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三毛田
2025-04-07 14:42:11
1065文字
Public
1000字3
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55 15. 逢えない時間の分だけ
55日目
君に逢いたくなる
タイミングが合えば一緒にいるけれど、合わなければ本当に数日顔を見ることもない。
「寂しいと思ったことはないの?」
「少しはあるけど、あんまりベタベタするのもなんか違うなって」
「ふうん。普段はあんなに丹恒にべったりなのに」
パンケーキを口へ運んだ後、そのままフォークを口に咥え意外であると言外に滲ませる。
「時間の許す限り、ずっと一緒にいるから」
「だから、その反動で。ってこともあるじゃん」
「今のところは大丈夫だし」
そうかなぁ。なんて呟くなの。
本当は、今すぐにでも会いたい。でも、そんながっついたことをしたら、みっともないと思われそうで。
それに、丹恒はベタベタされるの好まない人だし。
口にしたらお前が言うのか。と、睨まれてしまいそうだ。
というか、丹恒と一緒にいてもそこまでベタベタしてるわけではない。
俺は、彼と同じ空間にいることができるだけで幸せだし。
それに。触れたい時は、触れていいかをきちんと確認している。
最近は、一緒に寝てくれるようになったので、それで満足している。多分出来てる。ハズ。
「丹恒って、自ら進んでアーカイブの整理をしてくれてるだけで、本業は護衛だもんね。姫子の護衛、大丈夫かな?」
「二人とも強いから大丈夫だろ」
「喧嘩を売った相手が」
「ああ
……
」
意外と苛烈というか、敵と認識したら手加減しない人らでもある。
丹恒は、あれでも手が早い。姫子は、攻撃ならぬ口撃だ。
頭が良い上に顔もいい人たちだから、余計にダメージが入るだろう。
姫子なんか、ヘルタとちゃんと会話してるから天才の領域までは到達してない感じだけど、俺よりは遥か高みにいる。
「研究者って、頭脳も物理も強くないとなれないのか?」
「頭脳は必要でしょ。物理はわからないけど」
俺が知る頭のいい人たちは、みんな強い気がするけど。物理的にも。
「二人とも早く帰ってこないかな〜」
「寂しいのは、なのじゃん」
「むう。頼んだものが届いたから、姫子にも見てもらいだけですぅ」
「はいはい。そういうことにしておくよ」
「もう!」
なのと会話をしていたら、丹恒に会いたくなっちゃった。
でも、後数日は帰ってこない。
「会いたいよ、丹恒」
部屋に戻り、ベッドに倒れ込んで呟く。
でも、会えない。何となく泣きそうになって、それを我慢しているうちに寝てしまう。
「
……
」
起きたら、目の前に丹恒がいた。
「うえぇ?!」
「二日ほど目を覚ましていないと聞いて、心配した」
「いつ帰ったの?」
「昨日だ」
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