
オトナたちを救わせながらも、「誰かの注文に応え続ける必要なんてあるんでしょうか?」と看板で尋ねてくる。(全オトナ殺してたらそうでもないだろうが、moonやアンテが発売して長く経った今意図的以外でそう遊ぶプレイヤーもそうそういないのではないか)
変なゲームだねえ。
面白かったです。
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